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2019年版 高機能包装材料市場の展望と戦略

軟包装はこれまで、基材、バリア層、シーラント層など各種フィルムの高機能化と、これら複数の材料を組み合わせるコンバーティングにより多種多様な機能を持つ包装材料を実現してきました。しかし、近年の海洋プラスチック問題に端を発する世界規模での環境問題意識の高まりや、フードロス削減、人手不足解消などの社会的要請が強まる中で、ユーザーサイドでは包装の設計・構成そのものを見直す動きも出て来ています。包材メーカーにはバリアや易開封といった従来からある性能の向上に加え、薄肉化やモノマテリアル化、レトルトと冷凍・低温輸送対応の両立など、市場とユーザーの要請に応える製品の開発と提案をいかに進めて行けるかが問われています。 今回の調査では、各種パウチやラベル用シュリンクフィルムなどの軟包装と、そこに使用される基材、シーラントフィルム、バリアフィルムなどの高機能包装材料にフォーカスし、高機能包装材料の現状と新たな製品の開発動向に加え、参入メーカー各社の展望と戦略など、最新の状況を分析・考察しました。

発刊日 2019年03月29日 体裁 213頁
資料コード C60125500 PDFサイズ 7.1MB
カテゴリ マテリアル
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目次

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1.市場動向
2.企業動向
3.展望と課題
・社会構成や消費者のライフスタイルの変化の中で包材の新たな価値が問われる
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・食品工場の工程削減や厨房での作業軽減などを実現する業務用包材で人手不足解消を
25
・容器の減量・減容化で軟包装を環境配慮につなげる考えは過去のものに モノマテリアル化、バイオ・再生プラ使用などサスティナブルへの貢献が軟包材の価値
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33
76
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95
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・電子レンジ加熱、調理・洗い物の手間削減、易開封など生活者の利便性を向上する多様なパウチ包材を投入
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【表】凸版印刷業績推移(連結:2016年3月期~2019年3月期計画)
・国内拠点の増強に加え、インドネシア、タイで現地大手包材メーカーとの提携など 拡大が期待される海外市場での展開を強化
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・電子レンジ対応のレトルト対応パウチ「蒸できシリーズ」 カレーやコンビニPB惣菜向け需要を取り込み年間2ケタ成長
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・フードロス削減につながる撥液機能、デジタル印刷対応可能なレトルト対応パウチなど利便性向上、商品差別化につながる商品開発を推進
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・「エアホールドパウチ」は食品や産業資材など幅広い用途展開が進展
121
・旺盛な需要拡大が続くボトルドパウチ、2018年度は充填能力がフル稼働の状態に
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・メカニカルリサイクルPETを使用したラミネート包材がエコマークを取得 水性印刷と無溶剤ラミの組み合わせなどCO2・VOC排出削減にも積極的に取り組む
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【表】サンエー化研 売上高推移(2016年3月期~2019年3月期見込)
【表】サンエー化研生産拠点概要
・電子レンジ包材「レンジDo!」は食の簡便化ニーズを受けて成長 大手家庭用品メーカーと共同でB to Cでの展開も始まる
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・多種多様な容器に対応した易開封蓋材「サンシール」は年間500t程度の販売量を維持 エア緩衝材を応用した災害時用エアマットなど社会貢献につながる製品もラインナップ
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・共押出多層フィルムはタイに新たな生産拠点を建設、海外顧客対応を強化
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・シュリンクフィルムではユーザーの環境配慮ニーズに合致する ポリ乳酸使用の「PLABIO」の成長に期待
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【表】三井化学東セロ 業績推移(2014~2017年度)
【表】三井化学東セロ 国内外生産拠点概要(包装用)
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【表】東レフィルム加工 生産拠点概要
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【表】麗光 生産体制
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・PETフィルムではアンダーコートレス、易カットなど利便性を向上した差別化グレードに注力
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【表】興人フィルム&ケミカルズ 業績推移(2015~2017年度,2018年度見込み)
【表】興人フィルム&ケミカルズ 国内生産拠点概要
・PO系シュリンクフィルム販売量は横ばいを維持
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・梨地フィルムは和菓子以外の用途にも拡大、低吸着シーラントは着実に採用を増やす
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・ホテル・外食産業などプロの調理場をターゲットとしたユニークな製品を投入 人手不足解消、食中毒防止、アレルギー対応の実現をアピールし拡販に注力
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