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2012年版 ポリエチレン市場の徹底分析

エチレンセンターの稼働率は誘導品の競争力に直結するが、ここ10年は稼働率の問題が顕在。こうした中、東日本大震災を契機にHDPEとL-LDPEの加工品輸入が増加、中でも汎用グレードは輸入品が定着しつつある。PE各社は特殊品を生産し、海外展開(輸出)を行ってきたが、急激な円高でこれ以上輸出を増やせない状況。国内エチレン生産も低水準に落ち込み、エチレン装置の規模縮小、PEブランドの停止が課題に。一方、太陽電池市場拡大に伴ってEVAの需要が急激に増加したが、先行きは不透明になってきている。こうした市場環境において各社の対応、戦略が注目される。

発刊日 2012年07月31日 体裁 193頁
資料コード C54107600 PDFサイズ 2.9MB
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目次

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13
【表】PEメーカー各社のプラント体制(2012年6月時点)
17
【表】エチレンセンター概要
18
21
・旭化成ケミカルズ、プライムポリマーのメタロセン系HDPE、東ソーの「HMS-PE」に続き 京葉ポリエチレンも3段重合、チーグラー触媒の改善により新グレードの商業生産開始
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28
30
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34
35
【表】高密度ポリエチレン輸入推移(2008~2011年)
43
【表】高密度ポリエチレン輸出推移(2008~2011年)
45
48
50
51
54
55
【表】低密度ポリエチレン輸出推移(2008~2011年)
66
【表】低密度ポリエチレン輸入推移(2008~2011年)
69
71
75
76
78
・EEAは三井DPCが輸入品販売に切り替え、ダウ・ケミカルがプロモーション強化
80
【表】EVA輸出推移(2008~2011年)
86
【表】EVA輸入推移(2008~2011年)
88
89
92
94
97
99
100
106
【図】各社のV-LDPE・プラストマーの密度領域
108
■日本ポリエチレン株式会社
111
■株式会社プライムポリマー
122
・新規メタロセンHDPE「エボリューH」は小型ブロー向けで先行 今後は大型ブロー、射出成形分野も含めて拡販
・「エボリュー」の次世代品を開発中、LDPE代替含めシーラント分野の取り込み狙う
・溶液法への新規メタロセン触媒導入により「エボリューP」の本格的な展開開始 低温成型性の向上でシーラント用途での拡販進める
■住友化学株式会社
129
・低密度領域の「エクセレンVL」「エクセレンFX」は減少
■日本ユニカー株式会社(ダウ・ケミカル)
139
・エコ電線は民間への普及は限定的も官公庁向け需要を取り込み順調に拡大 一方、ロースモークグレードは苦戦
■東ソー株式会社
147
■旭化成ケミカルズ株式会社
156
■宇部丸善ポリエチレン株式会社
164
・ユーザーフォロー重視しながら合理化進展、ここにきてEVAシフト
■京葉ポリエチレン株式会社
172
・海外の攻勢厳しいフィルム向けは震災を機に大幅減 3段重合による特殊フィルムグレードは6μmの薄肉化に対応
・ブレンド用途に次世代チーグラー触媒を導入、PPの高溶融・高張力をサポート 2010年にペレットのブレンド・配合ラインを導入
・JNCファイバーズ向け繊維グレードの輸出が増加、今後はフィルター分野に期待
・その他は既存用途で比較的安定した需要を確保
■三井・デュポン ポリケミカル株式会社
178
【表】プラント体制
・高分子型帯電防止剤「エンティラ●」は海外での採用が先行 今後は低汚染性を活かし食品・医療分野へも展開
・「ハイミラン●」「ニュクレル●」の優れた 包材機能(ホットタック性、接着性、耐ピンホール性等)を活かし薄肉・減容化を訴求
・「CMPS●」はアジア市場で好調、ICチップのカバー材など産業資材分野の開発進める
■ダウ・ケミカル日本株式会社
187
・幅広いラインナップとサービスを供給し日本でのシェアが拡大
・製品別セグメントから市場・国別で市場動向を追う サウジプロジェクトの稼動開始を控え、マーケティング部隊強化
・「アンプリファイ」、「シーリューション」も国内でのプロモーションを開始
・太陽電池封止フィルム「エンライト」は北米に加え、タイ、ドイツでも増強予定 アジアでのプレマーケティングをスタート

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