本調査レポートは、国内外の偏光板メーカー及びその部材メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、さらに周辺調査を行うことで、ワールドワイドの偏光板市場における現状と今後の動向の把握を目的とする。
資料コード | C58100400 |
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定価 | 165,000円 (本体150,000円、消費税15,000円) |
会員様価格 | 設定なし |
発刊日 | 2016年04月28日 |
ご利用開始日 | |
体裁 | 246頁 |
分類 |
マテリアル 海外情報掲載 |
調査結果のポイント
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1.市場動向
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【表・ク゛ラフ】偏光板の世界生産量推移(2014~2015年度,2016年度込み,2017年度予測)
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【ク゛ラフ】材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム(2015~2017年度予測)
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2.企業動向
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3.展望と課題
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第1章:偏光板及び部材フィルム市場の動向
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1.偏光板
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(1)偏光板市場全体
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(2)偏光板メーカーシェア
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(3)中国向け偏光板市場
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(4)VA TV向け偏光板市場
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(5)IPS TV向け偏光板市場
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(6)偏光板の技術動向
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(7)偏光板後加工(Roll to Panel)
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(8)各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア
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2.位相差フィルム
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(1)大型分野
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(2)中小型分野
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3.PVA保護フィルム(保護側)
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・位相差フィルムではPMMA系の浸透も、保護側ではTACが優勢 しかし、住友化学の内製PMMAフィルムの使用拡大が保護側でのPMMA系市場をリード
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・内製PMMAフィルム以上のコストメリットを求められ、TACの値下がり傾向が続く PETは光学特性に加え、価格競争力の強さを活かす
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・LG化学がIPS TV向けでPETフィルムの採用、PET系が再び注目
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4.表面処理フィルム
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・IPS最大手LGDが手掛ける2016年新TVモデル向けにAG・LRが本格採用 2016年以降AG・LR市場は急拡大へ
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第2章:偏光板及び部材フィルムメーカーの展望と戦略
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◆LG Chem,Ltd
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~日系メーカーを抜いて偏光板市場トップに君臨 中国市場攻略に徹するべく韓国での生産を縮小、南京拠点は常にフル稼働体制へ~
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【表】LG化学 光学素材事業部売上高(2009~2015年度,2016年度見込)
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【表】LG化学 液晶モード別生産品目構成比(2009~2015年度,2016年度見込)
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【表】LG化学 用途別売上高構成比(2014,2015年,2016年見込み)
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・新規増設の第4ラインの稼働後、中国拠点の生産能力は7,200万㎡/年超へ 南京拠点のフル稼働が続く一方で、韓国・梧倉の稼働率は大幅に低下
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・SDC TV向けでは「自社PMMAとの組み合わせで1枚型COP構造」の出荷開始 2017年IPS TVモデル向けにPETフィルムの本格採用を推進
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・位相差としてのPMMA系の使用比率が急増 2016年内には新規PMMAフィルムラインを稼働する予定
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◆明基材料股份有限公司(BenQ Materials Corporation)
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~2016年内に2本目のUV接着ラインの導入を検討 AUO TV向けにCOPやPMMAフィルムの採用を本格化~
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【表】BMC 会社概況
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【表】BMC 偏光板売上高と従業員数の推移(2010~2015年,2016年見込み)
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【表】BMC 用途別売上高構成比(2010~2015年,2016年見込み)
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【表】BMC 後加工拠点概要(2010~2016年)
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【表】BMC 偏光板生産能力(2009年末~2017年末)
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【表】タイプ別TV向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別MNT向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別NB向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別Tablet向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別中小型向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】主要部材サプライヤー
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◆SAMSUNG SDI CO.,LTD.(サムスンSDI株式会社)
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~中国・無錫拠点の新規ラインは2016年Q4より本格稼動を予定 前倒し稼動で2017年新規TVモデル向け出荷を狙う~
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【表】サムスンSDI 偏光板事業の売上高推移(2010~2015年,2016年見込み)
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【表】サムスンSDI 用途別売上高構成比(2012~2015年,2016年見込み)
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【表】サムスンSDI 偏光板の生産能力(2009年末~2017年末)
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・VA TV向けに「COP1枚型」や「A-TAC/PETペア」の新規構造を提案中 「TAC/PETペア」でIPS陣営の大手BOE TV向け出荷を開始
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◆株式会社サンリッツ
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~LGD TV市場でのシェア拡大に向け、PMMAやPET系の採用を検討 車載用では、既存ユーザーに加え新規顧客向け出荷量が増加し好調が続く~
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【表】サンリッツの全社売上高および偏光板売上高推移(2009~2016年度)
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【表】サンリッツ 偏光板生産能力(2009年末~2016年末)
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【表】サンリッツ 後加工拠点概要
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【表】サンリッツ 用途別売上高構成比(2010~2015年度,2016年度見込)
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【表】主要ユーザー向けサンリッツのTV用偏光板の概要
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【表】タイプ別TV向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別MNT向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別NB向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別中小型向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】主要部材サプライヤー
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◆奇美材料科技股份有限公司(Chi Mei Materials Technology Corporation)
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~中国・昆山拠点は2016年Q4以降に稼働を見合わせ Innolux TV向け50″にCOP系、40″、50″にPETフィルムの採用を開始~
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【表】CMMT 会社概況
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【表】CMMT 売上高と従業員数の推移(2011~2015年,2016年見込み)
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【表】CMMT 用途別売上高構成比(2011~2015年,2016年見込み)
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【表】CMMT 偏光板生産能力(2009年末~2017年末)
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【表】CMMT 後加工拠点概要
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【表】タイプ別TV向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別MNT向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別NB向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別Tablet向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】主要部材サプライヤー
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◆力特光電科技股份有限公司(OPTIMAX TECHNOLOGY CORPORATION)
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~SAPOの自社生産比率の拡大により、SAPO向け偏光板ロールの販売が縮小 染料系を中心に車載用偏光板の販売促進に注力~
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【表】OPTIMAX 会社概況
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【表】OPTIMAX 売上高と従業員数の推移(2011~2015年,2016年見込み)
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【表】OPTIMAX 用途別売上高構成比(2010~2015年,2016年見込み)
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【表】OPTIMAX 後加工拠点概要
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【表】OPTIMAX偏光板生産能力(2010年末~2016年末)
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【表】タイプ別TV向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別MNT向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別NB向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別中小型向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】主要部材サプライヤー
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◆深圳市盛波光電科技有限公司(SHENZHEN SAPO PHOTOELECTRIC CO.,LTD.)
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~CSOT TV向けが堅調維持、2015年よりTV用偏光板の自社生産比率をアップ 新規増設ラインはここ数年遅れ気味、量産稼働は2017Q4以降へ~
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【表】SAPO 会社概況
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【表】SAPO 偏光板売上高推移(2009~2015年度,2016年度見込,2017年度計画)
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【表】SAPO タイプ別用途別売上構成比の推移(2009~2015年,2016年度見込,2017年度計画)
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【表】SAPO TFT偏光板の用途別売上構成比の推移(2010~2015年,2016年度見込,2017年度計画)
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【表】SAPO 後加工拠点概要
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【表】偏光板生産能力(2009年末~2017年末)
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【表】タイプ別TV向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別MNT向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別Tablet向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】タイプ別中小型向け偏光板の大きさと位相差フィルム
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【表】主要部材サプライヤー
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◆株式会社ポラテクノ
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~主力用途である車載用では、PM-VAの展開でさらなるポジション確立へ~
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【表】ポラテクノの全社売上高推移(2008年3月期~2015年3月期見通し)
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【表】ポラテクノの事業別売上内訳の推移(連結:2012年3月期~2016年3月期)
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・車載用セグメント向けではTNからPM-VAへのシフトが進行
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・プロジェクター用偏光板はシェア争いによる値下げが進行するも約90%のシェアを確保
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◆佛山偉達光電材料有限公司(WINDA Opto-Electronics Co.,LTD.)
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~車載用セグメントパネル向け染料系偏光板の出荷がスタート~
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【表】WINDA 会社概況
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【表】WINDA 会社沿革/偏光板売上高推移(2009~2015年度,2016年度見込み,2017年度予測)
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【表】WINDA タイプ別用途別売上構成比の推移(2010~2015年,2016年見込み,2017年予測)
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【表】WINDA 偏光板生産能力(2009年末~2017年末)
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【表】WINDA 地域別売上高構成比の推移(2010~2015年,2016年見込み,2017年予測)
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【表】主要部材サプライヤー
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◆富士フイルム株式会社
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~大口顧客向け「Z-TAC」の出荷は減少するも、IPS位相差市場トップを維持 保護側でPMMAやPET系の市場拡大によりP-TACの販売低下の可能性も~
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【表】富士フイルムのFPD材料事業部売上高推移(2007~2015年度)
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【表】富士フイルムのFPD材料事業部売上高構成比(2012~2015年度)
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・Z-TACはほぼ100% 40μm製品を販売 薄型化の進行はコストダウンより「パネルの薄型化による偏光板の反り」改善が目的
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・IPS位相差向けトップシェアを保守すべく「ポストZ-TAC」の販売を開始 COPの影響は受けずインチ拡大が進むAUO、CSOT TV向け「V-TAC」の販売が堅調
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・中国マーケット向けSmartPhoneやTablet PC用にWVの販売拡大を推進
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◆コニカミノルタ株式会社
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~COPフィルムの勢いにも、大型VA位相差市場のトップポジション譲らず 「N-TAC」の改良版「A-TAC」で巻き返しを図る~
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【表】コニカミノルタ TACフィルム生産能力推移(2004~2016年度)
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【表】コニカにおけるTAC系フィルムのタイプと厚み別構成比
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・COPフィルムの対抗馬として「ポストN-TAC(A-TAC)」の市場導入を本格化 VA TV用に韓国系偏光板メーカーが「A-TAC/PETペア」を検討中
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◆日本ゼオン株式会社
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220 |
~「低透湿」材料のCOPフィルムはハイエンドVA TV向けでポジション確立 SDCをはじめAUO、Innoluxの大型ハイエンドTV向けを抑え需要維持~
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【表】日本ゼオン ゼオノアフィルムの延伸生産能力(2006~2017年)
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【表】ゼオノアのタイプと用途例ラインナップ
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・COP系大型位相差フィルムの生産能力は9,500万㎡/年へ増強も、2015年はTV市場全体の不況が影響し、大型位相差向けの販売はそれほど伸びず
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・「iPhone6/6Plus」、「iPhone6S/6S Plus」向けCOPフィルムの販売が堅調「GalaxyS7/7 Edge」には「COP2枚」の採用ならず
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◆Hyosung Corporation(暁星株式会社)
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~2015年度は、中国CSOT TV向けP-TACの販売量が増加 事業拡大に向けVA TV用「位相差・P-TACのセット販売」を推進~
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【表】HYOSUNGフィルム生産能力及び販売量推移(2010~2016年度)
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◆東洋紡株式会社
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~PETフィルムの優れた光学特性に加え、価格競争力の強さでシェア拡大を図る 2016年以降IPS TV向けでPETフィルムの採用拡大が予想~
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【表】「コスモシャイン」超複屈折タイプ(SRF)物性表
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【表】東洋紡 PVA保護用PETフィルムの生産能力概要(2012~2016年)
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◆達輝光電股份有限公司(TAC Bright Optronics Corporation)
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232 |
~台湾顧客向けTACフィルムの販売量が伸びず、超広幅の第2ラインの量産稼働は2016年後半へと後倒し~
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【表】TAC Bright TACフィルムの生産能力及び販売量推移(2011~2017年度)
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◆JXエネルギー株式会社
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234 |
~「NVフィルム」の販売量は減少傾向へ 2017年以降の新規スマートフォンモデルへの採用が販売拡大のキー~
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【表】JX機能性フィルム事業の歴史
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【表】JX機能性フィルム事業売上高推移(2010年3月期~2017年3月期計画)
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【表】JX機能性フィルムの生産拠点概要
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【表】JX機能性フィルムの生産量推移(2009~2015年度)
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◆大倉工業株式会社
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~日・韓系偏光板メーカー向け位相差用PMMAフィルムの販売がスタート IPS TV向けPMMAフィルムの採用拡大が成長の鍵を握る~
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【表】大倉工業 PVA保護用PMMAフィルムの生産能力(2014年度~2017年度)
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◆凸版印刷株式会社
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240 |
~2015年末よりIPS TV向けAG・LRの販売量が急増 プレミアムクラスUHD TV向けに超低反射タイプのクリアLRの受注が拡大~
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【表】凸版印刷 反射防止フィルム生産拠点概要(2010~2016年度)
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【表】凸版印刷 製品ラインナップ
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◆日本製紙株式会社
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245 |
~CHC市場のトップシェアを維持 COP基材向け塗布技術の確立で中小型ハイエンド向け新規需要の獲得に注力~
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【表】日本製紙 反射防止フィルム生産拠点概要
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