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2017年版 車載タッチパネル・部材市場の現状と将来展望

車載タッチパネル(TP)は、マルチタッチ等の操作性に加え、大画面化対応、曲面・異形形状のデザイン性向上等の理由から、抵抗膜方式から静電容量方式への切り替えが加速している。ただし、車載用静電容量TPの需要拡大とともに参入メーカーの数が増えているほか、ディスプレイメーカー主導によるタッチ機能内蔵ディスプレイであるインセル・オンセルの製品化も進んでおり、車載TPメーカー間の競争は厳しさを増している。さらに、車載TPはタッチ機能のほか、ジェスチャーセンシングやハプティクス機能等の付加機能への関心度も高まっており、車載TPメーカーでは勝ち残るための事業戦略と製品開発力等が注目されている。

発刊日 2017年06月30日 体裁 163頁
資料コード C59105700 PDFサイズ 3.9MB
カテゴリ マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 海外情報掲載
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目次

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15
1.市場動向
2.企業動向
3.展望と課題
~ドライバーにワクワクをもたらすTPこそが究極のカタチ 技術を駆使して唯一無二の立ち位置を築け!~
・訴求すべきは価格競争力よりも、技術革新に基づく新たな価値 車載TPには新製品・新技術の開発余地あり
21
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【表・ク゛ラフ】車載TPの搭載率推移(CY2014~CY2025)
25
【ク゛ラフ】車載TPのインチ別市場構成比推移(2016,18,20,25年)
26
【図】車載タッチパネル・部材別技術トレンド
27
<車載タッチパネルの技術動向>
31
【表】車載TP方式別市場規模予測(CY2014~CY2025)
33
【ク゛ラフ】車載TP方式別市場規模予測(CY2014~CY2025)
34
【ク゛ラフ】車載TP方式別市場構成比予測(CY2014~CY2025)
35
【表】車載用抵抗膜TPタイプ(Glass/Film Sensor)別市場規模推移(CY2014~CY2025)
36
【ク゛ラフ】車載用抵抗膜TPタイプ(Glass/Film Sensor)別市場規模推移(CY2014~CY2025)
37
【ク゛ラフ】抵抗膜方式車載TP構造別市場規模予測(CY2016~CY2021)
38
【表】車載用静電容量TPタイプ(Glass/Film Sensor/In・On-Cell)別市場規模予測(CY2014~CY2025)
39
【ク゛ラフ】車載用静電容量TPタイプ(Glass/Film Sensor/In・On-Cell)別市場規模予測(CY2014~CY2025)
40
【表】車載用静電容量TP構造別市場規模予測(CY2014~CY2025)
41
【ク゛ラフ】車載用静電容量TP構造別市場規模予測(CY2016~CY2021)
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43
【表】車載用抵抗膜方式/静電容量方式TP各種
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【表】車載TPメーカーのタッチセンサーラインナップ状況(2017年6月時点)
45
★P43文章の続き
46
・ガラスセンサーはPG2・GG2、GGG、OGS(Sheet・Cell type)等が採用 重量や価格などを背景に、OGS、PG2・GG2が需要拡大へ
46
・軽量化に加え、異形・曲面対応等のデザイン性向上に貢献できるPFF(成形品含)の採用が拡大 メタルメッシュ系PF2に加え、ITOベースのGF2・PF2(両面ITO)も登場
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【表・ク゛ラフ】車載TPメーカー(合計)別シェア(2015年実績~2017年予測)
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【表・ク゛ラフ】車載用抵抗膜TPメーカー別シェア(2015年実績~2017年予測)
50
【表・ク゛ラフ】車載用静電容量TPメーカー別シェア(2015年実績~2017年予測)
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★P48文章の続き
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【図】タッチ機能内蔵ディスプレイ構造
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【表】車載用非ITO系TP概況
59
59
【表】車載用TPの環境試験仕様
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62
【表】車載TPメーカーと協力射出成形品メーカーの関係図
64
・静電容量タッチスイッチとTPの融合系入力デバイスの開発が重要テーマに ハプティクスや3Dジェスチャー等、「タッチ+α」の研究開発が次期成長の鍵
64
66
70
77
81
◇ホシデン株式会社
91
・2016年9月に中国・東莞工場で車載TPの後工程を開始 需要動向と顧客の多様なニーズに対応可能なフレキシビリティな体制が強み
・新規案件に関しては、重量や厚み等が削減できるGG2・PG2、OGSの引き合いが増加中 曲面対応と樹脂系カバーへの対応策として、フィルムセンサーの採用も検討
・車載TPの大型化を見据え、メタルメッシュやAgNW、CNTなどの採用も検討 ダイレクトボンディングの自社対応について、主力顧客とともに検証していく考え
◇双葉電子工業株式会社
97
・車載用静電容量TPの需要拡大を受け、TPの売上高、出荷量ともに拡大傾向に 車載TPの高付加価値を狙い、TPモジュールでの販売強化に注力
・厚み0.5mmでR800の曲面対応が可能なガラスセンサーを開発 異形・曲面形状への対応策として、非ITO系フィルムセンサーの採用も検討中
◇パナソニック株式会社(オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 メカトロニクス事業部)
101
・フィルムセンサーを用いた車載用静電容量TPの展開を加速 異形・曲面化とTPのサイズアップへの対応に加え、軽量化等が特徴
・静電スイッチ等、TP以外の入力デバイスとしてタッチ応用分野が広がる ドライバーの視線移動発生や誤動作などを防ぐハプティクス機能に注目
◇日本航空電子工業株式会社
105
・2016年9月よりMAMレス・ガラスセンサーを開発し量産開始 メタルメッシュ系フィルムセンサーは大画面化、異形・曲面化、高感度等が特徴
◇富士通コンポーネント株式会社
110
・車載用抵抗膜TPは高耐環境性と軽荷重入力の4線式抵抗膜TPをラインナップ 車載用静電容量TPは構造に拘ることなく、顧客ニーズに合わせたカスタム製品での展開を検討
・カーオーディオ等や新興国の現地自動車メーカー向けに車載用抵抗膜TPの提案を強化 2016年度のTPの売上構成比は車載機器向け50%、FA機器向け20%、その他30%
◇株式会社翔栄
114
・車載TPの一貫生産による開発力とタクトタイムの短縮、レスポンスの速さ等が強み
・デザイン性向上や成形性等の理由から、欧州系メーカーも樹脂カバーを求めるニーズが拡大 成形品とガラスセンサーを貼合したF/Gの提案に注力
・車載TPの大型化に対して、当面の間はITOをベースに対処していく考え ダイレクトボンディングの需要増を見据え、自社内で行うことも検討
◇株式会社ミクロ技術研究所
120
・2016年夏より車載用カバーガラスの本格量産を開始 車載用カバーガラスをTPに並ぶ事業の柱として育成してく考え
・薄型ガラスセンサーの「aimic」で、薄型軽量化と曲面ニーズに対応「aimic」と曲面カバーガラスを組み合わせした製品提案にも注力
・大型化への対応と自社生産によるコストダウン等から、車載用メタルメッシュの展開も検討
◇日本写真印刷株式会社
125
・「IMD®」の活用で、自動車メーカーのデザイン性向上に貢献 海外拠点を活用した成形品の生産とF2センサーの展開等で、車載TPの競争力強化に注力
・加飾フィルム(転写箔)にAR・AG機能を付与した製品の開発を推進 車載機器向けにF2(両面ITO)の展開に注力
◇SJT CO.,LTD
129
・新規製品開発における技術サポートと、顧客への迅速なレスポンスの強化に注力 2017年の抵抗膜TPの売上構成比は10%以下まで縮小する見込み
・2017年の車載用静電容量TPの出荷量は、前年と同様に50~60万枚を見込む 車載TPの薄型化と高性能化の顧客ニーズに対応し、GF2の製品化に注力
・韓国国内のモルダーと共に、成形品を用いた曲面TPの開発に注力 モアレ、光透過率、価格などの理由から、当面の間はITO系センサーの使用を継続する構え
◇群創光電股份有限公司(Innolux Corporation)
134
・2014年より車載用静電容量方式TPの量産を開始 TPとディスプレイを自社内で完結できる強みを活かし、車載TP市場のプレゼンス強化に注力
・車載用オンセルがグローバルTier1や自動車メーカーに採用 曲面化ニーズに対応し、「Curve with Touch Display(R曲率=500mm)」を開発
◇凸版印刷株式会社
138
・車載TPでは全面黒化処理により、視認性向上と酸化防止を図る 純正マーケット向けにPETフィルム以外の基材を使用した車載TP開発も進む
◇AGC旭硝子
142
◇帝人株式会社
146
・「パンライトシート」と光学フィルムの組み合わせ提案に注力
◇穎華科技股份有限公司(EnFlex Corporation)
149
・軽量、割れ難さ、成形のし易さなどのプラスチックカバーならではのメリットを訴求 自動車メーカーとTier1、車載TPメーカー等のサプライチェーン確立に注力
◇旭化成ワッカーシリコーン株式会社
153
・2019年~2020年に車載用途向けにシリコーン系OCRの量産開始予定 車載用途向けシリコーン系OCRの引き合いが旺盛、車載用途分野における市場開拓に注力
・加熱硬化型・紫外線硬化型の「LUMISIL®」シリーズを展開 耐熱性、耐候性、高透明性、印刷段差追従性、低収縮率による寸歩安定性などが強み
◇InkTec Co.,Ltd.(インクテック)
157
・PE製造技術を活用し、EMIシールドや導電性接着剤等の新製品開発を推進 車載TP及び静電容量タッチスイッチなどの車載用導電性ペーストの展開に注力
◇マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社(Microchip Technology Japan)
160
・2016年5月にAtmelを買収、翌年1月にはマイクロチップの完全子会社として再スタート 車載と産業機器向けに軸足を置いた市場展開に注力
・「maXTouch」に「MGC3140」を搭載した3Dジェスチャーのサンプルワークに注力 「タッチ+α」の顧客ニーズとしてフォースタッチとハプティクス機能にも注目

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