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2022年版 拡大する施設園芸の市場実態と将来展望

近年の農業を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化による後継者不足や農業所得の減少、食料自給率の向上など大きな変化の中にある。また重油・電気代などのエネルギーコストや化学肥料価格高騰により、施設園芸生産者を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。さらに、また地球温暖化が進行する中、農業分野においても温室効果ガスの排出量削減への取組が必要となっており、従来の生産構造のままでは農業の継続が難しい状況となっている。これらの問題を解決する手段として、これまでの勘や経験のみに頼ることのないように、次世代型施設園芸が注目されている。次世代施設園芸は、栽培期間の短縮、収穫量の増加、品質の向上、省エネ・省コスト化など、栽培の高度化を図ることができ、農業の収益性を高めることができる。 矢野経済研究所では、農業ハウス・栽培システム(養液栽培)・施設園芸関連資材(複合環境制御・施設園芸向けヒートポンプ・植物育成用光源・農業ICT、液体肥料)を調査分析することにより、現状の施設園芸市場の実態と課題を明らかにし、各市場の今後の市場性を展望する資料の提供を目的として当調査を企画した。

発刊日 2022年09月29日 体裁 556頁
資料コード C64104700 PDFサイズ 70.1MB
カテゴリ 食品、アグリ、バイオ / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 海外情報掲載
調査資料価格 363,000円(税込)~    価格表を開く
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定価  726,000円   ( 本体  660,000円   消費税  66,000円  )
セット
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定価  759,000円   ( 本体  690,000円   消費税  69,000円  )
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(法人内共同利用版)
定価  1,089,000円   ( 本体  990,000円   消費税  99,000円  )

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目次

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(1)【表・ク゛ラフ】農業総産出額と生産農業所得推移(1984、2014~2020年)
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(6)【ク゛ラフ】全国農業経営体における経営耕地面積規模別耕地集積割合の変化
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(3)【表・ク゛ラフ】組織形態別農業生産法人数の推移(2009~2021年)~農業生産法人数は20,000法人を突破~
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【表・ク゛ラフ】六次産業化・地産地消法に基づく事業計画の認定状況(累計・2022年8月31日現在)
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(6)生産・流通上の課題・問題点~スマート農業を利用し、新規就農者の確保~
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(7)今後の方向性~再生可能エネルギーとスマート農業を利用し、地域活性化に貢献~
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1.アンケート回収結果/2.回答企業属性
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(1)直近の収支(営業利益ベース)
147
(2)栽培面積別 収支の状況
149
(3)稼働年数別 収支の状況
150
(4)栽培作物別 収支の状況
151
4.事業が安定化するまでの年数
152
5.導入している環境制御装置メーカー
154
6.導入している植物育成用光源
156
7.生産コスト上昇による経営の影響
158
(1)具体的な影響
162
(2)生産コスト上昇について具体的な対策
163
9.今後の経営(生産)規模の拡大の意向
165
10.その他、施設園芸に関する自由意見
166
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(7)現状の問題点と課題点
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(8)【表】地域の主要な農業用ハウスメーカー
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250
(5)参入企業の主要商品
258
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(8)現状の課題点と問題点
268
(9)市場の見通し
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(2)農林水産・畜産におけるローカル5G普及の見通し
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(2)主要参入企業の動向
309
(3)製品・技術関連動向
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(5)現状の問題点と課題点
314
(6)今後の事業の方向性
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(2)主要参入企業の動向~昭和電工が撤退する一方、日亜化学が植物育成光源LED新製品を拡充~
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(4)主要企業の動向
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(6)今後の事業の方向性
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(3)参入企業における販売動向
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◇(株)イーズ ~原油高により、ヒートポンプの売上がV字回復~
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◇イノチオアグリ(株) ~温室ハウスの製販一貫対応を強みとする~
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◇AGCグリーンテック(株) ~エフクリーンを通して最適な室内環境を提案・実現し、明日の豊かな社会づくりに貢献する~
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◇(株)NTTアグリテクノロジー ~NTTグループ初の「農業×ICT」専業会社、「農業を起点とした街づくり」を支援~
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◇(株)エム式水耕研究所 ~水耕栽培プラントメーカーとして生産者の軽作業化・多収量化・通年生産体系化現~
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◇OATアグリオ(株) ~イチゴの生育状況をAIが判断する「生育診断システム」を開発、スマート農業市場に参入~
409
◇協和(株) ~巣ごもりで家庭用水耕栽培キット関連品が好調、工場向けでイチゴ用LED展開開始~
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◇(株)サンホープ ~ドサトロンや自動灌水システムで、灌水の効率化に貢献~
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◇シグニファイジャパン合同会社 ~LED照明は省エネ化を推進、2022年は高軒高ハウス向けモデルを投入~
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◇(株)誠和 ~次世代施設園芸(資源循環型施設園芸)を軸とした街づくりに注力~
431
◇(株)セラク ~みどりクラウド農水産ソリューションを展開し、一次産業におけるDX化を推進~
440
◇(株)大仙 ~大規模栽培施設、カーボンフリー型施設園芸向けの提案強化を図る~
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◇タキロンシーアイ(株) ~高機能型農業用フィルムや、ニーズに応じた各種資材を提供し、農業経営をトータルに支援~
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◇(株)デンソー ~自動車で培った技術を活かし持続可能な農業生産に貢献、農食分野への新たな価値の提供を目指す~
458
◇(株)デンソーアグリテックソリューションズ ~モノづくり×農業が実現する理想の農業(儲かる、働きやすい農業)を展開~
464
◇東都興業(株) ~電動カンキット®-N制御盤Plusで、安価にフィルム巻き上げの自動遠隔化を実現~
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◇トミタテクノロジー(株) ~「Priva Compass」「次世代イチゴ栽培システム」で中規模施設にも進出~
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◇トヨタネ(株) ~環境制御システム「ProFarm」の展開、持続可能な栽培システム開発目指す~
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◇日本アドバンストアグリ(株) ~3波長型ワイドバンドLEDを主力に展開、大規模施設向けの認知度拡大を図る~
490
◇日本電気(株)~国内施設園芸向け農業ICTクラウドサービスの安定成長を図りつつ、露地栽培向けソリューションでグローバル展開を加速~
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◇ネタフィムジャパン(株) ~灌水コントローラー「アクアタイム」などを使用した点滴灌水で、精密灌水を推進~
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◇ネポン(株) ~IoTプラットフォームパッケージである「Chabu-Dai」で一次産業以外にも参入~
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◇(株)Happy Quality ~最先端の栽培技術「Happy式マーケットイン農業モデル」で、高品質作物の生産を実現~
510
◇PLANT DATA(株) ~データ活用インフラ構築により、次代の食農バリューチェーンを社会実装する~
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◇(株)プラントライフシステムズ ~数理モデルと植物生理学の融合で、高付加価値作物の栽培効率化へ~
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◇(株)ポモナファーム ~必要な水分量を1/10に抑えるという超省資源型の栽培「Moisculture」を展開~
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◇三菱ケミカルアグリドリーム(株) ~日本の”食を支えるソリューションカンパニー”を目指す~
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◇(株)ルートレック・ネットワークス ~「ゼロアグリ(ZeRo.agri)」によるデジタルファーミングで持続型未来に貢献~
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◇渡辺パイプ(株) ~スマート農業関連の機器類を強化、周辺サービスの充実で農業参入の活性化を目指す~
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