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2018年版 車載ディスプレイ部材関連市場の展望と戦略

自動車のエレクトロニクス化の進展に伴い、車載ディスプレイはカーナビのほかにDAやRSE、クラスター、リアビューミラー、HUD等の用途へと利用が拡大し、ディスプレイ保護やデザイン性向上等から前面板の需要が拡大している。また最近では、自動車のコックピットのデザイン変化に伴い、曲面あるいは異形形状の前面板の搭載が進んでおり、採用状況や開発動向等が注目されている。さらには、曲面・異形形状の前面板とディスプレイを貼合する透明光学充填剤、映り込み防止や低反射等の表面処理、操作UIであるタッチパネル等の車載ディスプレイ関連部材についても注目度が高まっている。 今回の調査では、最も注目度の高い車載用前面板と加飾フィルムを含む車載用光学フィルム、OCA・OCR、タッチパネル等の車載ディスプレイ用関連部材を取り上げ、主要部材の現状と開発動向に加え、参入メーカーの事業戦略と今後の展望についてまとめた。

発刊日 2018年06月28日 体裁 142頁
資料コード C60105300 PDFサイズ 4.1MB
カテゴリ マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 海外情報掲載
調査資料価格 165,000円(税込)~    価格表を開く
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セット
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(法人内共同利用版)
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2018/09/28~ 880円

目次

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13
2.企業動向
3.展望と課題
~安全性確保と車室空間の快適性向上へのコミットこそが部材メーカーの使命~
・デザイン、大画面化、高精細化・広色域化。車載ディスプレイ部材メーカーの役割はさらに増える傾向に
19
・加飾フィルムの性能訴求と技術サポートで新たな需要の取り込みを
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・インセル・オンセル化が本格化。技術革新を基に、将来ニーズを見据えたTP開発こそ持続成長に繋がる
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★P29の文章続き
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★P61の文章続き
63
63
★P63の文章続き
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・いよいよ車載向けにインセルが本格始動。Tianma、BOE、Innolux、AUO、SDC等も車載インセル・オンセルの開発に注力
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75
★P75の文章続き
79
・車載TPの曲面化対応として成形品と曲面ガラスの採用が拡大。自動車のタッチ応用分野の拡大を見据え、静電スイッチ等の融合系入力デバイスの開発も進む
79
83
~車載用カバーガラスのパイオニアとして、ユーザーの新たな価値創出に繋がる製品開発に注力~
・高強度、質感、耐傷性、装飾性等のガラスならでは特徴を訴求し、更なる受注獲得を目指す。素板から加工までの一貫生産をアドバンテージに、高品質化ときめ細かいニーズへの対応を推進
86
~一貫生産による安定した品質とテクニカルサービス等を武器に、「HMRSシリーズ」と「MRフィルムシリーズ」の展開を加速~
・車載用では、AG性能を付与した「HMRSシリーズ」を展開。「HMRSシリーズ」の特性に加え、熱曲げが可能な熱曲げグレードをサンプルワーク中
・「HMRSシリーズ」や熱曲げ易成形グレードの引き合いが増加。一貫生産による安定した品質と価格競争力が強み
91
~車載機器向けAGシリーズ、AG機能付き高硬度・熱曲げシート、AG・ARフィルム等の拡販に注力~
・車載用シートではAGシリーズと、曲面対応のAG機能付き高硬度・熱曲げシートを展開。低反射への要望に対応しスパッタによるAR処理も進めていく考え
・自社の押出シート「アーチライト」を用いた製品提案も。一貫生産による安定した品質と、多様な顧客ニーズへのきめ細かい対応が強み
95
~車載ディスプレイ関連部材の見直しによる車載事業の再構築を図る~
97
~センターコンソールパネル等、独自インモールド技術を活用した製品開発で、車載用途での展開を強化~
・2017年2月よりセンターコンソールパネルの量産を開始。国産自動車メーカーの2018年モデルに採用
・ダブルインモールドによる成形同時両面加飾と3次元形状、リタデーション解消等が特徴。車載用ガラスインサートインモールド一体成形品の開発も注力
100
~車載向けでの採用実績と一貫生産体制を武器に、日本、中国、欧州、北米系自動車メーカー・Tier1への提案を強化~
104
~樹脂カバー対応高密着性OCRと、反射低減に繋がるOCRを開発しサンプルワーク中~
・車載用途向けシリコーン系OCRの開発と提案を強化
・加熱硬化型・紫外線硬化型の「LUMISIL®」シリーズをラインナップ。規格品に加え、製品仕様や顧客の細かい要望に合わせたカスタム品も推進
108
~車載ディスプレイの視認性向上に繋がるアクリル系LOCAの提案を強化~
・車載機器向けにも「LOCTITE LOCA」を展開
111
~FPD用基板に加え、車載、半導体、新技術・新商品の展開に注力~
116
~中国を含めたアジア地域での車載TPの提案を強化~
◇静電容量TPはフィルムセンサーを用いたPFF・GFFを展開中。車載用抵抗膜TPの出荷量は縮小傾向、一方で車載静電容量TPは前年比15%の増加へ
119
~シングルレイヤータッチセンサー、カスタムIC、成形品等、将来ニーズを見据えた製品開発に注力~
・2017年度1Qより静電容量TPは電子デバイス関連事業が担当。同年6月には、組織再編を行いタッチパネル事業センターをタッチセンサー事業センターに改称
・2018年夏の製品化を目指し、シングルレイヤー構造のガラスセンサーの開発に注力。PI基材のフィルムセンサーやAgNW等の非ITO系フィルムセンサーの研究開発も推進
・静電容量TPは売上高、出荷量ともに拡大傾向に。新規モデルの採用拡大に伴い、GG・PG、OGSの出荷比率が上昇する見込み
・自社の研究開発部門においてガラスインサート成形品の開発を推進。ダイレクトボンディングのニーズに対しては、低反射の機能性フィルムを組み合せた製品提案も
124
~TPメーカーにとどまらず、ディスプレイインテグレーターを目指す~
・3社目となるガラスセンサーの新規サプライヤーを検討中。2019年に車載TPとTFT-LCDのダイレクトボンディング品の量産を開始する予定
・価格と安定調達等で優位性を発揮するITOベースのガラスセンサーをメインに使用。TPとTFT-LCDのボンディング用では、段差追従性とアフトガス制御のためOCR使用を検討
130
~2020年に車載機器向けF2センサーの量産を開始~
・2017年10月にNISSHA株式会社へと社名を変更
・静電スイッチを組み合わせた成形品の開発やフォースセンサーの提案に注力
134
~静電容量方式TPに軸足を置いた事業展開と生産体制の再構築を急ぐ~
・2017年にデジタルサイネージ用TPの生産を開始。2018年の用途別売上構成比は、カジノ及びその他50%:車載用30%:産業用20%になる見込み
・PGFは狭額縁化への対応等の問題から、開発をベンディング。車載TPの曲面対応として、三次元カバーガラスを用いたTPの開発を推進
139
~実績と経験・製造ノウハウに加え、品質、短納期対応、顧客サポート等を強みに車載TPの更なる受注獲得を狙う~
・車載用ではGFFのほかに、新しいTP構造としてGF1の開発に注力。2019年に車載とウェアラブルデバイス、その他の売上構成比を20%まで引き上げる計画

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