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2009年版 メディカルフィットネス市場の現状と展望

本資料のPDF商品の納期は、お申込み後 2週間程度お時間を頂戴します。 予防・健康事業のひとつとして注目を集めるメディカルフィットネス市場の現状や将来性について調査・分析した。注目市場の最新動向を知るために最適な市場調査レポート。

発刊日 2009年04月30日 体裁 205頁
資料コード C50100900 PDFサイズ
カテゴリ ヘルスケア、医療、医薬、介護、医療機器
調査資料価格 121,000円(税込)~    価格表を開く
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リサーチ内容

第1章 メディカルフィットネス市場が注目を集める背景

1-1 歴史的な背景
  国の財政状態もメタボ! 生活習慣病患者の増加による国民医療費の膨大化
  生活習慣の改善! 疾病予防としての健康増進への転換
  「健康日本21」「健康増進法」…生活習慣改善へ向けての政策プランの打ち出し
  投薬中心の「治療」から運動療法など「予防」へのシフト
  運動療法に対する診療報酬の制定…その後のアップダウン
  運動療法による効果と医療費控除について
  「運動療法処方箋」および「利用証明書」のサンプル
  生活習慣病管理料について
  「生活習慣病管理料」における問題点について
  (別紙様式9)生活習慣病 療養計画書 初回用
  (別紙様式9の2)生活習慣病 療養計画書 継続用
1-2 特定健診・特定保健指導の始まり
  「特定健診」や「特定保健指導」の開始が与える影響
  「国民健康・栄養調査」の結果から見た糖尿病対象者・メタボ対象者の推移
  中高年男性のうち半数がメタボ!?
  「インセンティブ」or「ペナルティ」?
  「低い認知度」「低い実施率」…改善の見通しは?
  国保は「健診項目の減少」、企業は「家族やOB」の問題
  85センチの根拠? 基準の設定における問題
  ミクロ的なレベルでの費用対効果における問題
  医療保険者における多大なコスト負担…指導対象者すべてが受けることは困難?
  「健診・保健指導の実施コスト」と「財政的ペナルティ」との損得勘定
  マクロ的なレベルでの費用対効果の問題
  全てが上手く遂行されたとして、本当に医療費は抑制されるのか?
  医療費低減効果は長期的視点で
  何はともあれ「メタボ」に対する注目度はアップ!
  「メタボ」や「生活習慣病」の啓蒙・浸透についてはメディアの影響が大!
  「メタボ健診」は、これからが本当の意味での正念場
  特定健診・特定保健指導の主要な担い手となる健康保険組合の運営状況は火の車
  特定健診・特定保健指導事業の外部委託、主な委託先は医療機関
  特定健診・特定保健指導におけるアウトソーシング市場
  特定保健指導は「プロセス評価」から「アウトカム評価」へ
  民間事業者の市場参入における意義
  特定保健指導の中心は「運動指導」と「栄養指導」、ITの活用も
  フィットネスクラブは「運動指導」でも「メタボ対策プログラム」でも苦戦気味
  アウトソーシング市場は期待薄? 行政の対応にも留意が必要か?
  企業に「健康会計」導入の動きも、財務余力による温度差は拭えない
  特定保健指導の難しさ、カギは「動機づけ」と「ライフスタイルに応じた支援策」
  保健指導は「かかりつけ医」の長所を発揮できる好機にも
  「企業健保」における「従業員」「会社本体」との三位一体での取り組み
  自治体の取り組みでは、ヒップホップも登場
  食事や運動の強制は非現実的な話、そのための「動機づけ」が差別化要因に
1-3 セルフケア市場の拡大
  「アウトソーシング市場」から「セルフケア市場」へ
  「セルフケア市場」の拡大は? 中高年男性の需要喚起がポイントに
  中高年男性などにおける運動習慣は?
  「セルフケア市場」においても結局は「動機づけ」が必要に
  メタボリックシンドローム関連市場は拡大傾向
  メタボ関連市場・メタボ商戦における「明」「暗」
  食品系は好調も、市場牽引しているのは健康意識の高い層との見方も
  ホームフィットネスの台頭・躍進
  「ジョーバ」や「万歩計」も注目アイテムに
  ランニングブームの到来
  ランニング(マラソン)ビジネスの活況
  「セルフ」の広がり…面倒な「通所」よりも自由な「在宅」で!?
  フィットネスも健診もコンビニ感覚が一番!?
  気分転換に有効? 運動に音楽を取り入れた商品やサービスも
  「楽しさ」と「苦しさ」のバランスの難しさ、「日常生活の延長線上」も重要に
  メディカルフィットネスの登場へ


第2章 メディカルフィットネスとは

メディカルフィットネスとは
メディカルフィットネスの定義づけ
2-1 メディカルフィットネスの狭義領域
  メディカルフィットネスの狭義領域
  「メディカルフィットネス」=「42条施設」ではない
  医療法第42条の条文
  42条施設の開設時期
  42条施設の開設が増えたのは? そして失敗したのは?
  健康増進施設における設立地域の分布と地域的偏在性
  健康増進施設における事業主体
2-2 メディカルフィットネスの広義領域
  メディカルフィットネスの広義領域
  予防区分としての「1次予防」「2次予防」「3次予防」
  「内科的?」「整形外科的?」…診療科別から見た区分
  メディカルフィットネス会員の診療科別の割合は?
  整形外科単科の医療機関における附帯施設は失敗する?
  メディカルフィットネス施設の採算性における具体事例
  後悔? 時代の潮流? 今なら高専賃を…
  大規模病院における戦略の一環として
  医療機関の「フィットネス」、民間フィットネスの「メディカル」への障壁
  健康管理は「幼年期」からの連続性を持った取り組みを
  子供向けの運動指導の必要性、「キッズフィットネス」や「体育家庭教師」の登場
  大学における「体育」の授業が復活傾向に


第3章 民間フィットネスクラブにおける動向

3-1 民間フィットネスクラブにおける一般的な動向
  施設傾向は「三種の神器」から「大型豪華施設」「小型簡易施設」の二極化へ
  「小型フィットネス」「女性専用」「サーキットプログラム」がトレンドに
  「安・近・短」…消費者ニーズにおける「小型化」「コンビニ化」の流れ
  メディカル機能の強化として「メタボリック予防」「介護予防」のプログラム
  マンツーマンで、みっちり指導…「パーソナル」へのニーズ拡大
  中高年の次は、女性と子供がターゲット
  「ヨガ」「ピラティス」など女性の「ヘルス&ビューティ」に応える施設の拡大
  「ジョーバ」専門のフィットネス施設も登場
  「会費収入」頼みの収益構造、その弊害も…
  「企業寿命30年説」に対し、大きく事業構造が変わることなく過ぎた40年
  固定費の重いコスト構造と採算性
  かさむ経費に耐え切れず、月会費の値上げへ
  退会者阻止のために尽力、同好会組織化も
  健康ブーム続くも、フィットネスクラブの市場規模は低成長時代へと突入
  大手フィットネス企業におけるM&Aの活発化により寡占化が顕著に
  パイの奪い合い、会員獲得のための過当競争が過熱化
  日本のフィットネス人口は欧米並みに伸びるのか?
  「若者がフィットネスクラブに来なくなった」
  会員数減少も、会員利用率は増加…コスト効率の悪化が顕著に
  サービス向上のための従業員増員もコスト負担を上げる要因に
  デベロッパー系企業も多いフィットネス業界の施設開発
  鉄道会社による「駅ナカ」「駅ビル」フィットネスクラブも登場
  医療モール併設の「ヘルスケアモール」開発型フィットネスクラブ
  「ショッピングセンター」や「スポーツ関連施設」にもフィットネスを併設
3-2 民間フィットネスクラブにおけるメディカルフィットネス
  民間フィットネスクラブにおけるメディカル分野参入への契機
  メディカル分野への本質的な理解が不足している
  中堅規模以下には厳しい「法人需要」の取り込み
  マシン・スペース・動線・スタッフ…二重コストの壁
  民間フィットネスクラブにおけるメディカル分野への取り組み
  コラボについては「総論OK」「各論NG」の風潮
  立地要因を活かしたソフトな連携が有効か?
  「医療機関」と「フィットネス施設」との提携関係を売りとした施設開発も
  「メディカルフィットネス」で閉塞感の打破を


第4章 民間フィットネスクラブのメディカル分野への取組事例

株式会社コナミスポーツ&ライフ
  SPJ社買収により、メディカルフィットネス分野を強化
  メタボ対策として「6ウィークス」「ターゲティング ウエストプログラム」の開発
  コナミの強みであるITを活用し「健康管理のIT化」を目指す
セントラルスポーツ株式会社
  「メディカル」より「介護予防」に力を入れる
  「介護予防事業」における豊富な受託実績
  提携などにより「メタボ関連事業」も展開
  「メディカルフィットネス」は検討課題ではあるものの、実現は容易ではない
株式会社ルネサンス
  「特定保健指導の先進的実証事業」への取り組み
  特定保健指導では「全日本空輸」「小松製作所」などでの成功実績
  自治体として「佐倉市」における実績、自治体での自立運営を促す
  保健指導は「仕掛け」と「仕組み」がキーポイントに
  「運動指導員の派遣事業」や「ヘルスケアモール構想」も
株式会社ティップネス
  オージースポーツと提携
  メタボ脱出の健康福袋も


第5章 医療機関の運営するメディカルフィットネス

医療機関におけるメディカルフィットネスとしてのプラス面(メリット)
医療機関におけるメディカルフィットネスとしてのマイナス面(デメリット)
ハード面を中心とした問題
ソフト面を中心とした問題
失敗しない秘訣は「中途半端にやらないこと」
「温浴療法施設」も「運動療法施設」と同様に難しい
メディカルフィットネスにも「楽しさ」「快適さ」は必要


第6章 医療機関におけるフィットネス分野への取組事例

医療法人徳洲会 山形徳洲会病院「メディカルフィットネス+スパ ラ・ヴィータ」
  徳洲会グループ初のメディカルフィットネス施設、全国展開も視野に
  運動履歴管理システムの導入によるテーラーメイドの運動指導
  徳洲会としてのメディカルフィットネスの展開は?
ビビットいきいき健康倶楽部(板橋中央総合病院グループ)
  マンション併設型のメディカルフィットネス施設
  「42条施設」からの撤退、そして「民間フィットネスクラブ」での飛躍
  グループ内の健診施設や人間ドックとの連携より出張介護指導に傾注
  ニッチな立地条件も功を奏し、安定的な業績を維持
  質へのこだわり! 運動士派遣は正規職員が対応
  「フィットネスwithメディカル」をコンセプトに、緩やかな連携体制を維持
  「キッズフィットネス」がヒット、地域に根差した取り組みを
医療法人鉄蕉会 亀田クリニック(亀田健康増進センター)
  高齢化が進む地域の「巨大医療タウン」で営まれる「42条施設」
  充実したリハビリテーションの隙間で生まれた予防施設
  アメニティの充実、太平洋を臨む絶景のロケーション
  効率的なフィットネス運営も、収益的には厳しい状況に
  一次予防への取組みとしての「メディカルリゾート」構想
  二次予防への取組みとしての「多科連携」における強み
  三次予防への取組みとしての「老老介護」のための介護者トレーニング
  クリニックでのサポート機能としての「靴外来」
  今後の展開としては「高齢者向けマンション」とのコラボレーションを
メディカルフィットネスあおば(特定医療法人 原土井病院)
  高齢者の多い地域でのメディカルフィットネス、男女構成は誤算も
  高齢者向けに…「見渡しの良いスペース」「低めの強度のマシン機器」
  低料金設定のフィットネス、グループ全体での採算を
  職員確保の一環? 7対1看護体制も維持! 福利厚生も合わせ持つフィットネス機能
  「健診」よりも「保健指導」に注力、フィットネスでの「病診連携」も
武田スポーツ・栄養クリニック
  ピラティスに注目! 「医療」「栄養」「運動」を有機的に結び付ける施設
  クリニック設計における細部までのこだわり
  フィットネスの前?…「プレフィット」の意味するもの
  設備もスタッフも充実、収益面では決して楽な運営にあらず
  ピラティスのリハビリ効果に着目、医療現場に「ピラティス」普及を
  高齢者でも無理なくできる「ピラティス」の効力
  ピラティスをフル活用、収益性にも効果?
メディカルフィットネスViViD(鶴岡協立病院附属クリニック)
  「おくりびと」で話題の山形・庄内地方で行われる「メディカルフィットネス」
  医療生活協同組合ならではの地域密着型健康増進
  「ながら運動」を取り入れ、会員のモチベーションアップ
  医師とのパイプ役を重視! コメディカルの検査技師を運動実践指導者に
医療法人同仁会 京都九条病院(メディカルフィットネスShin‐Shin)
  「42条施設」運営と「MS法人」運営との棲み分け
  「Shin‐Shin」では法人会員獲得に注力、女性モデルを使ったイメージ戦略も
  キャッチフレーズは「Mother Heart Community」
  充実した設備に加え、ソフトの部分への工夫も
  42条施設における今後の主軸は「介護予防事業」
  今後は「健康管理センター」構想、フランチャイズ展開も視野に
財団法人 北陸体力科学研究所(スポーツコミュニティ ダイナミック)
  メディカルフィットネスのフロンティア、42条施設の前段階を行く
  3フロアに及ぶ充実した施設の装備、ランニングトラックも
  アスリート向けの体制も整備、小型フィットネスジムにも食指
  「健康づくり」などにおける自治体や企業との連携・支援
医療法人社団飛翔会(メディカルフィットネスクラブ ウイング呉)
  スポーツ医学に基づく予防医療で、フィットネス施設をドミナント展開
  スポーツ医学の専門家集団、一般から競技者まで幅広く対応
関西医科大学 健康科学センター(関西メディカルフィットネスネットワーク)
  大学病院を中心とした地域における運動療法ネットワーク
株式会社セイジョー(メディカルフィットネス オレオス)
  「大手ドラッグストア」と「医療法人」の共同事業によるメディカルフィットネス
その他の医療機関で行われているメディカルフィットネス
  社会医療法人福島厚生会 健康創造館ホリスティカ(福島県福島市)
  医療法人永慈会 日立メディカルスパクリニック(茨城県日立市)
  医療法人社団心和会 メディカルクリニック八千代(千葉県八千代市)
  医療法人社団 ウェルネスササキクリニック(東京都板橋区)
  医療法人社団和風会 メディカルフィットネスクリニック武蔵境(東京都武蔵野市)
  医療法人 今村クリニック(大阪府大阪市)
  医療法人松徳会グループ(大阪府枚方市)
  医療法人自由会 こうなんクリニック(岡山県岡山市)
  医療法人康仁会 フィットネスP.PTA (愛媛県四国中央市)
  医療法人健豆会 えんどうファミリークリニック(長崎県佐世保市)
  特別医療法人博愛会 さがらクリニック21(鹿児島県鹿児島市)


第7章 メディカルフィットネスにおける問題点と今後の方向性

行政における役割について
これからの医療機関におけるメディカルフィットネスのあり方
これからの民間フィットネスクラブにおけるメディカルフィットネスのあり方
信頼関係に基づいた役割分担と連携体制の必要性
今後、メディカルフィットネス施設は増えるのか?


第8章 関連資料

(関連資料①)健康増進法
(関連資料②)健康増進施設

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