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2014年版 フレキシブルディスプレイ材料市場の展望と戦略~ガラスVS.フィルム~

フレキシブルデバイスは特に目新しいものではなく、電子ペーパーやOLEDの市場では以前から研究開発が進められてきた。業界内には、「フレキシブル」は新奇性はあるものの、デバイスに不可欠な性能ではなく、一時的に流行しても後に残る製品にはなりにくいという見方もある。しかし、最近になってウェアラブル端末の登場により身体の形状や動きに合わせて自由に曲げられるデバイスが注目されており、スマートフォン大手メーカーによる曲面ディスプレイ端末の投入から、将来のフレキシブル化に期待する向きもある。本調査レポートでは、フレキシブルデバイス基板及びカバーに使用される薄肉ガラス(Roll to Roll対応ガラス)に加え、耐熱フィルム、ハイバリアフィルム、高硬度フィルムなどを取り上げ、最新の状況を分析・考察した。

発刊日 2014年02月26日 体裁 83頁
資料コード C56103720 PDFサイズ 2.0MB
カテゴリ マテリアル
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目次

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【表】フレキシブルディスプレイの用途開発(分類、用途、備考)
10
・ガラスvs.フィルム、双方に一長一短あり ユーザーと共同での仕様の作りこみと早期のデファクト確立が求められる
11
・開発提案の間口を広げ、幅広い分野での可能性を探ることが重要 加工との連携強化と「フレキシブルディスプレイ」に照準合わせたリソース配分は必須に
13
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・10-6g/㎡/dayレベルの超ハイバリアフィル市場は2014~2015年頃の立ち上がりに期待 ガラスの薄肉・フレキシブル化でも工程内での破損リスクの無いフィルムに優位性あり
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21
・各社で開発は進むも実用化は一部に止まる
26
・表面硬度9Hの高硬度グレードの開発が進展 基材や原料樹脂に遡った研究開発などコンバーティングの枠を超えた対応が求められる
30
・2013年に厚さ0.1mm以下、Roll to Roll対応の超薄板ガラスのリリース相次ぐ 本格的な市場立上りは2015年前後となる見通し
34
36
※●は、商標登録マーク、○の中にR。
39
~透明蒸着フィルム「GLフィルム」はレトルト対応のハイバリア品に強み 新規バリアフィルム「PRIME BARRIR」は電子部材のガラス代替も視野に~
・2011年5月にクレハから譲授した「ベセーラ」と「GLフィルム」の技術融合など軟包材のトップメーカーとしてのシナジーを活かした展開を進める
42
~シリカ蒸着技術の応用で食品包装から太陽電池まで幅広い領域をカバー~
45
~グローバルオペレーションの中で国内外の拠点での生産品を最適地に供給 国内拠点では新規設備導入で生産効率を強化~
48
~基盤技術の応用による高機能フィルム事業の一環としてフレキシブルデバイス用のハイバリアフィルムを開発~
53
~有機無機積層タイプの超ハイバリアフィルムは有償でのサンプル供給を開始 優れた曲げ耐性と独自処方のバリア膜の品質で差別化~
55
~Roll to Rollで10-6g/㎡/dayのハイバリアを実現する「Flexent」外販開始 自社の有機EL照明向けの実績を武器に拡販に注力~
57
~高耐熱、高硬度、透明導電など、様々な機能を付与した光学用フィルムで フレキシブルデバイスでのガラス代替ニーズの取り込みを図る~
61
~超高透明グレードなど、PENフィルムのラインナップを充実 軽量化ニーズが見込める自動車関連向け出荷増に期待~
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~電機絶縁関連での新規採用によりPPSフィルムの販売拡大を推進 磁気テープ向けに加え、アラミドフィルムの新用途展開を検討中~
・無色透明アラミドフィルムでディスプレイ基板などへの展開を目指す
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~高い鉛筆硬度とガラスライクな質感が評価され スマートフォンの再表面での採用が進展、ウェアラブル端末への期待が高まる~
73
~ガラス並みの光学特性を持つ耐熱フィルム「ショウレイアル」の提案を推進~
76
~基材、表面処理とも独自に開発した高耐熱・高硬度フィルム「REPTY●DC100でガラス代替を目指す~
・9Hの表面硬度と高温プロセスに対応した耐熱性を実現 ニーズにカスタマイズした開発を推進し2014年夏頃の量産化を目指す
78
~オーバーフロー方式による表面平滑性の高い超薄板ガラスを展開~
81
~100μm以下の極薄ガラスでロール供給の提案を開始 複数のガラス品種展開で多様なニーズに対応~
※●は、商標登録マーク、○の中にR。

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