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2011年版 アフターマーケット用液晶保護フィルム市場の現状と展望

携帯電話やスマートフォン、ゲーム機、DSCなどのディスプレイ保護を目的したコンシューマー向けフィルムが、家電量販店をはじめとするアフターマーケットで販売されております。当初はPETフィルム+シリコーン粘着というものがほとんどでしたが、次第にHCや反射防止、タッチペンでの書き味向上、耐指紋・防汚といった機能が付与され、さらに、気泡防止など貼りやすさを追及した製品も投入されました。フィルムの性能アップ、付加価値向上に伴い、表面処理や粘着の果たす役割が重要になっております。アフターマーケット用液晶保護フィルムのサプライチェーンは非常に複雑です。「材料」=機能性フィルムの状態から「商品」となって店頭に並ぶまでの間に非常に多くのプロセスを経由し、受発注の流れや調達先の選択など、ブラックボックスになっている部分も多く見られます。また、サプライや代理店の中には、加工業者の囲い込みに近い動きも見られます。こうした点がサプライチェーンの複雑化・非効率化を招くとともに、材料、加工、サプライの各プロセスで新規参入を困難にしてきました。ただ、サプライの中には従来の業界のありかたを問題視し、新たな商流を模索するところもあります。ネットショップなどの新規販路も出てきました。また、機能性フィルムメーカーの中には海外市場への販売に力を入れるところもあります。このような従来に無い販売チャネルの構築、新市場の開拓に、新規参入のチャンスありと考えます。一方、機能性フィルムメーカーが同市場に参入するためには、粘着・打ち抜き、パッケージングといった、最終製品に近い「加工」にどこまで対応するか、小ロット・多品種・頻繁なデリバリーなどについていけるかといった問題もあります。材料・部材のサプライヤーとしてだけではなく、加工の取り込みや、チャネル・販路開拓など消費者により近い「流通」のポジションでの展開、B to Cの視点でのビジネルモデル構築が問われることとなるでしょう。本調査レポートでは、こうしたアフターマーケット用液晶保護フィルム市場のフィルム加工メーカー(塗工メーカー)~シリコン粘着メーカー~打ち抜き~サプライ・商社までの製品の流れとバリューチェンを明らかにいたしました。

発刊日 2011年03月28日 体裁 92頁
資料コード C52113830 PDFサイズ 1.1MB
カテゴリ マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス
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目次

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1-1. アフターマーケット用液晶保護フィルムの定義
2
1-2. アフターマーケット用液晶保護フィルムの変遷
4
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【図】アフターマーケット用液晶保護フィルム 製品及び受発注の流れ
【表】各プロセスにおける主要プレイヤー
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【図】アフターマーケット用液晶保護フィルム 製品及び受発注の流れ
1-5. 現在のサプライチェーンの問題点
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・「材料」=機能性フィルムメーカー、「流通」=サプライ双方に新たな販路・サプライチェーン構築の動き
13
・アクセサリーの「純正品化」の動きにも期待
14
・新チャネル構築、新市場開拓、後加工の取り込みに新規参入のチャンスあり 求められるのはB to C視点でのビジネスモデル構築
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・アフターマーケット・コンシューマー向けでの展開がディスプレイ・光学関連分野進出の突破口に
17
2-1-1. 価格動向
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2-1-2. 各プロセスにおける製品価格
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23
2-2-1. 概要
25
26
2-2-3. 需要動向
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2-3-1. 概要
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32
33
34
2-4-1. 【表】国内主要サプライ一覧
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2-4-2. 【表】中国主要プレイヤーリスト
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