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2010年版 高機能フィルム市場の展望と戦略

本資料のPDF商品の納期は、お申込み後 2週間程度お時間を頂戴します。 タッチパネルやLCD-TVの拡大に伴い、電極・センサー、偏光板などの部材や、保護・離型用などの副資材として使用されるフィルムの需要が急増し、需給バランスは逼迫する傾向にあります。特にITOフィルム、LCDバックライト部材や偏光板プロセス材料などFPD関連フィルムのベースとして幅広く使用されているPETフィルムの供給不足はユーザーである光学部材メーカーの生産にも影響が出てきています。 さらにLCD-TV光源のLED化は部材・副資材の材料・性能・品質への要求変化という大きなインパクトを与えており、偏光板で「第二次材料戦争」とも言える状況になるなど、今後の動向が注目されます。 矢野経済研究所では1986年以降、過去16回にわたり「高機能フィルム市場の展望と戦略」を発刊してまいりました。2009年は太陽電池やリチウムイオン電池など光学以外のマーケットを多く取り上げましたが、今回制作する2010年版では再びFPD関連にフォーカスし、偏光板や位相差フィルム及びそのプロセス材料を中心に掲載いたしました。

発刊日 2010年07月23日 体裁 297頁
資料コード C52105700 PDFサイズ
カテゴリ マテリアル / 海外情報掲載
調査資料価格 165,000円(税込)~    価格表を開く
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(法人内共同利用版)
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リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 偏光板、位相差フィルムと、そのベースであるTACフィルム、製造工程で使用されるプロセス材料(プロテクトフィルム、リリースフィルム)など、LED-TVの拡大で注目されるLCD部材・副資材の動向を調査、分析。
  • 日本、韓国、台湾の主要PETフィルムメーカーに取材。各社の生産体制と今後の増強計画、販売実績推移、注力グレードの動向を掲載。
  • 半導体製造工程テープ(BGテープ、DCテープ、DAF)の動向を掲載。
  • LED-TVの普及・拡大で注目される偏光板の動向。
  • 各用途別市場規模・シェア推移、各社の生産体制・注力する素材や用途・開発の方向性を直接取材により調査、分析。
  • 韓国・台湾、中国等海外企業の現地取材による情報収集。

■本資料の概要

第1章:高機能フィルム市場の展望
第2章:注目される高機能フィルム市場の動向
第3章:PETフィルム市場の徹底分析
第4章:工業用高機能フィルムメーカーの展望と戦略

■掲載内容

第1章:高機能フィルム市場の展望

「価格」で獲れる市場は追わない
最先端・ハイエンド領域にこそ日本の活路がある
「原反」と「加工」の連携・相乗効果による技術力で海外勢を迎え撃て
最先端の技術力で市場を先導しながらのボリュームゾーン取り込みが求められる

第2章:注目される高機能フィルム市場の動向

1.偏光板、偏光板材料
  1-1.偏光板
  LG化学の世界展開強まる、シャープとIPSアルファ向けでも実績
  中国メーカー業績好調、映画館用3Dメガネ向けも盛り上がる
  2012年には2社がTFTに進出も
    (表)偏光板メーカーの年度別売上高推移(偏光板関連事業)
    (図)偏光板メーカーの年度別売上高推移(偏光板関連事業)
    (表)世界主要偏光板メーカーの生産能力推移および能力シェア
    (図)世界主要偏光板メーカーの生産能力推移および能力シェア
    (表)2009年度における偏光板メーカー別LCDモード別生産量
    (表)2010年度における偏光板メーカー別LCDモード別生産量(予測)
    (表)2011年度における偏光板メーカー別LCDモード別生産量(予測)
    (表)日東電工 偏光板生産能力
    (表)住友化学の偏光板生産能力
  1-2.位相差フィルム
  1-2-(1).大型分野
  TN-TFT大型分野では富士フイルム「WV」がスタンダード
  17~20インチクラスのモニターにはそのほとんどに使用
  VA大型分野で三つ巴戦、サムスンに採用でゼオノアが躍進
  IPS 向けは富士フイルム「Z-TAC」が独走続く可能性高まる
    (表)大型LCD(VA)におけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
    (表)大型VA-LCD偏光板メーカーと使用される位相差フィルム(2008年~2009年)
    (表)大型VA-LCD偏光板メーカーと使用される位相差フィルム(2009年~2010年)
    (表)大型VA-LCD偏光板メーカーと使用される位相差フィルム(2010年~2011年)
    (表)大型IPS-LCDにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
    (表)IPS-LCDの偏光板メーカーと使用される位相差フィルム(2008年~2009年)
    (表)IPS-LCDの偏光板メーカーと使用される位相差フィルム(2009年~2010年)
    (表)IPS-LCDの偏光板メーカーと使用される位相差フィルム(2010年~2011年)
  1-2-(2).中小型分野
  STN向け位相差フィルム、新興国需要で微増傾向へ
  サングラス、3Dメガネ、有機EL円偏光板など新規アプリに期待
  もはや差別化が困難なTN-TFT(ECB)、「iPhone4」のIPS採用で市場は縮小へ
  小型VA分野では日本ゼオンが斜め延伸でトップシェアへ
  「iPhone4」も「iPad」もIPS、そのインパクトは他の機種、機器にも及ぶ
    (表)位相差フィルムの価格推移
  1-3.TACフィルム
  新規TACフィルムメーカー製品はTFT用としてはまだ使えない
    (表)富士フイルムとコニカミノルタオプトのTACフィルム生産能力・生産量・稼働率推移
    (表)クラレのPVAフィルムの生産能力推移
  1-4.偏光板プロセス材料
  1-4-(1).プロテクトフィルム
  パネル部材・プロセス材の垂直統合とBuy Korea政策で韓国勢のシェアが拡大
  2010年には全体の20%が韓国製に
  2,000㎜以上の広幅偏光板への対応も進む
    (表)PETプロテクトフィルム主力メーカーの生産体制
    (表)LCD偏光板メーカーにおけるPET系プロテクトフィルムメーカーシェア
  1-4-(2).リリースフィルム(セパレーター)
  TDFの撤退、韓国メーカーの実績拡大でシェアが変動
    (表)主要偏光板メーカーにおけるリリースフィルムメーカーのシェア推移
2.半導体製造工程フィルム市場の動向
  2-1.バックグラインド(BG)テープ
  特別なグレードの開発ではなく、ニーズへの幅広くきめ細かい対応力が差別化のポイントに
    (表)MOSウエハのサイズ別構成比(四半期平均、週単位、実枚数ベース)
    (表)MOSウエハのサイズ別構成比(四半期平均、週単位、8インチ換算ベース)
  2-2.ダイシング(DC)テープ
  2009年には韓国勢が本格参入
  2-3.ダイボンディングテープ(DAF)
  2008年から2009年にかけて韓国勢の参入が本格化
  2010年見込みでは全体の23%が韓国メーカー品に
  ワイヤ埋め込みグレード、薄肉グレードなどパッケージの軽薄短小化に対応する
  グレードへのニーズがさらに高まる
  2-4.ACF
  ディスプレイメーカーの生産性向上につながる低温・短時間グレードの開発進む
    (表)半導体製造工程用テープ主力メーカー各社の生産体制

第3章:PETフィルム市場の徹底分析

PETフィルム市場の徹底分析
  新興国向け需要を中心に光学用PETフィルムの需要が急成長
  ボリュームゾーンでの海外勢のシェア拡大、2010年には日本勢を上回る規模に
  新興国にもハイエンドマーケットは確実に存在、技術力と品質は日本メーカーの生命線
  需給逼迫の中、2012年をメドに各社の設備投資が活発化
  中国における光学グレード生産体制確立への取り組みも注目される
  太陽電池、加飾、タッチパネルなど非光学用途の需要も成長
  1.太陽電池バックシート用フィルム
  2.白色フィルム(バックシート向け以外)
  3.ITOフィルム
  4.易成形、加飾用フィルム
  5.リリースフフィルム
    (表)国内市場におけるメーカー各社のPETフィルム需要分野別動向(2007年~2009年)
    (表)PETフィルム輸出推移(2006年~2009年)
    (表)PETフィルム輸入推移(2006年~2009年)

東レ株式会社
  アジア地区で光学用グレード生産体制を強化
  日本国内は反射板用白色品、太陽電池、易成形など高付加価値品へとシフト
  韓国拠点を先端素材事業の拡大拠点と位置づけ、より一層の事業拡大を図る
  2011年には中国拠点で光学用グレード生産を開始、需要地生産体制を強化
  FPD光学グレードの需要は当分成長が続くと予測
  反射板向け白色グレードのさらなる性能向上にも取り組む
  太陽電池バックシート用グレードは日、欧、マレーシアの3拠点から供給
  易成形・金属調フィルム「PICASUS」は2009年に国内大手メーカーの携帯電話で採用を獲得

三菱樹脂株式会社
  光学用PETフィルムでは品質、供給能力とも圧倒的な強み見せる
  2010年3月、山東工場に光学用新ラインが稼動
  光学用グレードの拠点としては世界最大級規模に
  2010年見込み出荷量は国内向け、輸出とも完全に回復
  主力の光学向けはLED-TV、3D-TVなどの新製品に牽引され好調
  シリコーンコートフィルムは販売量の80%が光学関連向け

帝人デュポンフィルム株式会社
  規模よりも収益重視の展開を推進
  国内外の生産体制再編など合理化と採算性向上に取り組む
  欧米での生産体制を再構築、能力と生産グレードの最適化で2010年は各地ともフル稼働に
  2008~2009年は世界的不況やコンバーターの撤退などでマイナス成長
  LCD反射板や太陽電池バックシートの需要に牽引され白色グレードが順調に拡大
  易成型PET「テフレックス」はメッキ代替フィルム原反としてのポジションを確立
  シリコーンコートフィルムは独自プロセスによる高い生産性を武器に成長

東洋紡績株式会社
  LCD光学関連と平行し太陽電池、加飾など新たな需要分野での展開を強化
  2009年夏以降、光学関連を中心に需要が急回復
  2010年以降は光学グレードの厚肉化がPETフィルム販売量にも影響
  太陽電池バックシート用に耐加水分解グレード「シャインビーム」の販売を開始
  易成型フィルム「ソフトシャイン」はリニューアルグレードを2010年秋に投入

SKC Co.,LTD
  2011年、2012年と2年間で3ラインの設備投資を予定
  水原工場に建設する新ラインは光学、太陽電池などがターゲットに
  中国地域での光学用PETフィルム生産も検討
  工業用販売量に占める光学用の比率は2011年に40%に達する見込み
  太陽電池バックシート用では透明厚物から高付加価値グレードへのシフト進める

TORAY ADVANCED MARWEIALS KOREA Inc.
  2011年の新規設備稼働により光学部材向け供給力が強化
  原反供給不足に対応すべく包装用及び磁気用の販売量を工業用にシフト
  リリースフィルムは2010年末に新ラインが稼動、さらなる実績拡大に期待

KOLON Industries,Inc.
  光学部材、太陽電池バックシート向けなどへの注力で
  PETフィルム事業の付加価値向上を図る
  2009年末に金泉4号機が稼動、光学専用ライン2ライン体制が確立
  2012年下期をメドにさらなる能力拡大を検討中
  工業用販売量に占める光学用の比率は2010年には45%弱に達する見込み
  太陽電池バックシート用では付加価値を付与したグレード開発を推進

南亜塑膠股フェン有限公司(NANYA PLASTICS CORPORATION)
  光学用PETフィルム専用ラインの新設を検討
  光学分野での供給能力拡大を目指し新規ラインの建設を検討
  2010年中に結論を出し、2012年中の稼動を目指す
  台湾ディスプレイ産業の成長を受けFPD光学向け販売量が成長
  太陽電池バックシート用は2010年に前年比倍増
  セラコン離型用は台湾大手MLCCメーカーでの採用獲得で順調に成長

第4章:工業用高機能フィルムメーカーの展望と戦略

LG Chem,Ltd
  兄弟会社LGDでのシェアは60%、世界で販売強化、日本でも実績高まる
  (表)LG化学の偏光板生産能力

達信科技股フェン有限公司(DAXON)
  AUOでのシェアは40~45%
  1,960㎜の広幅ラインを武器にサムスン向けも本格展開へ

ACE DIGITECH,Ltd
  サムスン向けTVへの採用決定で用途別構成比は変化へ

株式会社サンリッツ
  TV向けへのシフトが顕著に
  経営体制一身で2009年度は増収・黒字化

奇美材料科技股フェン有限公司(Chi Mei Materials Technology Corporation)
  新・奇美電子の誕生でさらなる事業拡大へ、同社モニター向けのシェアは80%

力特光電科技股フェン有限公司(OPTIMAX TECHNOLOGY CORPORATION)
  2010年は2008年並みの売上高を計画
  コーティング、ラミネートの技術を活かし新製品を積極投入へ

株式会社ポラテクノ
  2009年度は需要回復で増収増益
  さらなる事業基盤の強化に向けて生産品目や拠点の整備へ
  車載向け染料系高耐久偏光板で強み、新たな重点製品としてサングラス、3Dメガメが成長
  精密加工事業の売上減少傾向も無機系偏光板「ProFluxTM」は好調

深セン市盛波光電科技有限公司(SHENZHEN SAPO PHOTOELECTRRIC CO.,LTD.)
  2012年にはTFT向けの本格生産へ、設備も発注済み

佛山偉達光電材料有限公司(WINDA Opto-Electronics Co.,LTD.)
  2009年は3Dメガネ向けで売上2.5倍、今後もSTN中心で展開

深セン市三利譜光電科技有限公司(Shenzhen Sunnypol Optoelectronics Co.,Ltd)
  端材加工を卒業し、TFT専用ライン導入、中国版ナスダックに上場も視野に

温州僑業経済開発有限公司(Wenzhou Qiaoye Economy Development Co.,Ltdt)
  モノクロSTNの比率高め、3Dメガネ向けで大口受注

富士フイルム株式会社
  新興国向け・大型TVの需要伸長に対応し大幅能力増強を決断
  プレーンTAC、需要増に対しては設備の改造などで対応
  「WVフィルム」17~24インチモニター向けで圧倒的な強さ、TVは26インチまで
  VA向けは積極構成、IPS向けはシェア90%で他を圧倒
  反射防止フィルムも進化、2009年夏には低ヘイズタイプを投入
  (表)富士フイルムのTACフィルム生産能力および生産量推移
  (表)富士フイルムの「WV」生産能力及び生産量推移

コニカミノルタオプト株式会社
  VAタック、大型TV向けでトップシェアもIPS向けは仕切りなおし
  (表)コニカミノルタオプトのTACフィルム生産能力および生産量推移

日本ゼオン株式会社
  海外大手TVパネルメーカーへの採用が決定しフル稼働
  斜め延伸好調、VA大型向けも絶好調、大型IPSは仕切りなおしへ

積水化学工業株式会社
  小型VAでシェア落とすも新たにIPSにも採用

JX日鉱日石エネルギー株式会社(旧新日本石油株式会社)
  「NVフィルム」を本格販売、NV元年、勝負年

リンテック株式会社
  粘着、剥離、表面加工とトータルでの
  技術力に裏打ちされた品質、性能、信頼性に自信
  アドバンスマテリアルズ事業の売上高は2010年度に前年比2ケタ増を見込む
  偏光板用剥離フィルムでは「目に見えない欠陥」も問われる
  MLCC用剥離フィルムは収益確保を優先した展開

日油株式会社
  独自の表面処理技術を活かした製品郡を
  ITOベースフィルムとして提案
  ペン入力の書味向上フィルム「ペンフィット®」は「部材」としての需要拡大に期待
  耐指紋フィルム「クリアタッチ®」、色調補正フィルム「ライトナビ®」は
  ITOフィルム基材としての提案を推進

藤森工業株式会社
  品質、性能、信頼性の追及で偏光板プロテクトフィルムシェアトップを堅持
  2009年度はTVに牽引されたLCD関連需要拡大で売上高、販売量ともV字回復を示す
  需給逼迫の中でもプロテクトフィルムの価格下落は止まらず
  品質を犠牲にしたコストダウンではなく性能・信頼性の追及で収益確保を実現
  偏光板プロテクトフィルムの生産応力は2010年夏時点で15,000万㎡/年
  2011年4月稼動予定で昭和工場に2,300㎜幅に対応する広幅コーターを導入

株式会社サンエー化研
  PET系プロテクトフィルム「SAT」は新規用途での採用も始まる
  機能性材料部門の売上高は2008年度、2009年度と乱高下
  光学用マスキングフィルムの需要は2009年度半ばより回復
  各グレードとも新製品・新規用途開発に取り組む

LG Chem.Ltd.(偏光板用プロテクトフィルム)
  LG化学の偏光板プロテクトフィルム使用量の75%を供給
  2009年、2010年と2年連続で広幅対応の新ラインを導入、供給能力確保で外販も検討

OSUNG LST Co.,LTD
  ACE DIGITECH向けトップサプライヤー
  2010年より台湾大手偏光板メーカーへの供給も開始
  機能性フィルム事業でプロテクトフィルム、反射防止フィルム、各種光学コートを手がける
  2010年には広幅偏光板対応の2,300㎜幅コーターを導入
  主力のACE DIGITECH向けでは70~80%のシェアを確保、台湾向け供給も開始
  ロス率低下、生産性アップによるコストダウンと収益向上に取り組む

日東電工株式会社
  「粘着テープメーカー」としての強みを活かし
  個々のユーザーニーズに最適化した製品の開発・提案力に強み
  BGテープでは特別なグレードのラインナップではなく
  きめ細かいユーザーサービス体制で差別化を図る
  DCテープではレーザーダイシング対応グレードが徐々に拡大
  DAFでは薄型パッケージ対応グレードや熱履歴対応グレードの投入で差別化

古河電気工業株式会社
  基材、粘着剤、コーティングと総合的な技術力で
  ニーズに確実に対応する製品を開発
  BGテープではハイバンプ対応グレード、耐熱グレードを投入
  2009年にステルスダイシング対応のDCテープを開発
  薄型・高積層パッケージの普及による需要拡大に期待

リンテック株式会社(半導体関連テープ)
  チップの薄肉・小型化に対応する
  DBGプロセスに最適化した製品郡が充実、2010年以降の拡販に期待
  マーケットのニーズに合わせた最適生産・供給体制を確立
  DBGプロセスに対応したテープ、マウンター、ラミネーターをそろえ
  プロセストータルでのソリューションを提供
  DCテープではユーザーサイドのコストダウン進展で非UVタイプの成長率が高まる
  メモリ系パッケージ向けの薄肉グレード、DBG対応品など
  DAFの新たなグレード開発・投入に注力、2010年度販売量は前年比倍増を目指す

日立化成工業株式会社
  独自の材料技術・製造技術で多様化するニーズに対応する製品を開発
  トップシェアを誇るDAFでは軽薄短小・高集積パッケージに対応したグレードを投入
  ACF 面積ベースでは成長維持も価格下落の影響が大きく金額ベースの実績は伸び悩む

三井化学株式会社
  個々のユーザーニーズに確実に対応し「100点」に近づける製品開発を推進
  「イクロステープ」の需要は2009年度に回復
  ニーズに最適化した製品の作りこみの力でトップシェアを維持

CHEIL INDUSTRIES INC.
  台湾、中国のパネルメーカーにもACFの供給を開始
  2010年販売量の20%が中国・台湾のパネルメーカーに供給
  130℃/3秒の超低温・超短時間硬化グレードの開発を進める

LG Innotek Co.、Ltd.
  2009年7月にDAF、ACF事業をLS Cableから移管
  2PCB事業、LCDモジュール事業とのシナジーに期待
  DAFではDie to Sub対応グレードを開発、2010年中の認証取得を目指す
  135℃/3秒の低温・短時間硬化グレードを開発
  2012年にはLGD向けのシェア70%確保が目標

INNOX Corporation
  2009年にDAF、DCテープを相次いで上市
  韓国国内でのシェア確保を足がかりに、海外市場にも打って出る
  DCテープ、DAFでは、まずは韓国国内での実績の確保、拡大に取り組む

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