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2018年版 量子ドットディスプレイ部材市場の現状と将来展望

量子ドット(QD)技術を適用したディスプレイがプレミアムTV向けに採用されたほか、Samsungに加えTCLやHisense等の中国勢もQD-TV市場への参入を果たすなど、QDディスプレイは今後もTVを主要用途とし、市場拡大を続けると予測される。また、LCD用バックライト(BLU)にQDシートを組み付けた、従来のディスプレイ構造からQDシートを無くしカラーフィルター(CF)にQD粒子を入れたQD-CFの開発が進んでおり、同ディスプレイにおけるQD材料の要求特性や、構造変化等が注目されている。さらには、QDディスプレイの最終ゴールである自発光のQD材料を用いたQLEDディスプレイに加え、コスト削減のための製造プロセスや関連材料・部材の開発動向等についても注目度が高まっている。

発刊日 2018年03月16日 体裁 133頁
資料コード C59123500 PDFサイズ 9.8MB
カテゴリ マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 海外情報掲載
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セット
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目次

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【表】シート型QDディスプレイ搭載TV(QD TV)生産台数推移(2016~2020年見込み)
2.企業動向
3.展望と課題
・パネルメーカーが保有する技術・設備を活用した4K対応と低消費電力化 コストアップ分を凌駕する価値の訴求でQDをLCDのスタンダード部材に!
19
21
27
★P27文章の続き
29
30
★P30文章の続き
32
・材料の化学組成、温度、生産性、収率等を考慮した製法及び製造プロセス確立への取組みが進む 自社材料に最適化したレンジの提案やユーザーへの技術サポートが差別化要素に
33
・環境リスク低減のため、ローカドミ・カドミフリーQDの開発が進展 カドミフリーは性能向上に向けた技術完成度の向上が最大テーマ
34
・バリア性能を向上したQD粒子で、大量生産化と部材コストの低減に繋がる提案も
36
36
42
44
□Samsung Electronics Co.,Ltd.(サムスン電子)
71
・2016年10月に米・QDビジョン社を買収 次世代テレビではQDディスプレイとマイクロLEDのTwo Track戦略を推進
□The Dow Chemical Company(ダウ・ケミカル)
76
・2017年9月1日にDuPontとの事業合併が完了 QDはエレクトロニクス&イメージンググループのディスプレイテクロノジー事業部が担当
・中国系パネル・セットメーカー向けに提案を強化 QD-CF用は高耐熱性と、IJ対応QD材料の開発を進める
□NSマテリアルズ株式会社
80
・2018年内にローカドミタイプQDを上市する計画 QDシートはバリアフィルムレスの構造、安価な基材フィルムの使用とQD使用量低減が特徴
・カドミ含有タイプQDシートのサンプルワークを推進中 材料からシートまでの総合力を活かし、更なるコストダウンに注力
□ECO FLUX CO., LTD.
84
□QDBrick Co.,Ltd.
87
□DIC株式会社(ディーアイシー)
92
・NanosysとIJ印刷方式によるQD-CF用インキを共同開発中 PR方式に比べ材料ロスが少なく製造コストが削減できる点が特徴
□MIRAENANOTECH CO.,LTD.(ミレナノテック株式会社)
95
・新規顧客への販売を目指し、バインダーレジン等のQD材料の開発を検討
□日立化成株式会社
99
□SKC Hi-tech & marketing co.,ltd.(SKCハイテックアンドマーケティング)
102
□WAH HONG INDUSTRIAL CORP.(華宏新技股份有限公司)
107
・NTSC比90%以上の色再現性と輝度を向上したカドミフリータイプQDシートを展開 2018年6月以降より本格的な販売開始を見込む
□EFUN Technology Co., Ltd.(迎輝科技股份有限公司)
111
・中国系セットメーカーのQDディスプレイ搭載拡大を見据え、同ユーザー向け営業活動を強化
□SANGBO Corp.(株式会社常宝)
115
・カドミフリータイプは性能向上と先行メーカーの特許回避等が開発テーマに トータル提案の強化により、多様化する顧客ニーズを対応し受注獲得を目指す
・機能複合型QDシートやQD-CF用QDの開発を進める
□Kolon Industries, Inc.
119
・QDシートは環境規制強化を見据え、カドミフリータイプをメインに使用
□Tapex Co., Ltd.
123
□i-components Co., Ltd.
126
□大日本印刷株式会社
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