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2011年版 小型モータ市場の現状と将来展望

日本電産ほど成長に思い入れが強いモータメーカーはないのかもしれない。同社は2015年度には現状売上規模の倍増以上となる2兆円企業グループの形成を目指している。モータ市場は今後も成長が期待できる有望市場である。しかし全てのモータメーカーが日本電産と同じ様な成長を歩めるわけではない。同社のM&Aに関しては「技術はあるが不採算事業に陥っている企業」が候補となってきた。数をさばく企業、きめ細かい対応を図る企業等で各社立ち位置は異なるが、最近は対象アプリケーションの市場変化や価格競争の激化等により収益面の改善が急務となっている。モータメーカーは短期及び中長期的な視点で、次なる一手を仕掛ける必要があろう。短期的に着手すべきやり方として、他の部品と組み合わせたユニット提案や相互の補完に繋がる海外モータメーカーとの緩やかな提携等が考えられる。一方で価格的主導権の確保、および最先端技術の深耕、更には日本電産グループ、あるいは海外勢と真っ向から対抗できる勢力の形成を目指して、中長期的な視点に立った仕掛け作りも検討すべきではないだろうか。本調査レポートはこれまで定期発刊してまいりましたモータ関連の市場調査レポートから、再び成長軌道に乗りはじめた小型モータ市場にフォーカスしたものです。小型モータ各社の最新動向を取材し、市場を分析致しました。

発刊日 2011年09月22日 体裁 194頁
資料コード C53108400 PDFサイズ 2.6MB
カテゴリ 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 海外情報掲載
調査資料価格 143,000円(税込)~    価格表を開く
書 籍 定価  143,000円   ( 本体  130,000円   消費税  13,000円  )
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セット
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(法人内共同利用版)
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2011/12/22~ 770円

目次

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・一歩踏み込んだ提案で成熟の先の新たな種につなぐ
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・海外市場の新規開拓に向けてはローカルモータメーカーとの協業も有効手段の1つ
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・激化するコスト競争を生き残るために検討すべきは「協業」と「提案領域の拡大」
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・今後はコントローラの開発技術推進が差別化の有効手段の1つに
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・ポテンシャル市場の創出を自ら仕掛けよ
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【表】主要振動モータメーカー スマートフォン向け供給一覧
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・産業機器向けでは制御面とコスト面の改善を目指した取り組みが各社で進む、領域拡大を図るサーボモータに対し、強みを活かした先手も重要に
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・産業用機器向けの省エネニーズにカスタム対応力を活かす道も
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・振動モータはスマートフォン向けに扁平型、リニアタイプのニーズが高まる傾向にあるも機種毎の端末設計、顧客の方針に依存してトレンドは定まらず
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・OA関連機器では一部でPM型ステッピングモータ、ブラシレスDCモータへ置換えの動きも
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・白物家電向けは一部製品で中国モータメーカーによる主機モータ採用の動き、FAや製造装置向けは市場拡大の傾向にあるも、限られたパイを奪い合う競争の厳しい市場
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・材料の品質に依存しない設計力、製造工程構築のノウハウに強み、今後の中国内需向けでは顧客との接点を強化すべく技術サービス体制の充実を図る
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・存在感を増す自動車電装用モータでは引き続きPW、PS用に注力、PW用では次世代製品の投入によるラインナップ強化で世界シェア20%獲得を目指す
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・光学・精密分野、家電・工具・玩具分野では主力アプリケーション向けが堅調、コスト競争が厳しさを増す製品については収益性の確保を重視
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【表】Johnson Electoric 沿革概要
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・省エネニーズ向けに効率性に優れる「エコモータ」を各種ラインナップ
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・振動モータでは端末ごとに異なるニーズを実現してきたノウハウの蓄積に強み
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【表】ミネベア回転機器事業業績推移
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・小型化及び多極化対応を活かす一方で、ローコストなステッピングモータも上市
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【表】ミネベア モータ出荷数量推移(2008年度~2011年度見込み)
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【表】ミネベア 各種モータ概要
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・ダウンサイジング技術でユーザーの設計自由度の向上をサポート
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・ギヤードモータでは更なる静音性を、多機能複合モータでは高効率化を追求
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・ファン製品のラインナップ充実と放熱モジュールの提案で競合他社との差別化を推進
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・研究開発計画では省エネ等をキーワードに幅広い需要分野向けに製品開発を推進
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・「Plexmotion」の展開で新規需要分野へのアプローチを推進
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・セット側により近い視点でモータに対する要求特性を把握、長期的には対象領域の更なる拡大も視野に
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・洗濯機用モータでは出力密度と最大回転数を1.5倍に高めた「デュアル・ロータ」方式を提案
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・モータの小型ラインナップ強化に加え、モータ応用製品の事業化もスタート
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・高効率化ニーズにはACインダクション、ブラシレスDCの両面から対応、産業機器用では新たに出力1,500WのブラシレスDCモータを発表
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・顧客のカスタムニーズに対応すべく早期に製造装置の内製化に着手、生産ラインのオートメーション化推進が海外拠点の人件費高騰によるコストアップを抑制
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・少量多品種、高い信頼性を実現する開発・生産体制に強み
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・制御回路部でもカスタム対応案件が増加、今後更なる技術開発の推進で差別化を図る
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・フレキシブルに対応可能な一貫生産体制に強み、省エネ対応製品では市場ニーズに先行
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・モータとポンプ、双方のノウハウを強みに幅広い供給先からの引合いに対応、2011年7月には中国大手企業との提携を発表、ポンプ製品の更なる事業拡大を推進
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・省エネ規制によるニーズの高まりを見据え、高効率ACインダクションモータの開発が完了、ポンプ製品では細かい流量調整に対応する高出力ブラシレスDCキャンドポンプを提案
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・世界最小径のマイクロモータを製品化、省エネニーズに向けた新製品開発も推進
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