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2015年版 農畜水産品の輸出入ビジネスの実態と将来展望

日本は少子高齢化の進行等により農畜水産品・食品市場が減少傾向にある。一方で、世界の食市場は、2009年の340兆円から2020年には680兆円まで倍増すると推計されており(農水省推計)、特に中国・インドを含むアジア全体の市場規模は、所得水準の向上による富裕層の増加や人口増加等に伴い、82兆円から229兆円まで3倍に増加すると推計されている。日本の農林水産業を活性化にするためには農畜水産品・食品の輸出入を拡大し、この世界の食市場の成長を取り込むことが重要な施策の1つとなっている。また、世界的にEPA/FTA網が拡大を続けている中にあって、食品流通のグローバル化は更に進展する方向にある。日本も海外品の輸入と国産品の輸出だけでなく、原料輸入と加工品輸出や、海外現地生産と輸入を組合わせるなどの取組を通じて、対外経済関係の発展を目指す必要が更に強まってきている。しかし、一方で、ビジネスの実態として、工業製品のように大量在庫と大量輸送に向かない農畜水産品・食品の輸出入を、工業製品のように大きく拡大させていくには、業界的にも、商材特性的にも、課題は多い。本調査レポートでは、日本における農畜水産品・食品の輸出入の市場環境と現状を整理すると共に、行政、業界団体、食品関連企業、農協・漁協における輸出拡大・促進への取組状況と課題を把握し、今後の農畜水産品の輸出入ビジネスを展望することで、食の輸出入に携わる関連団体・企業への資料提供を目的として調査を実施した。

発刊日 2015年07月06日 体裁 357頁
資料コード C57112200 PDFサイズ 14.1MB
カテゴリ 食品、アグリ、バイオ
調査資料価格 165,000円(税込)~    価格表を開く
書 籍 定価  165,000円   ( 本体  150,000円   消費税  15,000円  )
PDFレギュラー 定価  165,000円   ( 本体  150,000円   消費税  15,000円  )
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(書籍とPDFレギュラー)
定価  198,000円   ( 本体  180,000円   消費税  18,000円  )
PDFコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  330,000円   ( 本体  300,000円   消費税  30,000円  )
セット
(書籍とPDFコーポレート)
定価  363,000円   ( 本体  330,000円   消費税  33,000円  )
PDFグローバルコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  495,000円   ( 本体  450,000円   消費税  45,000円  )

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閲覧室: 2015/09/06~ 880円
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(スタンダード) 2016/07/06~
電話・ウェブサイト:
2015/09/06~ 1,650円
2015/10/06~ 880円

目次

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15
1.輸出促進体制の整備 ~2014年6月輸出戦略実行委員会を設置~
3.GFSI(世界食品安全イニシアチブ:Global Food Safety Initiative)の取組み概要
4.都道府県/輸出促進団体/食品関連企業/農協・漁協における農畜水産品の輸出促進への取組み
(1)農畜水産品の輸出ビジネス
(2)農畜水産品の輸入ビジネス
25
28
(3)日本における広域経済連携の状況と今後の方向性・トレンド
30
2.「日本再興戦略 改定2014」~攻めの農林水産業の展開~
32
33
35
36
45
(4)【表】農畜水産品輸出のトップ20品目(金額ベース:2014年)
56
(4)【表】農畜水産品輸入のトップ20品目(金額ベース:2014年)
77
84
103
【表】国際的な食品安全マネジメントシステム認証規格の特徴
(1)食品安全マネジメントの流れ
104
(2)ISO22000 取得件数
105
(3)FSSC22000 取得件数
106
107
108
(3)ISO22000がGFSI認証規格に承認されなかった理由
109
(4)GFSIの目標と今後の戦略
109
4.乱立する食品安全認証スキームの課題・問題点
110
111
~米国食品安全強化法(FSMA)の施行~
111
(1)食品安全行政動向
112
(2)日本の食品安全行政の仕組みと管理体制
113
(1)輸出拡大・促進に向けた取組の有無 ~約62%の自治体で輸出促進に取組む~
131
(2)輸出拡大・促進に向けた連携動向 ~約86%が関連業界・民間企業と連携~
132
(3)輸出拡大・促進に取組む商品 ~農産・畜産・水産の1次産品だけでなく加工品も~
133
(4)輸出拡大・促進に取組む輸出国・商品(現状) ~やはり香港・台湾が多い~
133
(5)今後の輸出拡大・促進に取組む対象国 ~いまだ現状の輸出国以外への広がり少ない~
135
(6)輸出拡大・促進に取組む理由 ~「販路の多様化」、「国内需要が先細り」が2大背景~
137
(7)現状と今後の輸出方法(直接輸出・間接輸出) ~直接輸出はハードルが高い様子~
138
2.現在、取組んでいる農畜水産品輸出の継続状況・成功状況 ~「継続」若しくは「拡大」が75.8%~
139
(1)輸出を始めるにあたっての課題・問題点 ~輸入制度・法規制等の情報不足が65.5%~
140
(2)輸出を継続・拡大するにあたっての課題・問題点 ~品質維持とコストに課題多い~
141
4.農畜水産品の輸出拡大・促進に向けての支援要望・自由意見
142
(1)輸出拡大・促進に向けた取組の有無 ~促進関連団体でも不活発なところも~
147
(2)輸出拡大・促進に向けた連携動向 ~全ての団体が関連業界・民間企業と連携~
148
(3)輸出拡大・促進に取組む商品 ~農畜水産品・加工品を幅広く支援~
149
(4)輸出拡大・促進に取組む輸出国・商品(現状) ~香港、タイ、シンガポールが中心~
149
(5)今後の輸出拡大・促進に取組む対象国 ~UAEや欧州などへ注力~
151
(6)輸出拡大・促進に取組む理由 ~販路の多様化が最大の理由~
153
(7)現状と今後の輸出方法(直接輸出・間接輸出) ~間接輸出に移行傾向~
154
2.現在、取組んでいる農畜水産品輸出の継続状況・成功状況~活動団体の促進事業では一定の効果~
155
(1)輸出を始めるにあたっての課題・問題点 ~言語対応可能な人材が不足~
156
(2)輸出を継続・拡大するにあたっての課題・問題点 ~輸送コストと品質維持が2トップ~
157
4.農畜水産品の輸出拡大・促進に向けての支援要望・自由意見
158
(1)輸出拡大・促進に向けた取組の有無 ~輸出拡大に取組む食品企業は少ない~
163
(2)輸出拡大・促進に向けた連携動向 ~単独よりも連携重視の企業多い~
164
(3)輸出拡大・促進に取組む商品 ~果実類や加工食品が多い~
165
(4)輸出拡大・促進に取組む輸出国・商品(現状) ~香港・シンガポールが中心~
165
(5)今後の輸出拡大・促進に取組む対象国 ~海外輸出に積極的な民間企業は少ない様子~
167
(6)輸出拡大・促進に取組む理由 ~販路の多様化を目指す企業が多い~
169
(7)現状と今後の輸出方法(直接輸出・間接輸出) ~直接輸出が多い傾向~
170
2.現在、取組んでいる農畜水産品輸出の継続状況・成功状況 ~輸出事業自体は堅調~
171
(1)輸出を始めるにあたっての課題・問題点 ~民間企業では言語対応に不足感なし~
172
(2)輸出を継続・拡大するにあたっての課題・問題点~現地生産・流通体制の構築が事業展開の中心~
173
4.農畜水産品の輸出拡大・促進に向けての支援要望・自由意見
174
□回答農協の種別
177
177
(2)輸出拡大・促進に向けた連携動向 ~単独は少なく、ほぼ100%で他団体と連携~
183
(3)輸出拡大・促進に取組む商品 ~畜産品と水産品の輸出品目は限定的~
184
(4)輸出拡大・促進に取組む輸出国・商品(現状) ~香港・台湾が中心~
184
(5)今後の輸出拡大・促進に取組む対象国 ~今後は欧州や中東エリアにも注力~
186
(6)輸出拡大・促進に取組む理由 ~販路多様化と行政からの誘いが背景に~
188
(7)現状と今後の輸出方法(直接輸出・間接輸出) ~現状も今後も間接輸出~
189
2.現在、取組んでいる農畜水産品輸出の継続状況・成功状況~耕種JAは堅調、畜種JAはテスト段階、漁協はこれから~
190
(1)輸出を始めるにあたっての課題・問題点 ~海外における通関・食品流通規制情報が不足~
191
(2)輸出を継続・拡大するにあたっての課題・問題点 ~耕種JAと漁協は輸送コストが課題~
192
4.農畜水産品の輸出拡大・促進に向けての支援要望・自由意見
193
【農協:203件】
1.農林水産省の掲げる農林水産物・食品の品目別・国別輸出戦略
321
322
324
327
(1)注目すべき輸出関連業界団体
329
(2)輸出拡大に向けた取組・事業上の課題
331
334
340
342
344
353
355
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