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2012年版 環境・省エネ関連窓材市場の展望と戦略

窓材はこれまで、製品によって対象とするマーケットが異なり、住宅、非住宅、新築、リフォームなど、用途によって棲み分けられてきましたが、特需を経て一定の普及率に達したと見られます。もう一段の事業拡大のため新たな市場の開拓・攻略、新たな需要の掘り起こしが始まっています。市場を分けていた垣根も低くなりつつあり、消費者にとっては省エネ対策品の選択の幅が増えてきました。一方で、様々な製品があり、求める効果を得るにはどんな性能のどんな製品を使えば良いのかがわかりにくくなっています。 窓材メーカーには、消費者に製品の機能、性能、効果を正しく伝え、最適な選択肢を示す取組みが求められます。機能・性能を定義し、規格化、標準化していくことも必要でしょう。性能や効果は眼に見えるものではありませんが、だからこそできるだけ正確に、わかりやすく訴求し、業界と製品の信頼性を高めることは、窓材メーカーの責任といえるのではないでしょうか。

発刊日 2012年10月31日 体裁 122頁
資料コード C54115200 PDFサイズ 1.7MB
カテゴリ 建設、住宅、不動産、建材、住宅設備機器 / マテリアル
調査資料価格 176,000円(税込)~    価格表を開く
書 籍 定価  176,000円   ( 本体  160,000円   消費税  16,000円  )
PDFレギュラー 定価  176,000円   ( 本体  160,000円   消費税  16,000円  )
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(書籍とPDFレギュラー)
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PDFコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  352,000円   ( 本体  320,000円   消費税  32,000円  )
セット
(書籍とPDFコーポレート)
定価  385,000円   ( 本体  350,000円   消費税  35,000円  )
PDFグローバルコーポレート
(法人内共同利用版)
定価  528,000円   ( 本体  480,000円   消費税  48,000円  )

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資料閲覧開始 閲覧室: 2012/12/31~ コピーサービス
開始日と料金
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閲覧室: 2012/12/31~ 880円
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(スタンダード) 2013/10/31~
電話・ウェブサイト:
2012/12/31~ 1,650円
2013/01/31~ 880円

目次

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●特需後の需要拡大には従来の棲み分けの垣根を越えた新市場の開拓・攻略が不可欠
●「省エネと節電を売る」責任、付加価値と効果をいかに訴求できるかが課題
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23
35
●手軽さと幅広い種類のガラスへの対応力を強みとして採用実績を拡大。さらなる成長のためには業界全体での性能、品質、信頼性のアピールが求められる
41
●オフィスビルなど非住宅向けにさらなる拡大の可能性
48
●自動車用では機能膜で先行する積水化学が50%のシェアを確保。エコカーの普及で機能膜需要が拡大、市場規模の20%を占めるまでに成長
59
~自動車用、建築用ともに幅広いニーズを満たす製品ラインナップに強み。建築用では新たなマーケット開拓を積極的に進める~
●省エネフィルムは特需の反動が大きく2012年の販売実績は前年比70%と大幅に縮小
●通年で省エネ効果が得られる低熱貫流タイプの高透明グレードを投入。一般住宅用マーケットの取り込みに注力、カタログ通販など新規販路の拡大を進める
68
~国内外でウィンドーフィルムのブランドを「ウインコス」に統一さらなるグローバル展開強化を目指す~
●透明性、電波透過性と高い遮熱機能を併せ持つ日射調整フィルムを富士フイルムと共同開発。通年使用に対応した低熱貫流タイプもラインナップ
74
~商社としてのポジションを活かし付加価値の高い差別化品の仕入販売に注力~
●飛散防止フィルムは耐震改修需要を取り込みコンスタントに成長
78
~震災特需後は通年で省エネ効果を発揮する低熱貫流グレードの提案に注力~
●特需収束により2012年の需要は前年比2ケタのマイナスを見込むも省エネ法改修後の2013年後半~2014年にかけて低熱貫流タイプの拡大を予測
84
~セルフクリーニング、外貼り遮熱など独自の製品ラインナップを拡充~
●2010年度よりWindow’sプロジェクトを継続、新製品投入や拡販に注力し震災特需後にも事業成長を続ける
●日照調整フィルムは遮熱機能を高めた改良グレードを投入
89
~ナノサイズの中空微粒子で断熱効果を付与した新製品を投入~
●既存の遮熱フィルム表面に擬似真空層を形成し断熱効果を付与
92
~熱線吸収の無いHC剤の開発で業界最高レベルの低熱貫流フィルムを実現~
●エネルギー関連の新製品開発の一環として窓用省エネフィルムを開発。エレクトロニクス、オプティクスで蓄積した知見・ノウハウを結集した製品に自信
94
~独自の高密着バインダーを武器に窓用遮熱コート市場で圧倒的な強さ誇る~
●目的やユーザーの要望に合わせ複数の販売ルートを構築、最低20㎡分セットから販売。法人向け販路「節電ECOサポート」で企業の省エネ改修需要を取り込む
99
~ローラー施工タイプの投入でラインナップを拡充、拡販に向け本格始動~
●遮熱コート「ST-IR」シリーズは2012年夏に新製品を投入。ATOからの一貫体制でニーズに最適化した製品設計・開発を推進
●代理店、施工店の拡充で販売力の強化を図る
102
~新築住宅、リフォーム住宅、オフィスビル・店舗と全方位展開で幅広く需要を取り込む~
●LIXILとの共同展開で材料(ガラス)~加工(機能ガラス)~製品(窓)の一貫体制確立。鹿島工場の新ライン稼動により供給能力拡大と高付加価値化が実現
●オフィスビルなどのFIX窓を後付でLow-Eペア化する「アトッチ●」を開発。高い省エネ効果のアピールでウィンドウフィルム市場の取り込みを図る
108
~独自の真空断熱ガラス「スペーシア●」を武器にリフォーム市場での需要取り込みを強化~
●住宅エコポイントによりエコガラス販売量は順調に成長。リフォーム需要の取り込みでさらなる事業拡大を目指す
112
~新築用、リフォーム用、防音、防犯、遮熱タイプなど幅広い製品ラインナップに強み~
●エコガラスは新築戸建住宅で普及、共同住宅、リフォームでの需要取り込みに注力
116
~親会社であるSolutiaがEastman Chemicalに吸収合併。中間膜のトップメーカーとして事業体制に変化なし~
●需要拡大に対応すべくPVB樹脂、PVBフィルムともアジア地区への投資を実施
●2012年の中間膜販売量の20~30%を機能膜が占める。遮熱機能を付与した「Sシリーズ」を開発、日本市場でも2013年までに発売予定
119
~自動車用中間膜で50%を超えるシェアを確保。遮音、遮音遮熱など機能膜の開発・投入で差別化~

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