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2018 新版 高機能フィルム市場の展望と戦略

高機能フィルム市場における日本メーカーの強みと差別化の源泉は最先端の技術と用途の追求と、それを活かした未踏の新市場開拓にある。フィルムメーカーの多くが既存商権を維持し設備稼働率を一定に保つため、最先端だけではなくボリュームゾーンも抱えており、大規模な需要に対する供給量確保が優先されるケースも少なくないが、低付加価値なボリュームゾーンを抱えながらの最先端開発は限界に来ている。フィルムメーカーには従来のような全方位をカバーする事業展開ではなく、自身が強みを持つ高付加価値分野に特化し、そうでない部分はボリュームゾーンでの価格競争力に優れた新興国メーカーへと外部委託の検討も必要だろう。

発刊日 2018年08月30日 体裁 225頁
資料コード C60113200 PDFサイズ 8.2MB
カテゴリ マテリアル / 海外情報掲載
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2018/11/30~ 880円

目次

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【表】主要メーカーによる地域別PETフィルム供給能力推移(2012~2017年,2018年見込み)
2.企業動向
3.展望と課題
・稼働維持よりも最先端の追求を!技術ライセンスや提携も視野に入れた 事業の切り分けが競争力強化と新市場創出の必須条件
21
・ボリューム追求から得意分野へのフォーカスへとシフト オンリーワンの市場開拓に活路あり
22
27
30
32
36
48
【表】中期計画「プロジェクト AP-G2019」の業績指標(2017年度実績,2018年度見通し,2019年度目標)
・一般産業用ではMLCCリリース用原反が好調、岐阜での生産開始で更なる拡大に期待 金属光沢フィルム「PICASUS」、高熱伝導フィルムなど独自の製品展開も積極的に推進
57
64
71
・PENフィルム「テオネックス」は販売量の30%が工業・産業用に フレキシブルデバイスをターゲットとした高透明な光学用グレードのサンプルワークも進む
78
86
93
100
【表】南亜 PETフィルム生産拠点
・一般産業向けは日本勢が対応しきれない細かい需要の取り込みで成長
106
・一般産業用は粘着・離型フィルムとウィンドウフィルムが2ケタの伸び示す
113
118
121
125
143
147
★P148文章の続き
151
151
153
156
163
167
・高表面平滑性と安定した走行性を兼ね備えたリリースフィルムの開発に注力 スラリーを薄く均一に塗工可能な高表面平滑・超高表面平滑品の販売が徐々に拡大傾向に
171
175
【表】カネカ PIフィルム生産拠点概要(2016~2019年)
175
・PI両面にTPIを積層した2層FCCL材料「ピクシオ」でユーザーのコストダウンに貢献
178
【表】カプトン生産拠点概要
178
182
・両面COF向け「SGA」、ラミネート2層FCCL向け「VT」「NVT」に加え フレキシブルOLED向けワニスの拡販にも注力
185
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・2018年に長瀬産業との合弁会社を設立し敦賀事業所内にPIフィルム生産設備を新設
・OLED基板のフレキシブル化に取り組むディスプレイメーカーに 「ゼノマックス®」採用のメリットを訴求
194
198
202
・CNFとAgNWの親水性を利用した密着性の高い回路形成で折りたためるデバイスを開発 紙に記録する電子メモリーなど次世代デバイスへのCNFの応用にも取り組む
・CNFである必然性を提案、フィルム代替ではなく「透明な紙」としての活用を目指す
208
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【表】特種東海製紙CNF「フィブリック(FIBLIC)」生産体制
・高付加価値・高機能領域にフォーカスした新たな用途開発を推進
215
・エンキャップ用やPI基材保護用、ITO成膜付きバリアフィルム等、Flexible OLEDパネル向けハイバリアフィルムの開発を急ぐ
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