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2010年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望~負極材編~

近年、リチウムイオン電池はこれまでメインであったポータブル機器向けから、自動車、電動工具、電動自転車/バイク、産業機器、スマートグリッド関連、UPS向けなど、中・大型アプリケーション向け需要が立ち上がりつつあります。アプリケーションの広がりに従い、リチウムイオン電池もさらなる性能の進化が求められ、新規材料の採用も増加しつつあります。また、市場拡大に伴い、海外勢を含めた新規参入メーカーも増加しております。本年版から、成長著しいリチウムイオン電池材料市場を部材ごとに編集し、取材対象先の増加、調査項目の深堀を行いました。本調査レポートでは負極材市場についてレポートいたしました。

発刊日 2010年11月30日 体裁 162頁
資料コード C52113200 PDFサイズ 1.4MB
カテゴリ マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 海外情報掲載
調査資料価格 66,000円(税込)~    価格表を開く
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2011/02/28~ 660円

目次

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2
○HEV、EVで市場規模拡大、揺らがない黒鉛系の地位
○追われる日系メーカー 1,000円/㎏の実現は必須
○日系メーカーが先行する次世代材料開発、真の技術力が問われる
~車載向けなどアプリケーション拡大により、再び成長基調に~
6
【各アプリケーションの定義・金額ベース市場規模算出時の為替】
7
○低価格化が進行する民生向けポータブル機器用市場 タブレット型PCや電子書籍端末など、新たな機器需要に期待
9
10
【表・ク゛ラフ】民生向けポータブル機器LIB世界市場規模推移・予測(金額ベース:2007~2009年度、2010年度見込、2011~2015年度予測)
11
○中・小型LIBの高付加価値アプリケーションとなる民生向け以外用途
12
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【表・ク゛ラフ】民生以外の中・小型機器関連LIB世界市場規模推移・予測(金額ベース:2007~2009年度、2010年度見込、2011~2015年度予測)
14
○鉛電池価格の2~3倍が目安 本格普及は2013~2015年度以降
15
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【表・ク゛ラフ】産業用LIB世界市場規模推移・予測(金額ベース:2007~2009年度、2010年度見込、2011~2015年度予測)
17
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※各主要メーカーの電動自動車に対するリリースの動向まとめ(トヨタ自動車、日産自動車、外資系企業等掲載有)
26
【表・ク゛ラフ】車載用LIB世界市場規模推移・予測(金額ベース:2007~2009年度、2010年度見込、2011~2015年度予測)
27
○金額ベースでは三洋電機がシェアトップを維持 サムスンSDI、LG化学がそれぞれ3位、4位に浮上
28
29
【表】LIB世界市場メーカーシェア(金額ベース:2007~2009年度、2010年度見込)
30
【ク゛ラフ】LIB世界市場メーカーシェア(金額ベース:2007年度)
30
【ク゛ラフ】LIB世界市場メーカーシェア(金額ベース:2008年度、2009年度、2010年度見込)
31
32
【表】ポータブル機器用LIB世界市場 メーカーシェア(数量ベース:2007~2009年度、2010年度見込)
33
【ク゛ラフ】ポータブル機器用LIB世界市場 メーカーシェア(数量ベース:2007年度)
33
【ク゛ラフ】ポータブル機器用LIB世界市場 メーカーシェア(数量ベース:2008年度、2009年度、2010年度見込)
34
~自動車市場の立ち上がりで爆発的な需要拡大へ期待~
36
○自動車向けには信頼性・安全性・価格低減が必須
47
○新規参入メーカーは電池特性で勝負
48
50
○控える金属・合金系 民生系から採用開始で信頼性を獲得
53
○電力貯蔵向けは2015年以降に
53
○台頭する中国メーカー
54
2.黒鉛系負極材料
67
○球形化黒鉛の中国生産の高レベル化 表面処理による安全性向上で天然黒鉛負極材採用増
73
○中国メーカーによる低価格負極材(天然黒鉛系負極材)の登場 価格と性能のバランスを重視
75
○HEV・EVでは価格低減が必須 天然黒鉛+人造黒鉛負極材料の採用が、民生機器、自動車向けで増加
76
○人造黒鉛は黒鉛化工程が低価格のネック 海外委託、低温焼成等 後発メーカーの挑戦
76
○天然・人造黒鉛負極材料の海外生産で中国に価格で対抗
79
○天然黒鉛の中国依存は問題。中国では天然黒鉛採掘の制限も 実績か価格か天然VS人造の行方は?
79
○日系独占はもはや過去の栄光に
80
~採用先増加を狙いクレハ連合創設~
○サイクル特性に優れ、長寿命が自動車向き
101
○黒鉛系負極材料との勝負は2012年以降に本格化か EnerDel以外の採用先の拡大が課題
101
○容量の低さが課題、黒鉛系負極材料メーカーは「視野外」 ソフトカーボンも低価格で置き換えを狙う
102
~チタン酸リチウム負極材料の拡大契機は東芝の実績次第~
○安全面での利点、容量の低さは課題
104
○東芝採用開始、2011年2月~電池の本格量産開始 チタン工業も設備増強へ
105
○当面は、一部採用に留まる見込み。2013年以降の本格採用に期待 正極材メーカー参入の可能性も
106
~まずは民生機器向け採用へ、車載搭載への機会を伺う~
○再びの高容量化ニーズを待つ
108
○膨張改善重視か、容量向上追及か進むべき道は?本格採用には息の長い開発が必須
108
112
~天然が人造出荷量を抜く、圧倒的な物量で他を引き離す日系トップメーカー~
・負極材の海外生産開始、低コスト化を加速
・採掘鉱山増加で天然黒鉛の安定調達 負極材の中国生産も視野に
・車載向けには天然黒鉛負極材とソフトカーボン拡販 設備増強で供給能力拡大
117
~数量ベースで世界シェアトップを伺う 2011年、日本本格上陸へ~
・中国宝安グループ傘下、リン酸鉄の取り扱いもあり
・人造黒鉛比率の増加、今後はLTOへも注力
123
~グループ内で正極材・電解液の他部材も保有~
128
~天然黒鉛負極材に強み、人造→天然の需要シフトでユーザー獲得~
・中国で負極材生産開始、低価格化を推し進める
・自動車向け供給体制確立を進める 2015年には35,000t/年
132
~2013年、2010年ベースでの売上3倍達成を目指す~
・製造コスト削減を目指しバルクメソフェーズ系⇒微小粉末炭素負極材へ変更
136
~特性と価格を兼ね備えた製品の提供こそがJFE流~
・タールピッチベースでの抽出量増で低価格化 加熱処理の改善が決め手
141
~製造工程の簡略化、価格で他社に差をつける~
144
~サイクル特性に優れるSCMG、EV、蓄電池がターゲットアプリケーション~
・人造黒鉛でこそ値下げ対応可能、1,000円/㎏も目前
149
~天然黒鉛系負極で車載用途でのマーケットシェア拡大を目指す~
・炭素被膜の均一化、天然黒鉛負極材の安全性向上
・車載向け採用増を目指し数年内に年産5,000t体制へ
152
~ニッチからメジャーへ、チタン酸リチウム負極材料拡販に挑む~
・体積変化は0.2%以下、長寿命、高サイクル特性で自動車向け採用を狙う
・電池設計次第で「放電容量」問題も解決可能 LIBTEC参加で自動車、電池メーカーのニーズのより近くへ
155
~安全性の実証で2012年民生機器向け⇒2015年以降車載向け採用へ~
・先を見越した要素技術開発特化で機会を伺う
・粉体レベルでの膨張問題解決が必須、シリコン活物質の見直しを進める
・周辺材料の改良も進める 穴あき銅箔で膨張制御、ユーザーサイドのハンドリングも考慮
・民生向けから実績を積む
158
~自動車向けで仕切り直し、1~2年内の商品化にメド~
・黒鉛化途上炭素Gramax、高出入力・サイクル特性を実現
160
~付加価値の高い黒鉛化工程・ファインカーボンへ事業集中~

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