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2013年版 静電容量方式タッチパネル・部材市場の徹底分析

タッチパネルに使用されるセンサー構造は日々変化しています。フィルムセンサーではGFFが主流となっていますが、セットメーカーの中にはG1FやGFの採用モデルを増やしITOフィルムの使用量削減を図る動きがあります。また、G2(OGS)はシートタイプとセルタイプに区分されますが、NBのようなある程度厚みのあるベゼルにはシートタイプが用いられる一方、スマートフォンにはセルタイプが採用され始めました。こうした中、参入メーカー各社は対応スピードを速めています。ITOフィルムトップメーカーは大型設備投資に踏み切っていますが、新興国向けのローエンド機種普及に伴いITOフィルムの価格競争が激化、台湾、韓国など海外のITOフィルムメーカーが存在を増してきました。また、カバーでのガラス vs シート、引出線におけるフォトリソ vs スクリーン印刷、薄型化の中でのOCAとOCRの棲み分け、競合の動向も、今後のあり方が見通しにくい環境が続いています。さらに、タッチパネルのアプリケーションにはNBやAiO-PCのように大画面のものが登場。それに伴い、タッチパネルの軽量化やセンサーの低抵抗化の要求が高まり、センサーやカバーの樹脂化、非ITOセンサーの採用といった動きが注目されています。

発刊日 2013年06月28日 体裁 296頁
資料コード C55105200 PDFサイズ 4.5MB
カテゴリ マテリアル / 海外情報掲載
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目次

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・ビッグユーザー偏重型のTPメーカーは顧客ポートフォリオの拡充も必須
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【表】静電容量方式タッチパネル・部材市場の現状と開発方向性
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37
40
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1.透明導電性フィルム市場
2.カバーレンズ市場
69
・旭硝子、SCHOTT、日本電気ガラスの3社が先行するコーニングの切り崩し図る 表面処理グレード、3D成形グレードなど新たな製品の投入も活発化
70
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・新興国向けローエンドモデルを中心にスマートフォン、タブレット端末のカバーの樹脂化ニーズが拡大
74
・超高硬度、超低吸水など樹脂の枠組みを超える性能付与のための開発も進む 車載向け樹脂カバー市場の立ち上がりに期待
77
3.OCA市場
80
83
84
87
4.引き出し線材料市場
5.ハードコートフィルム市場
101
【表】TP用HCフィルム市場規模推移(2011~2015年度予測)
101
117
・2014年度中にはGF1の実用化へ、ユーザーニーズへの対応力をさらに強化 スクリーン印刷では2013~2014年度中にL/S=40μm/40μmの実現を目指す
・「MidCell●」や「フォースセンサー」などの次世代技術の開発にも注力
124
・2013年からはLCD及びPCB基板も合わせた販売も推進 ノートPC用PFFも提案の1つとして開発中
128
・GFFに加え、PFF、PF1、GF1をラインナップに追加
131
・ITOフィルムではOCA付き50μmITOフィルムの採用を検討
137
・新たにGF2及びGF1を開発、G2も研究開発テーマ G2では非ITOの透明導電材の採用も視野に入れる
【表】S-MAC製品別売上高及び販売量推移
142
145
151
158
163
167
・GF1の比率が向上、2013年末には全体の30%に 非ITOフィルムではCuメッシュフィルムを有望視
172
・2013年にはAgメッシュ系TPを量産、ノートPC向けで拡販に注力
■信越ポリマー株式会社~独自のドライプロセスを利用したAgナノワイヤセンサーを投入~
175
177
184
187
・アプリケーションの大型化に伴う低抵抗化要求に対応した製品開発を推進 100Ω/□、80Ω/□品の早期量産化を目指す
191
【表】ITOフィルム生産拠点概要
194
198
【表】生産拠点概要
・低抵抗グレード、骨見え防止グレードなど静電容量向けの品揃えを強化
202
・米・Cambrios社と提携し数年に亘り研究開発を実施 2013年秋より山崎事業所で数十万㎡/月規模の量産体制に入る
・転写・露光・現像でAgナノワイヤインクによるインビジブルパターンを実現
204
206
209
・LCD関連部材の加工・製造で蓄積した光学フィルムの技術・知見で差別化
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215
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222
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234
・カバー一体型センサーはこれまで通りユーザーと協力して開発を推進
237
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・生産能力は従来の100万㎡/月から150万㎡/月へ拡大
244
・非ITO系のセンサー/センサー向けでは酸化防止機能を有するOCAを提案
249
・2013年春にIM付きHCフィルムが採用開始
251
255
259
・独自の高分子合成技術を活かし非ITOセンサーに最適化した製品開発を推進
263
266
269
・カバーガラス加飾用ペーストでは白色加飾対応品を開発 額縁デザイン多様化ニーズにマッチする製品としてユーザーの注目を集める
272
・営業、開発・生産とが強く連携し、市場とユーザーのニーズに迅速・確実に対応
・静電容量TPトップカバー貼合用の飛散防止フィルム、アイコンシートではフィルム表面に付加価値を付与した製品を投入
275
【表】HCフィルム販売量推移(2011~2015年予測)
・トップカバー飛散防止フィルムでは副資材の一貫生産によるトータル製品設計とユーザーの加工プロセスの最適化に強み
281
284
287
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・ITOベースは静電容量向けの需要取り込みに注力 IM付HCフィルムの開発・サンプル供給も実施
・カバーガラス一体型センサーの拡大でガラス飛散防止フィルム需要増に期待
293
【表】薄膜事業部 取り扱い製品
【表】HCフィルム生産体制
・台湾・中国市場をターゲットに地の利とユーザー対応力で差別化図る

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