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2011年版 リチウムイオン電池市場の現状と将来展望

自動車向けリチウムイオン電池市場が立ち上がりつつあります。ただ、EV市場は期待された程の需要拡大は見込み難く、急速な市場拡大は期待し難い状況です。一方、東日本大震災を契機に、電力不足、節電対策、電力使用の効率化の一端としてリチウムイオン電池を採用したエネルギー貯蔵システム(ESS)に急速に注目が集まっております。本調査レポートでは、全体市場規模のほか、アプリケーション別市場規模、海外リチウムイオン電池メーカー動向を含む国・地域別市場シェアを算出。車載用、ESS用、スマートフォン、タブレットPC向けなどのハイエンド小型用途向けに焦点を当て、アプリケーション別に容量・出力・サイクル・カレンダー寿命・コストといった5つの主要電池仕様に関する開発動向を取り上げました。

発刊日 2011年12月08日 体裁 183頁
資料コード C53109100 PDFサイズ 2.3MB
カテゴリ マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 海外情報掲載
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目次

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「期待外れ」「想定外」が促す再度の構造変化
3
「セルオンリー」から「組み合わせ」と「システム提案」「技術」プラス「ビジネスモデル」へ
4
9
金額ベースでは三洋電機がシェアトップを維持 サムスンSDI、LG化学がそれぞれ3位、4位に浮上
12
12
19
19
★P19文章続き
21
アプリケーション市場の成長を受け、LIB市場も2010年以降堅調に推移
22
22
24
27
ポリマータイプLIBが形状自由度の高さを強みに スマートフォンの他、タブレット端末、ウルトラブックでの採用を拡大
28
スマートフォン向けでは高容量化に加え 新たな充電ソリューションに対応するLIB開発を先行させることも有効手段の1つ
30
大量生産のビジネスに見切りをつけ、競争のステージを自ら一歩上がる決断も長期的には有意の策
31
震災以降、日本国内で蓄電需要が高まる
33
43
★P43文章続き
45
車載向けLIB市場規模は2011年度で1,000億円に迫る勢い 2015年には1兆円手前までの成長が予測される
47
47
53
PHEV、HEV向けが直近におけるより現実的な解 EVはターゲットを絞ったマーケが必須
54
産業向けなど車載向け以外の用途展開、LIB事業の多角化も有効手段
56
59
59
2.韓国
63
WPM:性能、価格、シェアの三位一体R&D
3.中国
69
100%電気駆動に向け「三縦三横」政策
4.米国
74
短期から中長期に段階的 かつ、基礎からアプリまで階層的
開発リスクの高いBeyond LIBにも積極的
5.欧州
79
フランス:AutolibでEV実証実験
◇三洋電機株式会社
91
「モバイル」、「HEV」、「大型蓄電」の三本柱
◇ソニー株式会社
96
目指すは円筒形、ポリマータイプで培ったノウハウと蓄電のオリビン型LFPのシナジー 長期では車載向けを視野にターゲット領域の拡大を図る
モバイル機器向けには負極にスズ系材料を採用し、容量25%増の「Nexelion」を開発
◇パナソニック株式会社
102
2012年1月より新体制スタート、デバイス事業分野の中に新エナジー社を設立
18650を組み合わせた業務用LIB蓄電システムの取扱いを2011年8月より開始
◇日立マクセルエナジー株式会社(日立製作所)
105
顧客ニーズへの早期対応を実現すべく、日立グループは事業体制を再編成
「ナノシリコン複合体」負極の角形タイプがスマートフォンの高容量ニーズに合致
◇日本電気株式会社/NECエナジーデバイス株式会社
109
蓄電システム向け実証実験への参画、海外メーカーとの提携を推進
家庭用蓄電システムを2011年7月に上市 AESCの製造技術応用等で競合他社を圧倒するコストパフォーマンス実現
従来比2倍以上の寿命を実現する添加剤:有機硫黄化合物を新たに開発
国内は相模原事業所に電極生産を集約、2012年度末までに10,000MWhの生産能力確保を計画
◇株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション
113
車載向けでは国内外で供給先拡大を推進 産業機器向けの展開強化と組み合わせ、LIB事業の早期黒字化を目指す
急速充電に対応可能なLIBセル「LIM50E」を採用したUPS3機種を新たにリリース 航空機向けでは米ボーイングの次世代中型旅客機に「LVP」シリーズが採用
単独調達から複数購買へ、コスト競争力の更なる強化を目指し 部材メーカーとの共同開発も視野に
材料開発では次世代正極材の開発に着手、HEV向けに5年内の量産化を目指す
◇日立ビークルエナジー株式会社
119
◇株式会社 東芝
122
次なるステージを見据え「社会インフラシステム社」を発足
◇オートモーティブエナジーサプライ株式会社
127
日産自動車ではEV用充電システムや冷凍車等で車載用LIBリサイクルプランの取組みが進む
◇プライムアースEVエナジー株式会社
130
◇新神戸電機株式会社
133
4種類の蓄電デバイスを用いて顧客ニーズに合致する最適提案を推進 海外を含めたスマートグリッド、EMSの実証実験にも参画
角形セルでは2011年度末を目処に5C放電対応の50Ah、100Ah品の開発が完了予定
2012年度は既存アプリケーションに加え、携帯電話基地局や産業用の蓄電需要が牽引役に 2011年度比で6~7倍のLIB売上達成を目指す
◇三菱重工業株式会社
138
ターゲットは産業機器向け、定置用LIB 産業用車両の販売ネットワーク、発電プラントの販売実績に強み
国内外においてスマートコミュニティや電気バスに関する実証プロジェクトに参加
◇エリーパワー株式会社
142
【表】エリーパワー株主構成
蓄電システム「パワーイレ」の家庭用システムを新たに展開
◇エナックス株式会社
146
今後の事業成長に向けパック事業を強化 社内に有する周辺技術の活用で多様な顧客ニーズに対応
部材メーカーとの関係強化で材料開発により踏み込んでいくことも 価格競争力を高める有効手段の1つ
◇株式会社IHI
150
A123社との協業関係強化で、LIB事業の展開を加速
2010年度、2011年度のサンプル出荷を経て、2012年度は車両向けの採用拡大を視野に入れた出荷を開始予定
◇サムスンSDI株式会社(SAMSUNG SDI Co., Ltd.)/(SB LiMotive Co. Ltd)
154
2013年頃の本格立ち上がりに向け着々と準備 EVを念頭に置きつつ、PHEV、HEV向けから本格化
◇株式会社LG化学(LG Chem, Ltd.)
159
タブレット向けは「薄型化」「大容量化」「大面積化」が一つのトレンド
◇SKイノベーション株式会社(SK Innovation Co., Ltd.)
164
現状はサンプル出荷がメイン
正極材はLMOとNMCのハイブリッド 愛敬油化とハードカーボンを共同開発
◇天津力神●池股●有限公司(Tianjin Lishen Battery Co., Ltd.)
168
◇A123 Systems, Inc.
173
車載用は商用車向けに注力
先行設備投資は必要不可欠
◇Li-Tec Battery GmbH
178
2013年には300万セルの生産能力へ
独自ブランドのセパレーターに強み セラミックコーティングで安全性確保、高容量化を達成
◇batScap
181
2013年までに3,500台分を供給予定

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