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2019年版 医薬品流通市場の将来展望

医薬品流通市場では、新仕切価制度への移行や度重なる薬価制度の見直しなどを経験し、もう赤字決算を免れないのではないかとされてきた状況にあっても利益を確保することができていました。 しかし、今後、医薬品卸各社を取り巻く市場環境はこれまでとは大きく異なる厳しい変化の大波が押し寄せてきます。大手医薬品卸4社は、そのことに耐えるだけの体質の見直しを行ってきました。大手以外の地域医薬品卸の中には経営体質を強化しようとし、さまざまな新規事業や医薬品営業のあり方の見直しなどを行ってきたものの、依然として思うように成果が出ないところも数多く見受けられます。 大手医薬品卸4社は、ヘルスケアプラットフォームを作り上げることで旧来の医薬品卸業主体の経営から総合ヘルスケア商社への転換を図ろうとしています。そのためさまざまな異業種企業等と提携などを行うことで、新たなビジネスチャンスを招くイノベーション(新結合)に活路を見出そうとしています。その中核となるのが物流やICTなどです。 また、ICTの積極的な活用は医薬品卸の経営のあり方を根底から覆すことになります。各社が目指しているヘルスケアプラットフォームの完成のためにはICTの活用が不可欠です。そのことにより医薬品卸各社はそれぞれが個性を有した存在として、今後これまで以上に医療界だけではなく周辺分野においてもその存在感を強めることになります。 本調査レポートでは、わが国の医薬品流通の最新事情を踏まえつつ、今後どのような方向に向かうのかということをテーマにしております。当事者の方々はもちろんのこと、新たに医療分野への参入を検討されておられる企業の方々にとっても本書は有効活用できる内容となっており、ぜひこの機会にお役立ていただけますれば幸いです。

発刊日 2019年08月30日 体裁 190頁
資料コード C61108100 PDFサイズ 8.4MB
カテゴリ ヘルスケア、医療、医薬、介護、医療機器
調査資料価格 165,000円(税込)~    価格表を開く
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(法人内共同利用版)
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セット
(書籍とPDFコーポレート)
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PDFグローバルコーポレート
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目次

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13
1.市場動向
2.展望と課題
21
23
25
★P25文章の続き
27
27
★P27文章の続き
29
●財源としての消費税のゆくえ
29
●医療提供体制見直しはどのようになるのか
31
33
●嵐の前の静けさか
35
●薬価差は誰のものか
36
●どこまで政府は医薬品費をコントロールできるのか
37
●揺れるイノベーション評価
39
●がん遺伝子パネル検査はわが国の治療のあり方を大きく変えることになるのか
41
【表・ク゛ラフ】2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)-概要-(2018、2025、2040年度)
44
【ク゛ラフ】社会保障給付費の見通し(経済:ベースラインケース 2018、2025、2040年度)
45
【ク゛ラフ】社会保障負担の見通し(経済:ベースラインケース 2018、2025、2040年度)
46
【ク゛ラフ】社会保障給付費の見通し(経済:成長実現ケース 2018、2025、2040年度)
47
【ク゛ラフ】社会保障負担の見通し(経済:成長実現ケース 2018、2025、2040年度)
48
【ク゛ラフ】医療福祉分野の就業者数の見通し(2018、2025、2040年度)
49
【表】社会保障給付費の見通し(経済:ベースラインケース)①(2018、2025、2040年度)
50
【表】社会保障給付費の見通し(経済:ベースラインケース)②(2018、2025、2040年度)
51
【表】社会保障給付費の見通し(経済:成長実現ケース)③(2018、2025、2040年度)
52
【表】社会保障給付費の見通し(経済:成長実現ケース)④(2018、2025、2040年度)
53
【表】医療・介護の患者数・利用者数および就業者数(2018、2025、2040年度)
54
◆消費税引き上げに伴う薬価改定の骨子
55
●医療圏として機能不全に陥る地域が多くなっている
61
62
65
●2040年を見据えたシナリオ
66
●2024年4月は病院経営にとって大きな分岐点
67
●中小病院が経営を持続するために不可欠なこと
68
69
72
●消費税10%増税が薬局経営に及ぼす影響
75
●必ずしもドラッグストアが有利だとはいえない
76
●高度化する薬局機能
77
●高齢化社会の選択肢
78
●取り残されるのか、わが国の製薬市場
79
81
★P81文章の続き
83
83
★P83文章の続き
85
●スペシャリティ医薬品の増加は今後も続く
86
●『成功報酬型新薬』は今後、増加するのか
88
●注目されるがん遺伝子パネル検査の波及効果
89
●したたかな製薬企業が強みを発揮する時代に
90
●MRなど人員削減は加速する
91
●変化する医薬営業
92
95
97
★P97文章の続き
99
●製薬企業による医薬品卸の選別の動きは本格化するのか
100
【表】2016年度 消費税補填状況把握結果(病院)
103
【表】2016年度 消費税補填状況把握結果(一般病院:開設主体別)
104
【表】2016年度 消費税補填状況把握結果(一般病院:看護配置基準別)
105
【表】2016年度 消費税補填状況把握結果(一般診療所)
106
【表】2016年度 消費税補填状況把握結果(保険薬局)
107
111
★P111文章の続き
113
●製薬企業の流通改善ガイドラインへの取り組み姿勢
114
115
★P115文章の続き
117
●医薬品卸と製薬企業の今後の関係‐見直しを必要とする期首検討会議の存在
118
●1社流通でのスズケン優位の状況は続くのか
119
●医薬品卸の中抜きは限定的
122
●医薬品卸各社が有するデータをいかにして戦略的に活用するのか
123
125
127
★P127文章の続き
129
●新規事業の成長こそヘルスケアプラットフォーム確立の道
129
●医薬品卸の経営状況は変革するのか
130
131
137
●低成長でも一定の営業利益を確保できる体質への転換
140
●真の地域密着はこれから
141
142
145
147
151
155
157
160
163
165
169
173
175
178
【表】新薬創出等加算の対象品目と加算額
184
【表・ク゛ラフ】一次売差マイナスの解消、適切な仕切価・割戻し等の設定
185
【ク゛ラフ】妥結率の推移(2016、2018年度)
188
【ク゛ラフ】単品単価取引の状況(平成25~30年度)
190

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