2020年版 コメビジネス・米飯市場の実態と将来展望
国内におけるコメの消費量は、ほぼ一貫して減少しており、50年前の半分以下にまで落ち込んでいる。高齢化の進行で1人あたりの消費量が減少していることに加え、単身世帯や共働き世帯の増加による食の外部化の進展が背景にある。 一方、農林水産省の推計によると、2019年現在、世界的な和食ブームを追い風に世界各国の日本食レストランの数は約156,000店となり、この2年間で約1.3倍に拡大したという。日本食には水分が多く粘り気のあるジャポニカ米が不可欠であり、日本米の需要は海外で高まりつつある。 加工・日配米飯においては、昨今の消費者ニーズを反映した商品の誕生により市場は拡大している。例えば、パックご飯(無菌包装米飯)は、家庭で炊くごはんの代替品として定着したほか、常温で日持ちのする利便性の高さから、インバウンドの土産品、防災食、人手不足を課題とする 病院・高齢者施設給食や外食などの業務用需要なども取込みつつある。また、おにぎりは、定番商品を中心に、変わり種、健康志向、地域限定、高級品など、バリエーションを拡大させている。ラベルには具材のイメージ写真も加え、外からは見えない具材を訪日客にもすぐ分かるようにするなど、オリンピックを目前にして益々、高まるインバウンド需要を取込むための工夫も見受けられる。 本調査レポートでは、コメビジネス及び米飯関連企業の事業戦略、商品動向、課題・問題点、市場拡大に向けた取り組み等を調査・分析することにより、コメ及び加工・日配米飯ビジネスの有望需要領域や市場の方向性を明らかにする。
発刊日 | 2020年01月31日 | 体裁 | 281頁 |
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資料コード | C61123200 | PDFサイズ | 2.9MB |
カテゴリ | 食品、アグリ、バイオ / ブランドビジネス、ライフスタイル~生活者調査~ | ||
調査資料価格 | 143,000円(税込)~ 価格表を開く |
書 籍 | 定価 143,000円 ( 本体 130,000円 消費税 13,000円 ) |
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PDFレギュラー | 定価 143,000円 ( 本体 130,000円 消費税 13,000円 ) |
セット (書籍とPDFレギュラー) |
定価 176,000円 ( 本体 160,000円 消費税 16,000円 ) |
PDFコーポレート (法人内共同利用版) |
定価 286,000円 ( 本体 260,000円 消費税 26,000円 ) |
セット (書籍とPDFコーポレート) |
定価 319,000円 ( 本体 290,000円 消費税 29,000円 ) |
PDFグローバルコーポレート (法人内共同利用版) |
定価 429,000円 ( 本体 390,000円 消費税 39,000円 ) |
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