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2019年版 スマート農業の現状と将来展望 ~省力化・高品質生産を実現する農業IoT・精密農業・農業ロボットの方向性~

国内の農業の課題は、農業従事者の減少と高齢化が挙げられる。農林業センサスによれば、1995年から2015年までの間に、総農家数は414万戸から216万戸と過去25年間で266万戸が激減している。加えて、農業従事者は140万4千人(2019年)で、この内65歳以上が97万9千人(69.7%)で、高齢者の割合が著しく高まっている。 国内農業の活性化を図るために、ICTの活用による農作物の栽培条件の最適化や、高い生産技術を持つ篤農家の技術・ノウハウをデータ化し、活用可能とする技術の確立による生産性向上、生産から消費までの情報連携による消費者のニーズに対応した農作物の生産や付加価値の向上が期待されている。 農業分野でのICT利用は、これまでは経営面、税務申告などの初歩的利用にとどまっていた。ここ数年は、生産工程、流通・販売行程を支援するソリューションとして広がりつつある。 本調査レポートでは、現在普及し始めている農業IoT(農業クラウド(栽培支援・販売支援・経営支援)、精密農業、農業用ドローン、農業ロボットなどの参入メーカーの現状の取組みと方向性と、農業生産法人のICT利用意向を調査することで、拡大が期待されるスマート農業市場を明らかにします。

発刊日 2019年09月27日 体裁 515頁
資料コード C61108400 PDFサイズ 35.3MB
カテゴリ 食品、アグリ、バイオ / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 情報通信
調査資料価格 209,000円(税込)~    価格表を開く
書 籍 定価  209,000円   ( 本体  190,000円   消費税  19,000円  )
PDFレギュラー 定価  209,000円   ( 本体  190,000円   消費税  19,000円  )
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(書籍とPDFレギュラー)
定価  242,000円   ( 本体  220,000円   消費税  22,000円  )
PDFコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  418,000円   ( 本体  380,000円   消費税  38,000円  )
セット
(書籍とPDFコーポレート)
定価  451,000円   ( 本体  410,000円   消費税  41,000円  )
PDFグローバルコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  627,000円   ( 本体  570,000円   消費税  57,000円  )

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目次

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(1)【表・ク゛ラフ】農業総産出額と生産農業所得推移(1984、2010~2017年)
13
(2)【表・ク゛ラフ】農作物の作付面積推移(2012~2018年)
14
(3)【表・ク゛ラフ】農業就業人口の推移(2007~2018年)
15
16
17
(3)【表・ク゛ラフ】組織形態別 農地所有適格法人数の推移(2001~2018年)~農地所有適格法人(農業生産法人)数は18,000法人を突破~
20
22
【表・ク゛ラフ】六次産業化・地産地消法に基づく事業計画の認定状況(累計:2019年9月9日現在)
23
24
26
31
37
39
【図表】データと先端技術のフル活用による世界トップレベルの「スマート農業」を実現
40
【図】スマート農業技術の現状
41
【表】農研機構による生産現場ニーズを踏まえた研究開発
42
【図】スマート農業の現場・普及に向けた取組
43
44
②スマート農業参入企業における農業データ連携基盤(WAGRI)に対する見解
47
51
④現状の農業データ連携基盤(WAGRI)の課題・問題点
52
53
(1)バイエルクロップサイエンス社におけるスマート農業の取組み
54
55
73
76
(7)【表】主要参入企業におけるスマート農業の展開分野
97
112
117
120
125
129
132
133
(2)ソリューション別 スマート農業の現状の課題・問題点
134
135
(3)ソリューション別 スマート農業の今後の事業の方向性
140
144
146
152
154
1.回答属性
161
2.【表・ク゛ラフ】ICTの利用動向
162
163
【表】「ドローンを利用した農薬散布」を導入している生産法人
163
【ク゛ラフ】現在利用しているICTサービス/【表】経営面積別 現在利用しているICTサービス
164
【ク゛ラフ】経営面積別 現在利用しているICTサービス
165
4.【表・ク゛ラフ】農業生産現場、農業経営におけるICTの普及が遅れている理由
166
5.【表・ク゛ラフ】農業分野においてICT普及のために必要な条件
167
168
【ク゛ラフ】今後、利用してみたいICTソリューション
169
170
172
【表】年間投資可能金額が高額な企業
173
【表・ク゛ラフ】経営面積別 今後ICT利用する際の年間投資可能額
174
175
177
【表・ク゛ラフ】利用しているメーカー
178
【表・ク゛ラフ】利用しているメーカーの評価および理由
11.【表】今後利用したい農業ICT製品
181
12.【表・ク゛ラフ】農業データ連携基盤 WAGRIの認知度
182
①利用意向
183
②今後、WAGRIを利用してみたい理由
184
③WAGRIを利用したくない理由
185
【稲作】
186
【農園芸】
189
【酪農・畜産】
191
掲載項目:会社概要/農業生産現場や農業経営におけるICTの利用状況/農業分野においてICTの普及が遅れている理由/農業分野においてICTが普及するために必要だと思うもの/今後、利用してみたいICT/今後、ICTを利用する際の年間投資可能額/スマート農業関連認知度/WAGRIについて/農業ICT・精密農業についての自由意見
・企業概要
・スマート農業に参入した経緯
・スマート農業関連売上高構成
・スマート農業関連 主要取扱商品の概要
・商品政策/開発の方向性
・スマート農業関連の販売動向
・主な導入実績
・需要分野動向
・農業データ連携基盤(WAGRI)に対する見解
・流通フローと販売ルート
・現状の問題点と課題(自社/市場)
・今後のスマート農業事業の方向性
・今後のスマート農業市場の見通し
※掲載項目は企業によって若干異なります。また非公開の項目もございます。ご了承ください。
297
~価値ある農業を創造していくITソリューション「農場物語」を提供~
302
~ロボットトラクタの展開、スマート農業機械化一貫体系の確立などを進める~
308
~人工知能を使った自動野菜収穫ロボットの本格的サービス開始~
312
~水稲農業における水管理の完全自動化を目指す~
317
~2020五輪に向けGAP認証取得支援サービスに注力、他社との連携も強化方針~
323
~NTTグループ初の「農業×ICT」専業会社を2019年7月に設立~
325
~豚の体重推定システム「デジタル目勘」を2019年度内にリリース予定~
329
~畜産分野の「モバイル牛温恵」「Farmnote Color」が堅調推移~
337
~マサル工業との協業も発表、「paditch」の更なる拡販を目指す~
344
~新しい農業を実現する「スマート農業アライアンス」は1,400団体突破~
351
~農機開発をはじめ自前主義が根強かったが、スマート農業普及のため他業種との連携を強化~
359
~地方創生をテーマに水田センサーを実証実験、その他ドローンなどでも提携開始~
364
~生産者と外部機関を連携するコンサルティングの提供~
370
~設置が簡単な廉価オートステアリングが好調~
375
~環境制御、農業データ分析サービスの提供を開始、付加価値化を図る~
382
~営農管理システム「Z-GIS」を核としたデータ連携事業を展開~
389
~PSソリューションズから事業譲受、豊富なIoTサービスでシナジーを発揮を図る~
397
~資金調達から農業資材購入、農産物販売まで実現する農業のプラットフォーマーを目指す~
403
~「農業簿記」の連携サービス「Money Link」を開始~
408
~農業用ドローンにおいて国内トップの出荷台数を誇る~
413
~高精度GNSSシステムやクラウド活用でスマート農業を推進~
419
~作業者の安全性と作業の効率性を高めた精密農業の提供に注力~
425
~アグビーの開発拠点を移し、実験展開をより深耕~
429
~次世代のスマート農業に対応するガイダンス・自動操舵補助システムの導入進む~
435
~システム開発からソリューションへ、“つながる農業”を推進~
441
~新たなプラットフォームを創造し、神明との業務提携により、米の流通事業に参入~
448
~「人に寄り添うロボティクス」をキーワードに、トマト収穫ロボットを開発中~
452
~農業向け拡販を模索中、2018年度も“過去データ提供・分析”は継続して好評~
459
~農業データ連携基盤(WAGRI)によるデータ連係の取組みに注力~
465
~国内3,700件以上の酪農家・畜産農家に導入実績、海外展開を本格化へ~
472
~「豊かな食の未来へICTで貢献する」方針の下、食・農クラウド 「Akisai(秋彩)」シリーズを展開~
479
~「FieldCam」の展開で新たな現場ニーズにも対応~
486
~生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォームを展開~
490
~簡単・手軽な方法で病害予測、韓国・中国など海外展開を進める~
494
~準天頂衛星対応受信機システムを2019年から農機メーカーへ供給開始~
499
~新しい農業のスタイルを空から創る。もう一歩先の散布サービスの実現~
503
~農業ICTの提供により、生産者の「考える」の省力化を目指す~
510
~AI養液土耕ロボット「ゼロアグリ(ZeRo.agri)」で農業問題の解決を目指す~

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