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2023年版 海洋生分解性素材市場の展望と戦略~脱プラスチックに資する素材の新たな潮流~

使い捨てプラスチックによる地球規模の環境汚染への懸念が国際的に高まる中、日本でも官民による戦略が相次ぎ打ち出されるなど、大きな転換期を迎えようとしている。 その状況下において、海洋生分解性素材が注目を集めている。 その海洋生分解性素材が使い勝手や価格の壁を乗り越えながら、どのように普及していくのか、素材ごとの新規開発の現状と課題を調査し、主要用途における今後の成長可能性を分析することで、関連業界各位の経営戦略に寄与することを目的とする。

発刊日 2023年02月28日 体裁 455頁
資料コード C64115100 PDFサイズ 12.1MB
カテゴリ マテリアル
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目次

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9
(1)市場全体の動向
13
14
17
18
・海洋生分解の国際規格の確立に向け、海洋生分解性プラ標準化コンソーシアム発足
19
20
・国連は法的拘束力のある国際条約策定に着手、日本は主導的な役割を果せるか
23
25
・新事業創出に特化した新組織が発足、パッケージング推進センターと連携
53
・その他新規開発製品
61
・顧客と個別に紙パッケージを開発、貝印、グンゼ、ブルボン等が新たに紙化
64
・顧客のプラスチック問題の解決に向け、ワンストップサービスの提供を強化
64
・企画本部内にSN推進センターを新設、紙化などソリューション営業を展開
66
・紙容器再資源化システムの構築に注力、紙化を促す大きな仕組みづくりを推進
76
・紙化製品を「エリプラ」ブランドに統一。商品認知度向上による実績増加を図る
78
・「エリプラ」シリーズの拡充に注力 グループ全体でエンドユーザー開拓推進
84
・「紙から素材へ」をテーマに収益基盤強化。各種環境配慮型商品の拡販に注力
85
・barricote®はラインアップ拡充 22年にチョコレートの外装袋に採用
85
・barrisherpa®もコーヒーの袋に採用 減プラも含め、広い視点でニーズに対応
88
・フッ素系生産終了で非フッ素系である撥水耐油板紙に拡販の期待掛かる 「ピュアリーフ エコ」はOEMも取り組む
89
・プラスチック代替素材の中核事業化目指す。カップ原紙にも注力
91
・グループ会社を交えてプラ代替を推進、顧客ニーズを吸い上げて新規材料を開発
98
・パッケージメーカーの立場からも提案、ブランドオーナーの移行に多面的に対応
103
・数少ない国内セロファンメーカーとして総合パッケージメーカーの強みを活かす
104
・国内セロハン市場のトップメーカー、世界市場でも買収を機にシェア70%獲得
105
・高機能フィルム「NatureFlexTM」を展開、生分解性と機能を両立して容器包装を開拓
106
・生分解性不織布の開発に注力、化粧用フェイスマスクなどに展開へ
108
・ヘミセルロース由来の生分解性樹脂「HEMIX」、環境貢献と金型・素形材産業の活性化を担う
110
・バイオマス由来の改質剤として大きな魅力、流動性、耐熱性、海洋生分解性などに付与
111
・豊富なグレードを基に幅広い成形方法に対応、薄膜フィルムやPETボトルなどを製品化
112
・各地の未利用資源を使った商品化が進行、地域経済の活性化にも貢献
113
・種まきの時期を経て量産化の段階へ、世界各地でサプライチェーン構築を目指す
115
・セルロース主原料の100%天然由来のオールマイティな生分解性素材「modo-cell®」展開
117
・原料、加工、製品の各段階で、他素材にはないアドバンテージを発揮
118
・食品容器関連にとどまらず、漁具など幅広い用途でプラ代替を促す
119
・国内第2工場以降は原料ペレット専門工場、第4工場以降はオペレーションに徹する
120
・大手有力企業が相次ぎ出資、原料ペレットの量産体制構築などを支援
121
・ストローは紙製と同等以下の価格を実現、第2工場稼働後はさらなるコストダウン
121
・企業や自治体と協業して循環型ビジネス追求、使用済み製品の原料リサイクルにも取組む
122
・ウッドプラスチック「i-WPC」を展開、海洋生分解性の「BiofadeTM」に注力
124
・新素材の普及を最優先する考えに立ち、有力企業との提携や技術譲渡なども検討
129
・PHBH「グリーンプラネット」を展開。優れた生分解性と100%植物由来が強み
130
・欧州に続き日本市場も正式採用の段階へ、容器包装やカトラリー類中心に気運高まる
131
・ストロー、カトラリー主体に採用が活発化、魚箱やショッピングバッグなどへも広がり
133
・欧州は生鮮食品容器やコーヒーカプセルなどで展開、用途開拓に制約も優れた生分解性が強み
135
・2024年1月に年1万5,000tプラント稼働、時期増設に向け生産性向上やコスト低減追求
136
・世界3極体制で市場を開拓、循環システムの構築で競争力を強化
136
・バイオ事業の育成に注力、バイオPBSとディラビオは着実に成長
138
・国内は農業用マルチやコンポストバッグ主体、海洋生分解認証の取得で用途の幅が広がる
140
・企業・自治体と協力しバイオPBSを用いた食品循環システムの構築に着手
143
・需要拡大に備えて増強を検討する一方、1,4-ブタンジオールのバイオ化も目指す
145
・自動車以外でも雑多な用途で採用拡大、植物原料由来であることに注目が集まる
149
・コロナと半導体不足で自動車向け伸び悩むも、その他用途の好調が全体を底上げ
150
・石化モノマーなどのバイオ化にも注力、脱石化原料への事業構造転換を推進
151
・酢酸セルロースの新たな可能性を追求、海洋生分解性認証を取得し用途展開に弾み
152
・使い捨て向けに「セルブレン®EC」を提案、カトラリーや漁具などで検討が進む
153
・価値向上に向け外部企業や大学などと協業、エネルギー消費量低減、マテリアルリサイクルも訴求
155
・化粧品のマイクロプラスチックビーズ代替を目指し、酢酸セルロース微粒子「BELLOCEA®」投入
157
・海洋マイクロプラスチック問題の解決に向け、海藻由来アルギン酸原料の球状微粒子を開発
158
・化粧品のマイクロプラスチックビーズ向けに疎水化したSILKYタイプを投入
158
・生分解性促進剤としての使い方と、単体での成形性獲得に向けても開発進める
160
・カゼイン由来の天然ポリマーで用途を開発、伊藤忠商事を通して日本市場でも開拓始まる
161
・優れた水溶性を強みにユーザーを開拓、2022年末には生産能力を倍増予定
161
・欧州では固形洗剤の包装用フィルムが伸長、水溶性を求める軟包材ニーズを掘り起こす
162
・国内市場では味の素が紙包材に初採用、天然ポリマーを評価しヒートシール剤に適用
162
・使い捨てプラ規制を背景に世界需要拡大、コンパウンド能力を年20万tに増強
164
・日本市場はGSIクレオスが開拓に本腰、農業用マルチ向けに堅調な需要を確保
165
・レジ袋とコンポストバッグへの採用は限定的、食品循環システムの構築が不可欠
167
・パートナー企業と組んでストローの販売開始、軟質押出成形シートなどでも需要を開拓
167
・海洋中で生分解しやすい強みを活かし、水耕栽培のスポンジ培地で切り替え需要狙う
168
【表】用途別に見た海洋生分解性素材の需要予測(10年後における海洋生分解性素材のプラスチック代替の可能性)
173
175
179
180
・使い捨てカトラリー市場は年120億円前後、法規制で向かい風と追い風が同時に吹く
180
181
・紙カトラリーは国内2メーカーが供給、小型スプーンが大部分を占める
183
184
・原紙メーカーの大王製紙が製品分野にも参入、他資材との相乗効果を狙うか
185
・需要拡大に備えて生産設備の増強が急務も、相次ぐ値上げが需要を冷え込ませる懸念も
186
・さらなる市場拡大には法規制の強化がカギ、欧州並みに規制されれば年50億円規模へ
187
・プラ製ストローの国内市場規模はコロナ禍で需要激減もここ2年は復調傾向
188
188
190
・ここ数年プラカップの紙化が徐々に進むも 2022年はコストアップが要因で停滞
194
・素材代替の他、リサイクルへの関心も高まる
196
197
199
・紙化の潜在需要は高いものの、供給メーカーの少なさがネック、今後も紙化は緩やかに進むと想定
202
・マイクロプラビーズの規制は世界の流れ、国内化粧品メーカーも対策を急ぐ
204
・国内市場規模は年1,000t規模、代替素材の実用化に向けて提案競争
205
209
・プラスチック代替に向けて開発が活発化、分解スピードの制御と価格の壁に挑む
211
215
・衣料品のMP放出量は4kgあたり約2g。海洋MPの35%が繊維製品由来
217
・衣料品向け海洋生分解性合成繊維は2種類 PLAは製造コスト面で課題
218
219
・2022年3月期売上高はコロナ前を上回る、プラスチック資源循環促進法が紙化後押し
225
・紙カトラリーの売上高が高水準を記録、既存顧客の間で使用量を増やす動き
225
・紙スプーンのウェートが92%に上昇、紙ナイフは土産物需要の低迷が痛手
226
・生産余力がなくなり新規顧客の開拓に制約、生産設備の増強に着手
227
・外食関連資材の売上高は回復途上も、紙カトラリーは新規採用でコロナ前の倍増へ
228
・カトラリーは小サイズの紙スプーンが主力、アイテムの集約にも取り組む
228
・スナック菓子用のミニ紙トングを発売、SNSなどで指を汚さない利便性をアピール
229
・需要拡大に合わせて生産設備を増強、海外市場の取り組みにも興味
230
・紙コップの国内トップメーカー。新製品投入で紙化提案を積極的に推進
231
・食用品ではCVSを中心に実績拡大 角型紙容器や紙絞りトレーで需要開拓図る テイクアウト、デリバリー容器もターゲット
232
・飲料用の紙化ニーズは停滞気味 マテリアルリサイクルへの取り組みも開始
234
・静岡工場の飲料用紙コップの生産性向上推進
236
・紙化提案に向けて、新開発製品続々登場。ネット通販など販路拡大にも着手
238
・食品用は角型容器でテイクアウト容器を狙う 使用済み紙カップのリサイクルへの取組も開始
242
・化粧品のマイクロプラスチックビーズ代替を目指し、PHBV Powderを加工したRATIS POWDER上市
245
・優れた海洋生分解性を強みに、国内外でサンプルテストが進行中
245
・PLA複合材を使った漁具の実用化に注力、海洋生分解のメカニズム解明を急ぐ
247
・ロープと土のう袋は商品化して採用実績、実用化に向けコストダウンと品質改善に注力
249
・PLA複合材使用により漁獲量が増加、価格差を埋める付加価値になりうる可能性も
250
<エンドユーザーアンケート集計結果>
255
1.現在対策を実施しているケース
257
2.対策を予定(検討)しているケース
263
3.対策を実施する予定はないが、条件次第で取り組む考えがあるケース
267
4.今後も対策の意思がないケース
267
5.紙素材に対する関心度
268
6.紙素材に対する改善点
268
7.生分解性プラスチックに対する期待度
269
8.生分解性プラスチックに対する改善点
269
9.代替製品コスト
270
10.素材を変更する場合の容器包装の採用姿勢
270
11.プラスチックの海洋汚染対策を検討する際の担当部門
271
12.社内に専門組織あるいはプロジェクトチームを立ち上げ状況
271
13.海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた目標設定
272
14.国内市場におけるプラスチックの海洋汚染対策の見通し
272
■アンケート票(質問票)
273
掲載内容:企業概要、事業内容、①使い捨てプラスチックによる海洋汚染問題に対する関心度(御社における対策の必要性)について、②御社商品及び店舗・仕事場で使用している使い捨てプラスチックの海洋汚染対策について(国内)、③代替製品コスト(素材を切り替えると仮定したときの目安について)、④紙素材に対する期待度、⑤生分解性プラスチックに対する期待度、⑥素材変更をする場合の採用姿勢について(切り替えると仮定したときの姿勢)、⑦プラスチックの海洋汚染対策を検討する際の担当部門、⑧海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた目標設定について、⑨国内市場におけるプラスチックの海洋汚染対策の見通し
◆AOKIホールディングス
276
◆青山商事
278
◆アルビオン
280
◆イズミ
282
◆いちい
284
◆井筒屋
286
◆伊藤チェーン
288
◆うすい百貨店
290
◆Aコープ西日本
292
◆Aコープ東日本
294
◆エーコープみやざき
296
◆エムアイフードスタイル
298
◆エレナ
300
◆エンチョー
302
◆大阪屋ショップ
304
◆おーばん
306
◆岡山髙島屋
308
◆Olympic
310
◆カッパ・クリエイト
312
◆菅文
314
◆ぎゅーとら
316
◆近商ストア
318
◆クスリのアオキ
320
◆高知大丸
322
◆神戸屋レストラン
324
◆コタ
326
◆サンキュードラッグ
328
◆シェルガーデン
330
◆静岡伊勢丹
332
◆シップス
334
◆シミズ薬品
336
◆ジョイックスコーポレーション
338
◆スガキコシステムズ
340
◆スギホールディングス
342
◆スズラン
344
◆成城石井
346
◆仙台ターミナルビル
348
◆ダイユーエイト
350
◆高崎髙島屋
352
◆タカヤナギ
354
◆田子重
356
◆玉寿司
358
◆たまや
360
◆タリーズコーヒージャパン
362
◆ちよだ鮨
364
◆津南高原開発
366
◆帝国ホテル
368
◆東急ホテルズ
370
◆トキハ
372
◆トキハインダストリー
374
◆ドムドムフードサービス
376
◆とりせん
378
◆ナリタヤ
380
◆西鉄ストア
382
◆西村ジョイ
384
◆日本ビューホテル
386
◆ねぎしフードサービス
388
◆野口観光
390
◆馬車道
392
◆ハチバン
394
◆原信ナルスオペレーションサービス
396
◆ハローデイ
398
◆東日本旅客鉄道
400
◆福原
402
◆藤田観光
404
◆不二屋
406
◆フレッセイ
408
◆ブロンコビリー
410
◆平和堂
412
◆ベルジョイス
414
◆ホームインプルーブメントひろせ
416
◆ボナー
418
◆マキバ
420
◆マルイチ
422
◆マルエツ
424
◆水戸京成百貨店
426
◆宮崎山形屋
428
◆八木橋
430
◆ヤマザワ
432
◆ヤマナカ
434
◆ラグーナテンボス
436
◆ラルズ
438
◆リウボウストア
440
◆リオン・ドール コーポレーション
442
◆リゾートトラスト
444
◆リベルタ
446
◆両備ホールディングス
448
◆レディ薬局
450
◆ワークマン
452
◆社名非公開企業
454

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