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2019年版 養殖ビジネスの市場実態と将来展望

発展途上国を中心とした人口増加との経済状況により、世界の食料事情は不安定さを増している。水産物の場合、日本人一人あたりの水産物消費量は減少していることに対し、世界の一人あたりの年間水産物消費量は、この50年間で約2倍に増加している。 また、魚用配合飼料の主原料である魚粉は、大半を輸入に依存しているが、世界的な需要増を背景に、魚粉の輸入価格は高値で推移している。このような中、IoTを活用した効率的な養殖「スマート養殖」、陸上で養殖する「閉鎖循環式陸上養殖」、魚粉量を少なくした「低魚粉飼料」などが注目を浴びている。また、ゲノム編集を活用した育種技術の開発動向や方向性等を明らかにします。 本調査レポートでは、スマート養殖、陸上養殖、低魚粉飼料、種苗の主要プレーヤーを調査・分析することにより、市場の実態と課題を明らかにするとともに、今後の方向性を模索しました。

発刊日 2019年07月11日 体裁 328頁
資料コード C61103800 PDFサイズ 21.6MB
カテゴリ 食品、アグリ、バイオ
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リサーチ内容

調査要綱

第Ⅰ章 日本における漁業・養殖業の動向

1.日本の漁業・養殖業の概況
 (1)漁業・養殖業の国内生産量の推移(2000~2018年)
 (2)漁業・養殖業の国内生産金額の推移(2000~2017年)
2.日本における海面養殖業の概況
 (1)海面養殖 魚種別収穫量推移(2006~2018年見込み)
 (2)海面養殖魚種別生産額推移(2006~2017年)
 (3)都道府県別 海面養殖魚収穫量(2018年見込み)
 (4)都道府県別 海面養殖魚種別収穫量(2018年見込み)
 (5)都道府県別 種苗養殖販売量(2017年)
3.世界の水産・養殖の動向
 (1)世界の漁獲量・養殖生産量(2010~2016年)
 (2)主要漁業国における海面漁業漁獲量(2015~2016年)
 (3)世界における養殖生産量の推移(1970~2016年)
 (4)主要国における養殖生産量(2016年)
 (5)世界の地域別漁業者・養殖業従事者(2000~2016年)
 (6)世界の水産物の輸出入の動向(2006年と2016年の比較)
 (7)世界の魚介類の消費量の推移
4.国内における水産物の輸出拡大に向けた取組
 (1)水産物の輸出動向
 (2)水産物輸出拡大に向けた取組
5.養殖業でも認証制度取得が普及拡大

第Ⅱ章 養殖ビジネスの動向

1.水産改革関連法が成立
 (1)水産改革関連法の背景
 (2)70年ぶりの改革になる水産改革関連法のポイント
 (3)養殖参入企業における漁業法改正についての見解
2.海面養殖経営体の概況
 (1)ブリ類養殖業の経営状況とコスト構造
 (2)マダイ養殖業の経営状況とコスト構造
 (3)まとめ
3.先進的な海外養殖経営の取組
 (1)ノルウェー
 (2)チリ
 (3)世界におけるサーモン・マスの生産量
4.国内における養殖ビジネスの取組
 (1)大手水産会社における養殖ビジネス
 (2)大手商社における養殖ビジネス
 (3)国産サーモンにおける取組み動向
5.日本における養殖経営の今後の方向性

第Ⅲ章 次世代型養殖技術の動向

1.スマート水産
 (1)スマート水産とは
 (2)スマート水産が求められている背景
 (3)水産庁によるスマート水産の社会実装に向けた取り組みについて
 (4)スマート水産を展開している主な企業の取組み
   ①養殖業
   ②沿岸漁業・沖合漁業
   ③その他(加工流通・密漁監視等)
 (5)スマート水産の現状の課題・問題点
 (6)今後のスマート水産の方向性
 (7)スマート水産の市場規模推移(2018~2023年度予測)
2.陸上養殖
 (1)陸上養殖の方式
 (2)陸上養殖の歴史
 (3)海外での陸上養殖の動向
   ①海外の陸上養殖概要
   ②海外の陸上養殖の主な取組
 (4)陸上養殖のメリット・デメリット
 (5)陸上養殖を展開している主な企業の取組み
   ①注目企業 FRDジャパンの取り組み
   ②注目企業 林養魚場・鳥取林養魚場の取り組み
 (6)陸上養殖における有望魚種
   ①サーモン
   ②トラフグ
 (7)陸上養殖における法規制
 (8)参入企業の動向
   ①陸上養殖システムメーカー
   ②陸上養殖事業を展開している企業
 (9)陸上養殖の注目技術 ~好適環境水を利用した陸上養殖~
 (10)陸上養殖の今後の方向性
 (11)ASC認証取得が陸上養殖の普及拡大に期待
 (12)陸上養殖プラント 市場規模推移(2018~2023年度予測)
3.低魚粉飼料
 (1)養殖魚の餌の種類
 (2)魚粉とは
 (3)南米(ペルー・チリ)産魚粉の動向
 (4)魚粉需給の動向
 (5)国産魚粉生産の取組み
 (6)主要メーカーにおける低魚粉飼料の取組
 (7)魚粉代替飼料原料の動向
 (8)昆虫の養魚用飼料向け利用における研究の動向
 (9)低魚粉飼料の市場規模推移(2018~2023年度予測)
 (10)低魚粉飼料における昆虫タンパク質飼料の市場規模推移(2018~2023年度予測)
4.水産用種苗
 (1)人工種苗の生産動向
 (2)主要魚種における人工種苗の動向
   ①クロマグロ
   ②ブリ
 (3)人工種苗における研究動向
   ①TILLING法
   ②遺伝子組換え技術
   ③ゲノム編集
 (4)人工種苗における今後の方向性

第Ⅳ章 民間企業等による養殖ビジネスの動向

日本水産(株)
~マグロ、ブリ、サケを軸に養殖事業の強化、高度化、先鋭化を推進する~

マルハニチロ(株)
~クロマグロの完全養殖事業を始めとして「つくり、育てる漁業」の技術革新に取り組む~

双日(株)
~マグロなど3魚種の養殖手法が完成して事業として確立~

学校法人加計学園 岡山理科大学
~好適環境水による養殖で、「農漁者」を提唱~

(株)タイチ
~こだわりのマダイ「鯛一郎クン」を海面養殖で生産~

(株)ダイニチ
~鮮度一番の出荷体制と物流で日本全国・海外へと安全・安心・鮮度良しの養殖魚を提供~

日建リース工業(株)
~地下海水利用の陸上養殖開発に始まり、“活魚ライブチェーン”を構築~

第Ⅴ章 参入企業等の個別実態調査

<スマート水産>
(株)IHIジェットサービス
~衛星の技術を漁業へ。トレーサビリティ確保によるブランド価値向上、地域振興へ~

(株)ウフル
~IoT・AIの知見を生かし陸上養殖に参入~

ウミトロン(株)
~テクノロジーを用い、持続可能な水産養殖を地球に実装することを目指す~

(株)AIハヤブサ
~AI技術を用い地域の問題解決へ。漁業の新たな仕組みの構築に挑戦、養殖業へ貢献~

(株)NTTドコモ
~海洋環境の見える化システム「ICTブイ」を実用化、2019年は導入に弾み~

(株)オプティム
~農業ICTに続いて、養殖ICTに取り組み、2019年はドローンの実証実験に成功~

KDDI(株)
~復興支援の取組みから、ICT・IoT技術で漁業・養殖業を活性化し地域振興へ~

(株)鯖やグループ
~漁業版SPAの実現を目指し、「クラウド漁業」の取組みを推進~

日鉄エンジニアリング(株)
~海洋鋼構造技術・粉粒体輸送技術を活かし、大規模沖合養殖システムを展開~

富士通(株)
~水産業のサプライチェーン全体を、ICTのテクノロジーでサポート~

(株)FullDepth
~2019年は水中ドローン元年、利活用へ可能性が広がる~

<陸上養殖>
IMTエンジニアリング(株)
~閉鎖循環式屋内型エビ生産システム(ISPS)を新潟県妙高市で展開~

(株)おうち菜園
~アクアポニックスで世界の食糧問題の解決を目指す~

(株)キッツ
~水質管理ソリューションで陸上養殖事業を提案する~

にほん海洋牧場(株)
~2019年より、フルトレーサビリティで安心・安全な美味しいギンザケの出荷開始~

(株)フジキン
~水耕栽培との併用や地域創生として、キャビアフィッシュの普及を目指す~

<低魚粉飼料>
(株)愛南リベラシオ
~昆虫資源の利活用を推進、機能性を高めた飼料で未来の水産業に寄与~

地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所
~アメリカミズアブ研究の事業化に向け、協業を広く視野に入れ取り組む~

日清丸紅飼料(株)
~ブリ類とマダイ向けに強く、マグロ向け配合飼料の普及拡大に注力~

(株)ムスカ
~2019年を昆虫産業元年とし、社会課題・環境問題の解決に寄与~

ユーグレナ竹富エビ養殖(株)
~沖縄県竹富島にてクルマエビ養殖~

<種苗>
近畿大学水産研究所
~外部資金に頼らず、自らの研究資金を稼ぐ研究所~

マリンテック(株)
~マーカー選抜育種法やTILLING法を利用した高品質な水産用種苗の生産販売を展開~

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