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2011年版 アジア包装材料市場の展望と戦略

少子高齢化と中身(食品・飲料)市場の成熟により、日本の包装材料市場は飽和状態にある。こうした中、コンバーター及び包装材料メーカーでも、海外市場に活路を見出す動きも見られる。中国や東南アジア諸国に代表されるアジア新興国では、経済発展に伴いライフスタイルや食生活が急速に変化し、加えて流通網も整備される中で軟包装の新たな市場として注目されている。しかしこれら地域ではレトルト食品や電子レンジ調理食品、詰め替えトイレタリー用品などの需要はまだ少なく、これらに使用されるパウチ、液体包装、シーラントフィルムやバリアフィルムなどの高機能包装・材料の市場が立ち上がっているとは言えない。このことが、各社の海外進出を躊躇させている。 市場があれば進出するという受身の姿勢が、日本のコンバーター、包材メーカーの限界となっていたのではないか。確かにゼロからの市場の立ち上げは困難を伴うが、大きなビジネスチャンスでもある。かつて日本市場においても、コカ・コーラやマクドナルド、コンビニエンスストアなどがそうしたチャンスをつかみ、新たな市場のみならず食文化や生活習慣までを創出してきた。アジア市場にはそれだけのポテンシャルがある。 日本のコンバーター・材料メーカーは自社の技術・ノウハウを活かして新興国でのパイオニアになるチャンスをつかむべきではないか。 そのためには、各国の食生活や生活習慣の把握も不可欠である。コンバーター単独での展開ではなく、各地で政府・官公庁、研究機関、材料メーカー、中身メーカーとの連携により、現地の動向やユーザー、サプライヤーの技術レベルなどを把握する必要がある。機械・装置メーカーと共同での市場開拓も必要であろう。本調査レポートでは、高機能軟包装(レトルトパウチ、液体個袋包装、詰め替えパウチ、スパウトパウチ、スナックなど)のアジア市場について調査を実施。各国の主要メーカーの売上高推移や個別メーカーの動向などをレポートいたしました。

発刊日 2011年12月12日 体裁 117頁
資料コード C53110600 PDFサイズ 1.6MB
カテゴリ マテリアル / 海外情報掲載
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目次

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受身の壁を突き崩し、アジアのポテンシャルを掴む
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欧米でレトルトパウチ向けの需要が拡大、一方で輸出に苦戦するメーカーも
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進出には地域性や国民性を見極めたうえで意識改革や啓蒙を含めた長期的戦略の構築が必要
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①マレーシア
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②ベトナム
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