ヤノデータバンク(YDB) > レポート一覧・検索 > 2012年版 定置用(ESS)蓄電池市場の現状と将来展望 ~鉛、リチウムイオン、ニッケル水素、レドックスフロー、NAS~

2012年版 定置用(ESS)蓄電池市場の現状と将来展望 ~鉛、リチウムイオン、ニッケル水素、レドックスフロー、NAS~

3.11東日本大震災以降、震災時などにおける非常用電力需要が高まる傾向にある。2011年夏以降は各電池メーカー/システムベンダーから家庭用、業務用蓄電製品の上市が相次いでおり、平成23年度第三次補正予算における補助金交付といった政策も後押しするような環境にある。一方で電池製品は、鉛電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、NAS電池、レドックスフロー電池といった複数の候補が手を挙げている。本調査レポートでは蓄電池市場において、「いつ、どれぐらいの規模で、どんな製品が、どんな市場を」を形成していくのかについて、背景やストーリなどを明らかにしつつ、市場規模推移に対する予測を行った。

発刊日 2012年10月31日 体裁 158頁
資料コード C54115000 PDFサイズ 2.3MB
カテゴリ マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス
調査資料価格 165,000円(税込)~    価格表を開く
書 籍 定価  165,000円   ( 本体  150,000円   消費税  15,000円  )
PDFレギュラー 定価  165,000円   ( 本体  150,000円   消費税  15,000円  )
セット
(書籍とPDFレギュラー)
定価  198,000円   ( 本体  180,000円   消費税  18,000円  )
PDFコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  330,000円   ( 本体  300,000円   消費税  30,000円  )
セット
(書籍とPDFコーポレート)
定価  363,000円   ( 本体  330,000円   消費税  33,000円  )
PDFグローバルコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  495,000円   ( 本体  450,000円   消費税  45,000円  )

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

調査資料をご購入される際は、YDB会員(または無料で登録可能なYRI Webメンバー)ログインをお願い致します。
※書籍のみのご購入はFAXまたはメールにてご注文いただけます。

資料閲覧開始 閲覧室: 2012/12/31~ コピーサービス
開始日と料金
(片面1頁/税込)
閲覧室: 2012/12/31~ 880円
YDB eLibrary
(YDB eLibraryプラス) 2013/04/30~
(スタンダード) 2013/10/31~
電話・ウェブサイト:
2012/12/31~ 1,650円
2013/01/31~ 880円

■ご案内

こちら資料の英文版もございます C55107900『Present Status and Future Outlook of Battery Market for Energy Storage Systems (ESS) in Japan 2013』

目次

  YDB会員ログインをしていただきますと、さらに詳しい目次をご覧いただけます。

15
・★P15文章の続き
22
・補助金、推進基金政策による後押し、既設蓄電池の入れ替え等で 業務用蓄電は2013年度以降も伸びを維持
22
・一般家庭用蓄電地はハウスメーカーのセット販売で伸張
23
・急速充電システムは地方自治体の助成制度が追い風に
24
・確実に拡大方向にあるも、長期的見通しが難しい蓄電池市場 この数年でユーザーと共に「最適スペック」、「最適価格」を掴むべし
25
【表】参考資料 定置用(ESS)蓄電池主要プレーヤー 一覧(取扱い電池種類、ターゲット市場)
28
30
32
・★P32文章の続き
34
35
38
40
・グリーンニューディール基金の執行を牽引役に、2014~2015年度にかけては 業務用蓄電地システム市場が存在感を高める
43
・非常用インフラを兼ねるLIB搭載の充電器システムが公共施設向けで採用拡大
43
・LIBの使い分けで蓄電製品の「松竹梅」ラインナップを取り揃えるのも有意の策 足元の蓄電ニーズを取り逃せば、補助金後の成長は無い
45
・川崎重工業の「ギガセル」が放熱性に優れ、高Cレート特性を実現する独自構造で製品化に先行
47
・川崎重工業は系統電力向けへの展開を視野に、足元では鉄道システム向けに注力 トヨタ自動車はハイブリッド車使用済み電池転用の実証実験を開始
48
・2012年度は省エネ効果等で鉄道システム向けをメインに数億円の市場規模 2015年度は2012年度比で2~4倍程度に成長
49
・自然エネルギー発電の積極導入機運が追い風 早期に複数プレーヤーが集う展開も
51
・NEDO「ムーンライト計画(1978~1992年)を経て、2001年に世界初本格的実用システムの開発に成功
51
52
・バナジウム関連コストが半数近い状況、原料調達ルートや電解液加工技術が低コスト化への鍵
55
55
・日本ガイシが実用化に成功し商標登録され定着 常温作動型Na-S電池開発を目指す取組みも始まる
58
58
59
61
◇株式会社GSユアサ
64
・LIBセルは高性能化を実現した車載用セル「LEV50N」を開発 鉛電池ではサイクル寿命を高めた新規セルの開発を推進中
◇新神戸電機株式会社
74
・4つの蓄電デバイス+日立グループのシナジーで定置用蓄電市場を開拓
・LIBセルでは高出力対応の円筒形をリリース予定、コスト低減に向けた取組みも進む
◇古河電池株式会社
82
・将来的には電池メーカーから電機メーカーへのステージアップによる事業拡大も視野に
◇株式会社 東芝
88
◇日本電気株式会社
96
・日産LEAF向けLIBでの採用に加え、今後は蓄電関連製品での更なる事業拡大を図る
・量産モデルの上市を受け、2012年度は大幅な出荷増となる見込み
◇ソニー株式会社
101
・東京消防庁から蓄電システムの受注を獲得 HEMSとの組み合わせではエンターテイメント性を追求
・放送局やオフィス等のバックアップ用途でも導入実績
◇パナソニック株式会社
105
・パナソニック電工、三洋電機を含めた事業再編により、2012年1月より新体制へ移行
・独自開発の太陽光パネル「HITシリーズ」と蓄電池の組み合せで店舗への導入進む
◇エリーパワー株式会社
109
【表】エリーパワー 株主構成
・業務用大型蓄電システムの納入実績を活かし 業務用ターゲットの蓄電システムも新たに上市予定
・累積2,000台以上の販売実績、安全性・性能面の優位性にコスト競争力の強化が加わり 2012年度以降も引き続き大幅成長の見込み
◇株式会社IHI
114
・東京消防庁に蓄電システムを納入 サプライチェーンの強化も進め、今後の更なる事業成長を目指す
◇エナックス株式会社
118
・リン酸鉄リチウム採用のLIBで台湾PSI社と協業
◇三菱重工業株式会社
123
・国内初のMW級コンテナ型LIB蓄電システムの開発を完了 2012年9月には大型カスタム蓄電池製造事業者としてSIIの認定を取得
・東日本大震災以降、国内では業務用にバックアップ専用用途の引合いが増加
◇古河機械金属株式会社
128
・自社のエンジニアリング力に加え、古河グループのサポート体制、販売網を活用
・古河機械金属のノウハウで安全性を強化、競合他社の先を行くBMS技術に優位性
・kWh単価では安全性とコストパフォーマンスの両立を実現
【表】BESS ラインナップ
132
◇ニチコン株式会社
133
・家庭用、業務用ともに引合いは好調、2012年度後半から2013年度以降にかけて出荷増を予測
◇株式会社正興電機製作所
136
◇因幡電機産業株式会社
142
◇JFEエンジニアリング株式会社
145
・「非常時の電源インフラ」と「急速充電インフラ」、1台で2つメリットを顧客に訴求
・超急速充電器タイプでは8分で80%充電を実現 まずは商用車をターゲットに「RAPIDS」の優位性を将来の事業につなぐ実証実験を推進
・コスモ石油との実証実験もスタート、2015年度を目処に国内で数百箇所の導入を目指す
◇川崎重工業株式会社
150
・鉄道車両、エネルギー・発電設備など、従来事業とのシナジーに強み
◇住友電気工業株式会社
155
・MW級の大規模蓄電システムでの各種実証試験を経て2014年度から新たな事業展開へ
・最大課題であるコストの改善を強力に推進、2015年頃にはトップクラスの価格優位性を目指す
◇日本ガイシ株式会社
157
・2002年からNAS電池の事業化を開始 2011年9月には使用中総容量:30万5,000kWに達する
・2012年度は海外案件が中心、今後は従来主力分野に加え電力供給系統向け等の需要を開拓

ページTOP ↑

Copyright© 1995- Yano Research Institute Ltd.All rights reserved.