ヤノデータバンク(YDB) > レポート一覧・検索 > 2020年版 海洋生分解性素材市場の展望と戦略 ~脱プラスチックに資する容器包装素材の新たな潮流~

2020年版 海洋生分解性素材市場の展望と戦略 ~脱プラスチックに資する容器包装素材の新たな潮流~

使い捨てプラスチックによる地球規模の環境汚染への懸念が国際的に高まる中、日本でも官民による戦略が相次ぎ打ち出されるなど、大きな転換期を迎えようとしている。 その状況下において、海洋生分解性素材が注目を集めている。 その海洋生分解性素材が使い勝手や価格の壁を乗り越えながら、どのように普及していくのか、素材ごとの新規開発の現状と課題を調査し、主要用途における今後の成長可能性を分析することで、関連業界各位の経営戦略に寄与することを目的とする。

発刊日 2020年08月31日 体裁 443頁
資料コード C62104100 PDFサイズ 8.6MB
カテゴリ マテリアル
調査資料価格 165,000円(税込)~    価格表を開く
書 籍 定価  165,000円   ( 本体  150,000円   消費税  15,000円  )
PDFレギュラー 定価  165,000円   ( 本体  150,000円   消費税  15,000円  )
セット
(書籍とPDFレギュラー)
定価  198,000円   ( 本体  180,000円   消費税  18,000円  )
PDFコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  330,000円   ( 本体  300,000円   消費税  30,000円  )
セット
(書籍とPDFコーポレート)
定価  363,000円   ( 本体  330,000円   消費税  33,000円  )
PDFグローバルコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  495,000円   ( 本体  450,000円   消費税  45,000円  )

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

調査資料をご購入される際は、YDB会員(または無料で登録可能なYRI Webメンバー)ログインをお願い致します。
※書籍のみのご購入はFAXまたはメールにてご注文いただけます。

資料閲覧開始 閲覧室: 2020/10/31~ コピーサービス
開始日と料金
(片面1頁/税込)
閲覧室: 2020/10/31~ 880円
YDB eLibrary
(YDB eLibraryプラス) 2021/02/28~
(スタンダード) 2021/08/31~
電話・ウェブサイト:
2020/10/31~ 1,650円
2020/11/30~ 880円

目次

  YDB会員ログインをしていただきますと、さらに詳しい目次をご覧いただけます。

9
13
17
★P19文章の続き
21
・海洋プラごみ汚染の実態調査の手法と、海洋生分解性の評価方法の確立が急務
21
24
1.紙
・プラ代替には品質と価格の課題を抱えるも、海洋生分解性素材の一番手として高い期待
24
25
・加工性の向上も継続課題だが、国連環境計画は紙の環境性を高く評価
30
46
1)レジ袋
46
2)使い捨てカトラリー
47
3)ストロー
47
4)飲料用ボトル
48
5)飲料用カップ
48
49
・海洋生分解性素材へのシフトは限定的、普及促進には段階的な法規制が不可欠
51
55
・PCCとパッケージング研究所を核に容器包装の紙化ニーズに応える
・ヒートシール紙「ラミナTM」を開発、バリア性を要しない用途を開拓へ
・コンバーターなど協力企業と連携し、紙化を促す仕組み作りに注力
63
・パッケージング推進センターと本社組織が連携し、容器包装の紙化ニーズを掘り起こす
・紙製クッション封筒が好調、宅配向けにプラスチック代替が進む
・「キットカット」外装に採用、グローバル規模で紙素材の提供目指す
72
・食品包装用コート紙「バリコート」上市、欧州での実績を経て日本市場にも投入
・欧州では5グレードを展開、最新グレードを日本・アジアでも上市へ
・2019年9月から日本・アジアで販売開始、バリア性とヒートシール性を武器に開拓へ
・2019年6月、新商材開発グループを新設、商品開発部と両輪で脱プラ・紙化を推進
・新中期経営計画でも脱プラ事業育成を表明、国内ブランドオーナーとの関係構築がカギ
77
・長年培った紙に関する知見・技術を総動員し、脱プラ・紙化戦略商品を開発
81
・容器包装の紙化に向け新商品開発に注力、パッケージ子会社とも連携して市場開拓
85
・セロハンの世界トップメーカー、〝セルロース〟事業として再活性化
・高機能フィルム「NatureFlexTM」に注力、優れた海洋生分解を評価され欧米で採用進む
・新製法導入で生産時の環境対応と効率化を計画、時代の追い風を活かせるか
89
・海洋中の生分解性を武器にパッケージ中心にセロファンの提案強化
・セロファンへの関心度アップを追い風に、コンビニPB商品など包装用途を狙う
・防湿セロファンは本生産可能な段階に、ヒートシール性、酸素バリア性付与は複合化で対処
・セロファンを自社生産できる点とパッケージメーカーの総合力が強み
94
・ヘミセルロースに独自抽出・合成・混錬技術を駆使、生分解性樹脂「HEMIX」開発
・流動性向上など改質剤として高い評価、生分解性、透明性、転写性も向上
・ヘミセルロース単体は高い海洋生分解性、分解速度を制御しつつ製品化を目指す
・他樹脂とのブレンドにより実用化を推進、ダイセルとは酢酸セルロースで協業
・間伐材や残渣などを活用して環境に貢献、周辺企業と連携しビジネスモデル実現へ
100
・射出成形可能なウッドプラスチック開発、海洋生分解性グレードも投入
・相手樹脂の改質効果も発揮、幅広い用途への展開が可能
・PHAとの複合材料「ビオフェイド」開発、海洋生分解性プラのコスト課題を解決
・普及を優先して基本技術を公開、バイオエコノミー社会の実現を目指す
105
・100%天然原料「プラントファイバーセラミック」を展開、ストローは海洋中での生分解認証を取得
・原料、加工、製品の各段階で、他素材にはないアドバンテージを発揮
・廃棄物を資源として再利用、循環型社会に貢献するビジネスモデル
・台湾や欧米で採用が拡大、熊本工場稼働を機に国内も本格採用へ
・原料メーカーとしての成長が基本、国内第2工場以降は原料ペレットに特化
111
・PHBHの優れた特長を武器に市場を開拓、海洋プラスチックごみ対策でも注目高まる
・欧州需要の拡大で生産設備はフル稼働、欧州食品接触材料PL収載で一段と活性化
・国内はブランドオーナーとの共同開発で成果、ストロー、化粧品容器で正式採用始まる
・年5,000tプラントを2019年12月竣工、年2万t設備を複数建設し年10~20万t体制へ
117
・バイオPBSの2019年出荷量は前年比倍増、欧米向けに使い捨て容器包装需要が急拡大
・日本市場は農業用マルチ主体の展開、2019年からは容器包装への採用が相次ぐ
・アジピン酸を加えて海洋生分解性を付与、2020年内の完成を目指す
123
・海洋生分解速度を2倍にアップ、酢酸セルロース「CAFBLO」上市
・意図されずに海洋流出する用途もターゲット、繊維、容器包装、魚具などで需要を喚起
・TBMや事業革新パートナーズ等と共同開発、協業により酢酸セルロースの潜在能力引き出す
127
・伊、仏に続きEU全域で需要拡大の兆し、マタービー生産能力を年20万tに拡大へ
・GSIクレオスが日本での輸入販売権を取得、販促チームを結成して営業活動を強化
・日本は農業用マルチフィルムが大部分、改良グレードをテコに増勢を続ける
・レジ袋や食品包装でも市場開拓を活発化、優れた海洋生分解性も武器
・デサントが衣類用接着シートに採用、外部企業と協力して新たな用途にチャレンジ
133
・カゼイン由来の生分解性樹脂を開発、欧州に続き日本でも市場開拓スタート
・海洋中で生分解を見込める水溶性が特長、既存のインフレ成形機を利用可能
・欧州では固形洗剤の包装フィルムで実績、紙ラミ用途も開発中
・日本市場は包材中心にサンプルワーク中、価格はPVAと同等の水準で提供
・レジ袋の有料化がスタート、プラスチック使用量削減の第一歩となるか
139
139
141
145
147
・海洋プラごみ問題を背景に紙化が進行、紙カトラリーは市場の10%前後を占める
147
148
・紙カトラリーはスプーン主体の展開、尚山堂とアオトプラスが市場をほぼ独占
149
・紙カトラリーへの変更を加速させるには、品質向上とコストとのバランスが不可欠
150
・紙カトラリーの活躍の場は限定的だが、法規制次第で一大市場に成長する可能性も
151
・国内市場規模は年110億本(推定)、ウミガメ映像を機に世界的に削減の対象に
153
153
157
・年約3,000tのPETボトルが海洋流出か、海洋生分解性プラスチックの採用には高い壁
159
160
・今後も紙化は徐々に進むも大幅拡大は不透明 ただしCVS如何では減少分を補う成長も
162
・リッドにも注目、紙、バイオマス複合材、海洋生分解性プラスチックが実用化を競う
165
166
・中食市場における紙化の潜在需要は高い ただ今後も紙化は緩やかに進むと想定
169
173
・業界最大手の総合パッケージメーカー、ソリューション型のトータルパッケージ提案が持ち味
・紙袋への切り替えが2019年から顕在化、20年度に本格採用見込むもコロナが冷や水
・環境に配慮した紙袋の品揃えを拡充し、顧客ブランド価値向上を支援
・紙器や軟包装においても海洋プラスチックごみ対策を実践
177
・業界屈指の生産能力を誇る包材コンバータ 紙袋以外にも多種多様な事業を展開
・2019年の紙袋販売量は約10%増、環境情報発信と環境配慮製品の拡充に注力
180
・レジ袋有料化にバイオマスプラと海洋生分解性プラの拡販で防衛へ
・海洋生分解性樹脂「エコレックス」を開発、来春の認証取得を待って本格発売へ
・コスト課題を克服して新レジ袋を拡販、エコレックスは容器包装材へも展開へ
182
・紙カトラリーを業務用で展開、ユーザーの脱プラ推進を後押し
・学校給食向けの紙スプーンのほとんどに採用、和菓子向けに紙ナイフも供給
・原紙は複数メーカーから調達、品質とコストのバランスを重視
185
・紙カトラリー類の販売が好調、使い捨てプラからの切り替え相次ぐ
・ヨーグルトの付属スプーンを中心に、紙製マドラー・フォーク、ピックを展開
・プラ製と比べた使い勝手と価格が課題も、海外からの引き合いが拡大傾向
188
・紙コップの国内トップメーカー 紙化提案を積極的に推進、実績も多数
・食品用では中食市場の紙化需要開拓に注力 テイクアウト、デリバリー容器もターゲット
・飲料用も徐々に紙化ニーズが高まる 新製品の紙製絞り蓋で蓋の紙化も狙う
・厚木工場新棟は順調に稼働 中長期的には紙コップのリサイクル化も模索
195
・CVS中心に徐々に飲料用の紙化実績増 内嵌合の紙蓋の開発にも注力
・食品用の紙化は中食、テイクアウト容器を狙う
第5章 エンドユーザー調査個表
203
1.現在対策を実施しているケース
205
2.対策を予定(検討)しているケース
211
3.対策を実施する予定はないが、条件次第で取り組む考えがあるケース
214
4.今後も対策の意思がないケース
214
5.紙素材に対する関心度
215
6.紙素材に対する改善点
215
7.生分解性プラスチックに対する期待度
216
8.生分解性プラスチックに対する改善点
216
9.代替製品コスト
217
10.素材を変更する場合の容器包装の採用姿勢
217
11.容器包装の海洋汚染対策を検討する際の担当部門
218
12.社内に専門組織あるいはプロジェクトチームを立ち上げ状況
218
13.新型コロナウイルスによる影響
219
14.新型コロナウイルスによる影響の中身
219
15.国内市場における容器包装の海洋汚染対策の見通し
219
■アンケート票(質問票)
220
掲載内容:企業概要、事業内容、①使い捨てプラスチックによる海洋汚染問題に対する関心度(御社における対策の必要性)について、②御社商品及び店舗で使用している使い捨てプラスチック(容器包装)の海洋汚染対策について(国内、2018年以降)4つのケースから該当するケースにお答え下さい、③代替製品コスト(容器包装のコスト)、④紙素材に対する期待度、⑤生分解性プラスチックに対する期待度、⑥素材変更をする場合の容器包装の採用姿勢について、⑦容器包装の海洋汚染対策を検討する際の担当部門、⑧新型コロナウイルスによる影響、⑨国内市場における容器包装の海洋汚染対策の見直し
※企業により一部非掲載項目がございます。ご了承ください。
◆AOKI
222
◆アージュ
224
◆味の民芸フードサービス
226
◆アズノゥアズ
228
◆アルテゴ
230
◆アレス
232
◆アレフ
234
◆イズミ
236
◆一号舘
238
◆一畑百貨店
240
◆井筒屋
242
◆伊藤チェーン
244
◆伊徳
246
◆いなげや
248
◆伊予鉄髙島屋
250
◆Aコープ西日本
252
◆エーコープ関東
254
◆エーコープみやざき
256
◆エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン
258
◆エレナ
260
◆エンチョー
262
◆Olympic
264
◆オーケー
266
◆大賀薬局
268
◆大屋
270
◆岡山髙島屋
272
◆オンワード樫山
274
◆ぎゅーとら
276
◆京樽
278
◆近商ストア
280
◆京急百貨店
282
◆高知大丸
284
◆コナカ
286
◆コノミヤ
288
◆札幌丸井三越
290
◆サニーマート
292
◆サンキュードラッグ
294
◆サンジェルマン
296
◆サンデー
298
◆サンリブ
300
◆JR九州ドラッグイレブン
302
◆JR東日本フーズ
304
◆シェルガーデン
306
◆静岡伊勢丹
308
◆シップス
310
◆ジョイックスコーポレーション
312
◆スギ薬局
314
◆スズラン
316
◆成城石井
318
◆セイミヤ
320
◆セレクション
322
◆ダイユーエイト
324
◆高崎髙島屋
326
◆髙島屋
328
◆タカヤナギ
330
◆田子重
332
◆玉寿司
334
◆玉屋
336
◆中央市場
338
◆ちよだ鮨
340
◆津南高原開発
342
◆テーオーリテイリング
344
◆東急ストア
346
◆東急ホテルズ
348
◆道とん堀
350
◆東武宇都宮百貨店
352
◆トキハ
354
◆ドムドムフードサービス
356
◆ナフコ
358
◆西村ジョイ
360
◆ハウステンボス
362
◆浜屋百貨店
364
◆原信
366
◆はるやまホールディングス
368
◆阪急阪神百貨店
370
◆ビー・アンド・ディー
372
◆ビーバートザン
374
◆広島三越
376
◆富士屋
378
◆不二屋
380
◆不二家フードサービス
382
◆ププレひまわり
384
◆フレスコ
386
◆ホームセンターバロー
388
◆ホームセンターみつわ
390
◆ポッカクリエイト
392
◆ホテル小田急
394
◆マキバ
396
◆マックスバリュ関東
398
◆マルエツ
400
◆マルト商事
402
◆マルナカ
404
◆マルヨシセンター
406
◆ミスターマックス・ホールディングス
408
◆水戸京成百貨店
410
◆宮崎山形屋
412
◆名鉄インプレス
414
◆八木橋
416
◆山形屋ストア
418
◆ヤマザワ
420
◆山田食品産業
422
◆ヤマナカ
424
◆ユアーズ
426
◆ユタカファーマシー
428
◆米子髙島屋
430
◆両備ホールディングス
432
◆レディ薬局
434
◆ワークマン
436
◆ワイズマート
438
◆ワシントンホテル
440
◆社名非公開企業
442

ページTOP ↑

Copyright© 1995- Yano Research Institute Ltd.All rights reserved.