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2016年版 車載タッチパネル・部材市場の現状と将来展望

自動車のIT化や、DA(Display Audio)、クラスター、HUD(Head Up Display)、RSE(Rear Seat Entertainment)等の車載ディスプレイの搭載数増加等に伴い、これらの表示デバイスを操作するためのユーザーインターフェース(UI)として車載タッチパネル(TP)の需要が拡大しており、これまで同市場に参入していた日系メーカーに加え、韓国、中国などの海外勢が新規参入を果たしたほか、ディスプレイメーカーも車載用にインセル・オンセルの開発を進めるなど、ここへ来て車載TP市場は本格的な競争期に入った。TPメーカーが車載分野で勝ち残るためには、高品質と製品信頼性の確保はもちろん、曲面や異形などデザイン性やディスプレイの大画面化への対応(低抵抗化)、タッチフォードバックやジェスチャー等の新しいUIなど、新しいコンセプトの車種の開発に向けて多様化・高度化する顧客の要望仕様に最適化した商品を、他社に先んじて企画し提案することが重要である。

発刊日 2016年06月29日 体裁 129頁
資料コード C58105600 PDFサイズ 2.3MB
カテゴリ マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 海外情報掲載
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セット
(書籍とPDFコーポレート)
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目次

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13
【ク゛ラフ】車載TP方式別市場規模予測(CY2014~CY2025)
2.企業動向
3.展望と課題
~曲面・異形等のデザイン性、大型・低抵抗化、新しい入力インターフェース 顧客ニーズの先取りで「2~3年先の需要」をつかめ!~
・海外大手TPメーカーによる車載市場への参入が加速 次世代車の「価値」を具現化する開発・提案が採用拡大のカギ
19
25
37
39
★P39文章の続き
42
44
★P44文章の続き
47
・2017年にはアフターマーケット向けでCu系TPが量産開始予定 曲面対応と高感度に加え、低抵抗値と耐ノイズ性など非ITO系TPの特徴に注目集まる
47
48
・成形品を用いたフィルムセンサーメーカーの曲面TP開発が相次ぐ 厚み50μmの極薄ガラスを使用した曲面ガラスセンサー実現への取組みも進展
50
・振動でタッチ感触が得られるタッチフィードバックTPに注目が集まる グローバル展開においては、ISO/TS16949の取得が必須条件
51
53
57
61
63
◇ホシデン株式会社
71
・抵抗膜方式はG/G、静電容量方式はPG2・GG2、OGS(Sheet)、PFFをラインナップ 成形品を用いた曲面TPと、高感度TP開発を進める
◇双葉電子工業株式会社
76
◇パナソニック株式会社(オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 メカトロニクス事業部)
81
◇日本航空電子工業株式会社
85
・価格、低抵抗値、曲面対応等の特徴をフィルムセンサーのメリットとしてアピール
・車載TPはPG2をメインに展開、TPの使用部材は顧客の製品仕様と要望に合わせて選択
◇株式会社翔栄
90
・2016年よりフィルムセンサーを用いたPFFのOEM生産を開始 狭額縁化を研究開発テーマとして取り上げ、L/S=16μm/16μmの開発を進める
◇株式会社ミクロ技術研究所
95
・抵抗膜TPはG/G、静電容量TPはGGGをラインナップ 曲面TP要望に対し、厚み50μmの薄型静電容量TPの提案を進める
◇日本写真印刷株式会社
100
・2015年4月に垂直統合戦略室を新設 事業ポートフォリオの組み換えによる更なる成長を目指す
・車載用フィルムセンサーはPC基材のITOフィルムを使用 曲面、薄型・軽量に加え、3D形状等を武器に提案を進める
◇凸版印刷株式会社
103
・フラットな樹脂カバー及び成形品にCuセンサーを貼り合せたPF2を製品化 線幅の細線化と4面黒化処理を行い、視認性向上に注力
◇LG Innotek Co., Ltd
106
・OGS(Cell)が12.1″のワイルドディスプレイ向けで採用 高耐久性PETフィルム使用や引出線材料の見直し等により、PFFの信頼性向上に注力
・OGS(Cell)とLCDパネルの間はシリコーン系OCRでダイレクトボンディングを推進
◇SJT CO.,LTD
109
・車載用静電容量TPはGFF・PFF、PFGをラインナップ フィルムセンサーとガラスセンサー共に手掛ける強みを活かし、顧客提案に注力
◇韓国タッチスクリーン株式会社(Hantouch Co.,Ltd.)
113
・AGやAR処理済みのITOフィルムを調達し、低反射・写り込み防止への顧客要望に対応
◇友達光電股份有限公司(AU Optronics Corporaion)
116
・薄型・軽量化ニーズに対応し車載用オンセルの開発に注力 TP構造の見直しや材料の厚み調整等を行い、車載用オンセルの信頼性強化を進める
◇AGC旭硝子
119
・日系自動車メーカーやTier1から車載用カバーガラスに対する引き合いが増加 デザイン性向上のため3D形状のカバーガラス開発も進める
◇帝人株式会社
122
◇東洋紡株式会社
124
・台湾系・中国系TPメーカーの車載用静電容量TP開発が進む 静電容量用レーザーエッチング用Agペーストの提案に注力
◇アトメルジャパン合同会社(A Microchip Technology Inc.Company)
127
・2015年7月より車載向けに「maXTouch®」のTシリーズを販売開始 2016年5月にはMICROCHIPにより買収

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