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2020年版 スマート農業の現状と将来展望 ~省力化・高品質生産を実現する農業IoT・精密農業・農業ロボットの方向性~

国内総農家数は1990年には482万戸であったのに対し、2020年には174.7万戸と過去30年間で約300万戸以上が激減している。加えて、基幹的農業従事者(主に仕事が農業の人)は136万1,000人(2020年)で、この内65歳以上が94万9千人(69.7%)で、高齢者の割合が著しく高まっている。担い手の減少・高齢化の進行等により労働力不足が深刻な農業では、近年外国人材受入れを積極的に行っており、この5年で2倍の増加傾向推移しているが、コロナ禍に伴う入国制限により、一時は全国で受入の見通しが立たない状況になった。このような中、国内農業の活性化を図るために、ICTの活用による農作物の栽培条件の最適化や、高い生産技術を持つ篤農家の技術・ノウハウをデータ化し、活用可能とする技術の確立による生産性向上、生産から消費までの情報連携による消費者のニーズに対応したスマート農業が期待されている。政府も2025 年までに農業の担い手のほぼ全てが、データを活用した農業「スマート農業」を実践することを目標に掲げ、普及を後押ししている。 当該レポートでは、現在普及し始めている農業IoT(農業クラウド(栽培支援・販売支援・経営支援)、精密農業、農業ロボットなどの参入メーカーの現状の取組みと方向性と、農業生産法人のICT利用意向を調査することで、拡大が期待されるスマート農業市場を明らかにします。

発刊日 2020年12月24日 体裁 625頁
資料コード C62104400 PDFサイズ 51.8MB
カテゴリ 食品、アグリ、バイオ / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 情報通信
調査資料価格 209,000円(税込)~    価格表を開く
書 籍 定価  209,000円   ( 本体  190,000円   消費税  19,000円  )
PDFレギュラー 定価  209,000円   ( 本体  190,000円   消費税  19,000円  )
セット
(書籍とPDFレギュラー)
定価  242,000円   ( 本体  220,000円   消費税  22,000円  )
PDFコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  418,000円   ( 本体  380,000円   消費税  38,000円  )
セット
(書籍とPDFコーポレート)
定価  451,000円   ( 本体  410,000円   消費税  41,000円  )
PDFグローバルコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  627,000円   ( 本体  570,000円   消費税  57,000円  )

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(スタンダード) 2021/12/24~
電話・ウェブサイト:
2021/02/24~ 1,650円
2021/03/24~ 990円

目次

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(1)【表・ク゛ラフ】農業総産出額と生産農業所得推移(1984、2012~2018年)
15
(2)【表・ク゛ラフ】農作物の作付面積推移(2012~2019年)
16
(3)【表・ク゛ラフ】農業就業人口の推移(2007~2019年)
17
(4)【ク゛ラフ】全国農業経営体における経営耕地面積規模別耕地集積割合の変化
18
(5)【表・ク゛ラフ】農業経営体あたりの経営耕地面積
19
20
21
(3)【表・ク゛ラフ】組織形態別 農地所有適格法人数の推移(2009~2019年)~農地所有適格法人(農業生産法人)数は19,000法人を突破~
24
25
26
【表・ク゛ラフ】六次産業化・地産地消法に基づく事業計画の認定状況(累計:2020年11月30日現在)
27
29
31
37
42
43
46
【図】農業データの現状と課題/【表】オープンAPI整備の考え方
【図】農機メーカー・ICTベンダーの役割/農機データを活用したスマート農業の実現
47
48
(2)スマート農業参入企業における農業データ連携基盤(WAGRI)に対する見解
51
(3)現状の農業データ連携基盤(WAGRI)の課題・問題点
55
56
57
(2)バイエルクロップサイエンス社におけるスマート農業の取組み
59
(3)BASF社におけるスマート農業の取組み
60
(4)イスラエルにおけるアグリテックの動向
61
62
89
94
(7)【表】主要参入企業におけるスマート農業の展開分野
127
145
150
153
159
162
166
(1)ロボット農機・農業用ドローンにおける課題・問題点
168
(2)ソリューション別 スマート農業の現状の課題・問題点
169
(3)ソリューション別 スマート農業の今後の事業の方向性
179
183
185
193
195
1.回答属性
203
204
【表・ク゛ラフ】現状のICT利用動向/ICTを利用している生産法人の分類
205
4.【表・ク゛ラフ】農業生産現場、農業経営におけるICTの普及が遅れている理由
210
5.【表・ク゛ラフ】農業分野においてICT普及のために必要な条件
211
212
【表】今後利用してみたいICTソリューション
【表】今後利用してみたいICTソリューション その他回答/【ク゛ラフ】今後利用してみたいICTソリューション
213
【ク゛ラフ】経営面積別今後利用してみたいICTソリューション
214
【表】経営面積別 今後利用してみたいICTソリューション
215
【表・ク゛ラフ】今後ICT利用する際の年間投資可能額
216
【表】年間投資可能金額が高額な農業生産法人
217
【表・ク゛ラフ】経営面積別今後ICT利用する際の年間投資可能額
218
219
【表】知っているメーカーおよび製品
【ク゛ラフ】知っているメーカーおよび製品
220
221
【表・ク゛ラフ】利用している メーカー
222
【表・ク゛ラフ】利用している メーカーの評価
【表】利用しているメーカーの評価および理由
223
226
【表・ク゛ラフ】今後利用したいメーカー
【表】今後利用したいメーカーとその理由
227
(1)【表・ク゛ラフ】新型コロナウイルスによる経営の影響
228
(2)【表・ク゛ラフ】新型コロナウイルスによる具体的な影響
229
(3)【表・ク゛ラフ】新型コロナウイルスによる経営環境の変化
230
(1)【表・ク゛ラフ】農業人材確保の現状の満足度
231
(2)【表】現状の農業人材確保の満足度と、その理由
232
235
【稲作】
237
【農園芸】
241
【酪農・畜産】
243
<農業生産法人(100法人) 個別調査票)>
掲載項目:会社概要/農業生産現場や農業経営におけるICTの利用状況/農業分野においてICTの普及が遅れている理由/農業分野においてICTが普及するために必要だと思うもの/今後、利用してみたいICT/今後、ICTを利用する際の年間投資可能額/スマート農業関連認知度/WAGRIについて/農業ICT・精密農業についての自由意見
□(有)いわみ農産
247
□新潟ゆうき(株)
248
□(有)アグセス愛知
249
□みすず農場
250
□(農)ほづ
251
□(農)大潟ナショナルカントリー
252
□(株)千手
253
□(有)リトリート田倉
254
□(有)農業カズミ
255
□(株)田伝むし
256
□(株)青木農場
257
□(農)アイガモの谷口
258
□(有)さくさく村
259
□(農)丹波たぶち農場
260
□(農)さだしげ
261
□(有)米耕農
262
□(株)暮坪農場
263
□(有)グリーンパワーなのはな
264
□(農)アバンセ乾側
265
□ナカウンファーム(株)
266
□(有)ケイホットライス
267
□(有)グリーン松任
268
□(株)グリーンファーム大黒
269
□(農)りぞねっと
270
□(有)ファームリンクル
271
□(株)紅農友会
272
□(農)西紀農産加工組合
273
□(株)宮崎アグリアート
274
□(有)アグリベースにいやま
275
□十和田アグリ(株)
276
□(有)すとう農産
277
□(農)みずほファーミング
278
□(株)農健
279
□(農)二島西
280
□(有)ファームランド五島
281
□(有)あした
282
□(有)リバーサイド石津
283
□(農)木喰の郷もろはた
284
□北山農産(有)
285
□(有)厚真ファーム
286
□農業屋ファーム(株)
287
□(有)川原農産
288
□(有)もりかわ農場
289
□(農)士別農園
290
□(有)PFTサービス
291
□(株)まいすたぁ
292
□(有)でんぱた
293
□(有)北浦郷
294
□(農)よしやま
295
□(有)七島農産
296
□(農)小国ファーム
297
□山梨自然エネルギー発電(株)
298
□(株)六星
299
□(有)金沢
300
□(有)木曽岬農業センター
301
□(有)類農園
302
□(農)越野営農組合
303
□(農)田中営農組合
304
□一般財団法人池田町農林公社
305
□(有)親和
306
□かみやま(農)
307
□(有)樫山農園
308
□(有)アグリセンターみやこ
309
□日本農産(株)
310
□(株)風の丘ファーム
311
□(株)青森りんごランド
312
□(株)グリンリーフ
313
□(有)岩手園芸
314
□(株)門真れんこん屋
315
□(有)北部農園
316
□(株)箱根牧場
317
□(有)永田バイオ研究所
318
□(有)サンファーム
319
□佐藤農場(株)
320
□(有)トップリバー
321
□(株)長有研
322
□(農)安行グリーン
323
□(有)山田農園
324
□(株)照沼勝一商店
325
□(農)富山東部球根プラント組合
326
□(有)オキツローズナーセリー
327
□(有)山口農園
328
□(株)井ヶ田製茶北郷茶園
329
□(有)金丸物産金井きのこ園
330
□(株)プラネット
331
□(農)吉野ホタルの里ファーム
332
□(有)ビオ・ファーム
333
□(有)ネクト
334
□(株)吉田農園
335
□(有)フロンティアアグリカルチャーながさき
336
□(農)クラインガルテン
337
□(農)JAアグリひみ
338
□(有)ナチュラルファーム
339
□(株)マッシュアンドフルーツ
340
□(株)ハラダ製茶農園
341
□(有)まるせい果樹園
342
□大江ノ郷自然牧場
343
□(有)福田ファーム
344
□(株)平田牧場
345
□(有)レクスト
346
・企業概要
・スマート農業に参入した経緯
・スマート農業関連売上高構成
・スマート農業関連 主要取扱商品の概要
・商品政策/開発の方向性
・スマート農業関連の販売動向
・主な導入実績
・需要分野動向
・農業データ連携基盤(WAGRI)に対する見解
・流通フローと販売ルート
・現状の問題点と課題(自社/市場)
・今後のスマート農業事業の方向性
・今後のスマート農業市場の見通し
※掲載項目は企業によって若干異なります。また非公開の項目もございます。ご了承ください。
349
~低価格吊り下げ式収穫ロボットで市場へ参入、農家からの評価も高く今後に期待~
352
~こと京都とも協業、流通販売情報からの農業生産のサポート展開を進める~
358
~国内のみならず、アジアにおいてもスマート農業の普及に注力~
364
~豚の体重推定システム「デジタル目勘」を展開~
369
~NTT東日本との関係性も構築でき、協業の可能性を図る~
375
~従来の農業ハウスに比べ、低コストで高機能・耐候性が高い「ドリームフィールド」を発売~
379
~水田の水管理の省力化と低コスト化を実現する「ICT水管理システム」を販売~
386
~「養豚自働化プロジェクト」の一環としてIoT・ロボティクス事業を開始~
392
~農家とメーカーらをつなぐ農業プラットフォーム「agmiru(アグミル)」を展開~
398
~NTTグループ初の「農業×ICT」専業会社、「農業を起点とした街づくり」を支援~
402
~ハウス施設内の温度・湿度を見える化する「Fermier Monitor」を発売~
408
~次世代農業に対応した営農支援プラットフォーム「畑アシスト」を提供開始~
417
~「paditch」は着実に浸透、ガラケーにも対応し拡販を図る~
425
~スマート農業プロフェッショナルサービスによる、農業ビジネスのワンストップ提供を図る~
434
~世界で初めて自動運転の「アグリロボ田植機」を2020年から販売開始~
442
~地方自治体との実証実験を進め、農業全体の活性化に取り組む~
447
~衛星データと地上データを活用し、地球上に暮らす人類の営みを最適化する~
453
~地方自治体との実証実験を進め、農業全体の活性化に取り組む~
459
~新型オートステアリングを展開、機能が大幅にアップ、今後の浸透に期待~
465
~統合環境制御により、光合成と環境作りにこだわり、生産者の収穫量、収益性の拡大に貢献~
468
~「みどりクラウド」の中核となる食農データ連携プラットフォーム「みどりマーケット」の開発に着手~
476
~「Z-GIS」の機能グレードアップ、BASF社 の「xarvio(ザルビオ)」と2021年春から連携~
483
~コロンビアの「スマートライスファーミングプロジェクト」に「e-kakashi」を納入~
490
~消費税率10%・軽減税率制度に対応した農業会計ソフト「農業簿記11」が好調~
496
~より安全で効率の高い農薬散布新ドローン「AGRAS T20」の販売が拡大~
500
~「RightARM」に出荷予測機能が実装され、農作業の効率化をエリア単位で図る~
505
~自動車で培った技術を活かし持続可能な農業生産に貢献、農食分野への新たな価値の提供を目指す~
511
~「宇宙からの情報を使い 人類の文明活動を最適化する」をミッションに展開~
514
~タイでの実証実験も開始、グローバルでの展開を中心に進める~
520
~デンソーの技術力とトヨタネの栽培ノウハウを融合した環境制御システム「ProFarm」の推進~~
524
~農業用ドローンの完全自動運転技術と生育診断技術の高度化を図る~
530
~自動操舵補助システム新製品の展開と圃場管理サービスの提供を模索~
536
~カゴメとの戦略パートナーシップを締結、グローバル規模での展開を図る~
543
~トラクター用ガイダンスナビアプリ「AgriBus-NAVI」は、世界で100万ダウンロードを突破~
548
~卸売事業者との業務提携、IT・地域性・集荷力を集結し委託販売先の開拓へ~
555
~トマト収穫ロボットを開発、テストを継続、実用化検証をさらに進める~
559
~営農サポートに向けて、一歩一歩進めている段階~
566
~データ入力という作業に対する新たな提案で市場開拓を図る~
569
~日立ソリューションズ東日本に移管しつつ、グループとしての取組は堅持~
574
~自社牧場での実証実験も開始、酪農の総合ノウハウをさらに高度化していく~
582
~「豊かな食の未来へICTで貢献する」方針の下、食・農クラウド 「Akisai(秋彩)」シリーズを展開~
586
~3G通信の終了に向けて後継機の展開が改題~
594
~生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォームを展開~
598
~「Plantect」は、2021年1月からバイエル クロップサイエンス社が事業を展開~
602
~準天頂衛星対応受信機システムを2019年から農機メーカーへ供給開始~
608
~空からのスマート農業支援サービスを軸に自動化・効率化を推進~
612
~農地の大規模化に伴い、圃場を細分化したセンシングソリューションに注力~
619
~AI養液土耕ロボット「ゼロアグリ(ZeRo.agri)」による持続型農業に貢献を目指す~

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