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素材産業のカーボンニュートラルに向けた動向と展望 ~鉄鋼・アルミニウム・化学産業総集編~

各国政府が2050年のカーボンニュートラル達成を発表しているなか、素材分野でも脱炭素に向けた動きが活発化している。我が国では国内排出量の約40%を産業部門が占めており、そのうち鉄鋼業界は40%、化学産業は15%などと多くのCO2を排出していることから、カーボンニュートラル達成における重要セクターとみなされている。国内素材産業は、各素材が独自のカーボンニュートラル戦略を立案、推進しているが、素材産業全体での取り組みにまでは拡がり切れていないのが現状である。 鉄鋼業界では直接還元製鉄および電炉化、アルミニウム業界では資源循環および再エネ、化学産業では燃料転換と原料転換など、Scope 1, 2における脱炭素への取り組みが主軸とされている。Scope 3といったサプライチェーン全体に関わる取り組みはまだ課題が多く、どの産業もScope 3排出量の把握に本格的に取り組み始めたところである。しかし、各業界がカーボンニュートラルを達成するには、サプライチェーン全体、産業間での協力関係を築くことが不可欠となっている。2050年まで27年を切った今、素材産業全体における競争・協調領域で連携を深めることにより、素材産業全体のカーボンニュートラル実現につなげていくことが求められる。 本レポートでは、国内企業素材産業のカーボンニュートラルに向けたScope 1, 2, 3の動向、各業界における政策、戦略などを取りまとめ、参入企業各社の取り組みや今後の事業展開の方向性などを明らかにするとともに、素材産業全体のカーボンニュートラルを取り巻く環境や見通しについて分析を行っている。

発刊日 2023年09月28日 体裁 116頁
資料コード C65114400 PDFサイズ 8.7MB
カテゴリ マテリアル / 海外情報掲載
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目次

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10
【表】国内鉄鋼業界CO2排出量推移(Scope1,2 2022年、2023年見込、2025,2030年予)
【表】国内アルミニウム業界CO2排出量推移(Scope1~3(原料調達) 2022年、2023年見込、2025,2030年予)
【表】国内化学産業川上のGHG排出量推移(Scope1,2 2022年、2023年見込、2025,2030年予)
2.企業動向
3.展望と課題
17
・「政府×国際競争力」には各種素材を同じテーブルで議論できることが重要 日本らしい素材産業のCN化、その旗振りは政府の役割
18
・事業の再構築にはカーボンニュートラルと経済のバランスが重要 日本の答えとして世界に示す、プラスチックサプライチェーンによる資源循環
21
24
・技術革新による素材産業の新しいビジネスモデルの構築 カーボンニュートラルと資源循環をカギに作り上げるサステナブルエコノミー
26
【表】素材産業(鉄鋼・アルミニウム・化学)におけるPEST分析
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31
【ク゛ラフ】国内鉄鋼業界におけるCO2排出量推移(Scope 1, 2 2020~2022年、2023年見込、2024~2030年予測)
32
32
【ク゛ラフ】国内アルミニウム業界CO2排出量推移(Scope 1~3(原料調達) 2020~2022年、2023年見込、2024~2030年予測)
33
33
【ク゛ラフ】国内化学産業上流のGHG排出量(Scope 1+2)推移予測(2019~2021年度、2022~2030年度予測)
34
2-1-3.脱炭素技術
37
2-2-2.圧延メーカー
44
【表】主要圧延メーカーによるカーボンニュートラル目標
2-3-1.概要
51
67
3-1-4.造船産業
78
78
3-2-4.新幹線車両
85
91
113

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