ヤノデータバンク(YDB) > レポート一覧・検索 > 2011年版 機能性炭素材料市場の現状と将来展望

2011年版 機能性炭素材料市場の現状と将来展望

炭素繊維市場は、今後も高成長が見込める有望市場です。本調査レポートでは、幅広いアプリケーションで中核材料となりうるカーボンナノチューブ、フラーレン、グラフェンを対象に、主要メーカーの事業戦略を調査し、現状と今後の動向を把握するべく企画いたしました。

発刊日 2011年09月15日 体裁 121頁
資料コード C53108800 PDFサイズ 4.1MB
カテゴリ ファッション、スポーツ、美容、生活雑貨、消費財 / マテリアル
調査資料価格 132,000円(税込)~    価格表を開く
書 籍 定価  132,000円   ( 本体  120,000円   消費税  12,000円  )
PDFレギュラー 定価  132,000円   ( 本体  120,000円   消費税  12,000円  )
セット
(書籍とPDFレギュラー)
定価  165,000円   ( 本体  150,000円   消費税  15,000円  )
PDFコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  264,000円   ( 本体  240,000円   消費税  24,000円  )
セット
(書籍とPDFコーポレート)
定価  297,000円   ( 本体  270,000円   消費税  27,000円  )
PDFグローバルコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  396,000円   ( 本体  360,000円   消費税  36,000円  )

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

調査資料をご購入される際は、YDB会員(または無料で登録可能なYRI Webメンバー)ログインをお願い致します。
※書籍のみのご購入はFAXまたはメールにてご注文いただけます。

資料閲覧開始 閲覧室: 2011/11/15~ コピーサービス
開始日と料金
(片面1頁/税込)
閲覧室: 2011/11/15~ 770円
YDB eLibrary
(YDB eLibraryプラス) 2012/03/15~
(スタンダード) 2012/09/15~
電話・ウェブサイト:
2011/11/15~ 1,320円
2011/12/15~ 770円

目次

  YDB会員ログインをしていただきますと、さらに詳しい目次をご覧いただけます。

◇使いこなし技術の底上げがキラーアプリ確立のための第一フェーズとなる
9
◇求められる低価格化、「材料・製品化一体型」の開発体制整備が重要に
10
14
32
【図】CNTの合成方法
【表】CNTの主な合成法の比較
◇フラーレンの抗酸化作用を利用した化粧品成分向けが需要を牽引
48
49
◇高収率化・低コスト化を実現するフラーレン酸化物・誘導体の製造手法が確立
52
53
56
60
◇グラフェンFETではHEMT並みの遮断周波数の達成が視野に入る
62
◇グラフェンレーザーは未踏の領域であるテラヘルツ波帯の開拓へ
64
66
~グラフェンの光デバイス分野への応用研究で世界をリード~
・グラフェンを用いたテラヘルツ電磁波の誘導放出に世界で初めて成功
・グラフェンFETでは1THz以上の遮断周波数と超100GHzクロック動作の実現に取り組む
69
~グラフェン薄膜の塗布形成方法の開発とデバイスへの応用に取り組む~
・単層酸化グラフェン薄膜形成法により高い電気伝導度と透明度を併せ持つグラフェン薄膜の形成に成功
・有機薄膜太陽電池の透明電極ではキャリアドープ手法確立の必要性を指摘 正孔輸送層へのグラフェンの適用にも取り組む
・有機EFT、透明有機EFT向けでも良好な動作特性を実証
73
~CNTの可溶化・機能化研究を世界に先駆けて展開~
・ピレン・ポルフィリン誘導体やピレンポリマーをはじめDNA、PBIど多様な分散剤を発見
・CNTのカイラリティーの選択的認識・分離などの基礎的研究に加え 次世代燃料電池の電極触媒への適用などCNTの応用研究も推進
76
~グラフェンの産業応用開発支援を加速化~
・グラフェンの低温大面積合成技術を開発し、透明導電膜としての適用を図る
・2011年度には単層CNT融合新材料研究開発機構にグラフェン事業部が開設され民間企業との連携による応用開発体制の強化を図る
79
~世界最大の炭素繊維複合材料メーカーとして材料、成形方法、用途の開発をリード~
84
~プリプレグ・複合材ビジネスの展開を強化~
・市場が活気を取り戻し、2011年3月期の炭素繊維事業は増収に転じる
88
~ANからコンポジットまでの一貫生産体制を活かした 他社との戦略的提携を推進~
92
~航空宇宙からスポーツまで幅広い分野に最適なピッチ系炭素繊維を供給~
・炭素繊維事業の売上高は好調推移 搬送用ロボットハンドや工業用ロール向けでさらなる需要増を見込む
96
~高品質なCNT・グラフェンの開発により革新的アプリケーションの創出をサポート~
・MWNTでは植物由来原料である樟脳を炭素源とする熱CVD法を開発 2011年2月からは六員環を制御したグラフェンの販売を開始
99
~アーク放電法による大量・安価なCNT、フラーレン製造技術をベースにキラーアプリケーションの創出に取り組む~
・シート抵抗値300Ω/□以下、透過率80%以上(at550nm)のSMNT透明電極の作製に成功
・フラーレンは化粧品成分向けの需要が安定推移
102
~幅広い製品ランナップと積極的な用途展開でCNT市場を牽引~
・大型LIB市場の本格的な立ち上がりを見据え2012年初頭をめどに川崎事業所で従来比2倍となる200t/年への増強を計画
・「VGCF●-X」では搬送容器に続く大型用途の開拓を急ぐ
※●=○の中にR
105
~すり合わせ型の製品・用途開発でCNT事業の本格的な立ち上げに取り組む~
・色素材料の樹脂への均一分散化ノウハウを活かした、CNTコンパウンド・マスターバッチに強み
・高強度・軽量材料や電池電極添加材などへの用途展開を積極化
108
~CNTの販売を通じたユーザーへの新たなビジネス価値を提供~
・低価格、高品質、安定供給を実現したシーナノ社MWNTの国内販売は順調に拡大
・2010年5月よりLIB正負極材向け導電性ペーストの販売を開始
111
~革新的な長尺MWNTでアプリケーションの多様化を目指す~
・塩化鉄を触媒に用いた独自開発のCVD法により、長さ2mmのMWNTアレイの合成に成功
・優れた紡糸性を活かし、CNTファイバーやCNTシートなどの加工品開発にも取り組む
113
~CNTの製造装置から合成・量産技術まで幅広い領域で実用化開発を担う~
・ミリ~センチオーダーに対応できる長尺CNT量産技術の開発に取り組む
・CNT研究者の裾野の広がりによって、卓上型CVD装置の売上高は堅調に推移
116
~フラーレン酸化物・誘導体に関する高度な知見・ノウハウをベースに研究開発支援型ベンチャーとして企業成長を図る~
・混合フラーレン酸化物の分離精製効率を向上させ、高純度フラーレン酸化物の低コスト化を実現
・フラーレン酸化物から用途に応じた高純度フラーレン誘導体を得る製造方法を確立
119
~独自の分散・切断技術をベースとした高機能CNT複合材料の開発を推進~
・CNT濃度や溶媒、分散剤などの最適化を図りながら分散・切断の多様なユーザーニーズに対応
・ナノAg担持CNTや配向・パターニング技術の研究開発に取り組むTiO2との複合化による集熱効果の高い太陽光集熱板の開発に成功

ページTOP ↑

Copyright© 1995- Yano Research Institute Ltd.All rights reserved.