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2025 車載用ソフトウェア市場の実態と展望 vol.1 協力会社編 ~SDVを巡る半導体メーカーを中心とした攻防と中国の動向~

車載用ソフトウェア市場について、従来、制御系がメインであるものの、近年ではADASなどの高度化に伴い、ECUの搭載数が年々増加してきた結果、搭載体積やコストの増加などの課題が取りざたされている状況にある。 そうしたなか、上記課題を解決すべく従来のECUを統合ECUへと収れんしていくとともに、日本のOEMやサプライヤーは、トヨタ自動車の車載OS「Arene」を含め、CASEを志向した次世代の車載ソフトウェア(≒車載IT系)を構築すべく、協力会社に対して研究開発案件を積極的に出している状況にある。そして直近においては、マイコンメーカーやIT系半導体メーカーがSDVを旗印としてSDVソリューションの提供を開始、従来の車載IT系を飲み込みつつあり、将来的には制御系の一部もカバーしていく可能性もあるとみられている。 そこで本調査においては、CASEなどを今後、実現していくなかで、協力会社(ソリューションベンダーおよびマイコンメーカー、IT系半導体メーカー)の視点から制御系、車載IT系、SDVの構成比がどのように移り変わっていくのか、また実際のアーキテクチャの変遷を含め、以下4点について明らかにすることを目的としている。 (1)車載用ソフトウェアに関するアーキテクチャ (2)車載用ソフトウェア市場の市場規模 (3)同市場における制御系/車載IT系/SDV別シェア (4)同市場における参入企業別シェア

発刊日 2025年07月15日 体裁 221頁
資料コード C67104800 PDFサイズ 29.5MB
カテゴリ 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス / 情報通信
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セット
(書籍とPDFコーポレート)
定価  583,000円   ( 本体  530,000円   消費税  53,000円  )
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(法人内共同利用版)
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リサーチ内容

調査結果のポイント
 
1.車載用ソフトウェアの開発環境における変遷
  図表 1 車載用ソフトウェアの開発環境に係る変遷(2018年~2030年)
2.市場動向
  図表 2 協力会社における車載用ソフトウェア市場規模推移・予測(2021年~2030年)
3.SDVの勃興に伴い一部のソリューションベンダーにおいて危機感、勝ち残り策に向けた検討を開始
  図表 3 2028年ころの車載用ソフトウェアの開発環境
 
Ⅰ.総論
 
1.自動車産業を取り巻く市場の変化
  1.1.近年における世界の自動車市場の動向
    1.1.1.BEVの一時的な勃興と急速な停滞
    1.1.2.BEVがとん挫した背景
    1.1.3.米国・トランプ大統領による化石燃料の推進
  1.2.欧州の動きと中国の動向
    1.2.1.脱炭素を背景にBEVを掲げるも厳しい状況に
    1.2.2.中国による国を挙げてのBEV推進と欧州で力を伸ばしてきた背景
  1.3.定義が浮遊するSDV
    1.3.1.CASEは廃れるも新たなコンセプトとしてSDVが台頭
    1.3.2.経産省が定義するも、未だに定義が浮遊するSDV
    1.3.3.SDVをけん引する米テスラ
  1.4.クルマに求められる機能とサービス
    図表 4 自動車における外部環境の変化(全体像)
    図表 5 MIC(モビリティ・インフォメーション・サークル)
2.車載用システムの概況
  2.1.制御系車載用システム
    2.1.1.概況
    図表 6 クルマの研究/開発の一般的なフロー詳細
    2.1.2.「情報系・ADAS/自動運転」――ADAS
    2.1.3.「電気・電子」――各種装置の制御を担うECU
    図表 7 「電気・電子」を構成するデバイス・システム
  2.2.車載IT系車載用システムは今後、SDVへと収斂する見込み
3.SDVに係る半導体メーカーの動向
  3.1.制御系におけるマイコンメーカーのSDVに絡む動向
    3.1.1.Armの動向
    3.1.2.マイコンメーカーの動向
    3.1.3.SDVを旗印とした新たな動き
    3.1.4.Armからの脱却をめざすRISC-Vの動向
  3.2.SDVを旗印に車載IT系への米国系による新規参入の動き
    3.2.1.スマートフォンやパソコン向けに提供してきた米半導体メーカーが参入
    3.2.2.中国でのターンキーソリューションの成功と日本のモビリティ業界への参入
4.中国におけるSDVの動向
  4.1.中国におけるSDVの概況
    4.1.1.SDVの先、AIで盛り上がるSDVならぬADV
    4.1.2.スマートシティと自動車が連携、自動駐車、支払いの自動化などの動きも
    4.1.3.ハード、アプリともにインターネットの勃興期に類似した状況
    4.1.4.現在のOEMとアプリ事業者の関係:OEM < アプリ事業者
  4.2.中国半導体メーカーおよび周辺ベンダーの動向――HorizonとMomenta
    4.2.1.OEMとの水平分業に向けて、半導体、ソフトウェアの双方をカバー
    4.2.2.Horizon Robotics――半導体開発からソフトウェア開発へと拡充
    4.2.3.Momenta Global Limited――ソフトウェア開発から半導体開発へと拡充
  4.3.グローバル展開に向けた安全とのバランスへのシフト
  4.4.日本への進出可能性
    4.4.1.米中貿易摩擦がもたらす光と影
    4.4.2.コスト重視のOEMとしては中国の半導体を選択肢に入れる可能性も想定
5.車載用ソフトウェアの開発環境およびアーキテクチャに係る変遷と当社の仮説
  5.1.開発環境に関する仮説と変遷
    5.1.1.車載用ソフトウェアを巡る開発環境の変遷
    図表 8 車載用ソフトウェアの開発環境の変遷
    5.1.2.クラウド事業者の役割――OSおよび開発環境の提供
    5.1.3.2018年以前の開発環境
    図表 9 2018年前後の車載用ソフトウェアの開発環境
    5.1.4.2025年頃の開発環境
    図表 10 2025年ころの車載用ソフトウェアの開発環境
    5.1.5.2028年頃の開発環境
    図表 11 2028年ころの車載用ソフトウェアの開発環境
    5.1.6.2032年頃の開発環境
    図表 12 新たなプレイヤーであるSoft-Tier.1が担う役割
    図表 13 2032年ころの車載用ソフトウェアの開発環境
  5.2.アーキテクチャに関する当社の仮説と変遷
    5.2.1.車載用ソフトウェアにおけるアーキテクチャの変遷(2012年~2030年)
    図表 14 車載用ソフトウェアにおけるアーキテクチャの変遷
    5.2.2.2012年以前のアーキテクチャ
    図表 15 2012年頃までの車載用ソフトウェアのアーキテクチャ
    図表 16 自動車の一般的なECU Stack例
    5.2.3.2018年頃のアーキテクチャ
    図表 17 2018年頃の車載用ソフトウェアのアーキテクチャ
    図表 18 一般的なCentral Gateway + Domain
    図表 19 一般的なCentral Gateway+Integrated ECU :(Domain型最終形)
    図表 20 2018年頃の車載用ソフトウェアのアーキテクチャ
    5.2.4.2024年、2025年のアーキテクチャ
    図表 21 2024年頃の車載用ソフトウェアのアーキテクチャ
    図表 22 2025年頃の車載用ソフトウェアのアーキテクチャ
    5.2.5.2028年頃のアーキテクチャ
    図表 23 2028年頃の車載用ソフトウェアのアーキテクチャ
6.車載用ソフトウェアに関する各種市場規模推移・予測(2021年~2030年)
  6.1.協力会社における車載用ソフトウェア市場規模推移・予測
    図表24 協力会社における車載用ソフトウェア市場規模推移・予測
    (2021年~2030年)
  6.2.【内訳】ソリューションベンダーにおける車載用ソフトウェア市場規模推移・予測
    図表25 ソリューションベンダーにおける車載用ソフトウェア市場規模推移・予測
    (2021年~2030年)
  6.3.【内訳】半導体メーカーにおける車載用ソフトウェア市場規模推移・予測
    図表26 半導体ベンダーにおける車載用ソフトウェア市場規模推移・予測
    (2021年~2030年)
    図表27 領域別での制御系/車載IT系/SDVの構成比の折れ線グラフ
    (2021年~2025年)
  6.4.市場規模の算出方法
    6.4.1.ソリューションベンダーの市場規模に関する推計方法
    6.4.2.半導体メーカーの市場規模に関する推計方法
7.今後の方向性
  7.1.SDVにより制御系はコモディティ化、従来のソリューションベンダーの役割が
  縮小する可能性
    図表 28 【再掲】2028年ころの車載用ソフトウェアの開発環境
  7.2.ソリューションベンダーの勝ち残り策の一つ、Soft-Ter.1勃興の可能性
    図表 29 【再掲】Soft-Tier.1が担う役割
 
Ⅱ.データ編
 
1.車載用ソフトウェア関連事業者92社の概要
  1.1.車載用ソフトウェア売上高推移(2022年~2024年)
    図表 30 車載用ソフトウェア売上高推移(2022年~2024年)
  1.2.車載用ソフトウェア関連売上高シェア(2024年)
    図表 31 デンソーテクノ、デンソークリエイト、オーバス、デンソーテン、
    アイシン・ソフトウェア、パナソニックITSの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 32 パナソニックアドバンストテクノロジー、三菱電機ソフトウェア、
    日立ソリューション東日本、日立ソリューション西日本、
    ボッシュエンジニアリング、ETASの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 33 エレクトロビット日本、ネクスティ エレクトロニクス、アックス、
    インテグレーションテクノロジー、ソルクシーズ、
    未来技術研究所の車載ソフトウェア比率(%)
    図表 34 東海ソフト、スマートホールディングス、NTTデータMSE、
    NTTデータ オートモビリジェンス研究所、NTTデータ・ニューソン、
    dSPACE Japanの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 35 PROVISION、SCSK、東芝情報システム、富士ソフト、
    ベクター・ジャパン、ESOLの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 36 セック、エクスモーション、WHITE MOTION、AZAPA、
    フォルシアクラリオン・エレクトロニクス、
    ユビキタスAIの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 37 総合システムリサーチ、OTSL、ROBO-HI、SKY、日本プロセス、
    システナの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 38 NEC通信システム、ソーバル、NSW、キヤノンITソリューションズ、
    コア、アイ・エス・ピーの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 39 ゼンリンデータコム、DTSインサイト、CIC、
    水戸ソフトエンジニアリング、ティー・エス・ジー、
    金沢エンジニアリングシステムズの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 40 協同電子エンジニアリング、神戸アドテック、小林工業、
    エスディーテック、システム創造開発、
    システムニコルの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 41 ユー・エス・イー、テクノマセマティカル、HAYABUSA、
    光和マイクロプロジェクト、エクス、クリップソフトの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 42 シリコンデザインテクノジー、フィーチャ、
    ネットワークトウエンティワン、ピーアンドエーテクノロジ-ズ、トリガ、
    プリズムの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 43 ヒットテクニカ、プラスシンク、コアフューテック、エンテック、
    テクトム、図研モデリンクスの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 44 NSKステアリング&コントロール、萩原北都テクノ、アイテック、
    アクセントキーテクノロジー、ベリサーブ、
    エントラストジャパンの車載ソフトウェア比率(%)
    図表 45 サンダーソフトジャパン、レッドハット、レノボ・ジャパン、
    NEUSOFT Japan、BLACK BERRY、AutoCoreの車載ソフトウェア比率(%)
2.車載用ソフトウェア関連事業者92社の各種ランキング及びシェア
  2.1.車載用ソフトウェア売上高ランキング推移(2022年~2024年)
    図表 46 車載ソフトウェア関連売上高ランキング推移(2022年~2024年)
     ※上位30社
    図表 47 車載ソフトウェア売上高ランキング推移(2022年~2024年)
     ※上位30社、折れ線グラフ
  2.2.車載用ソフトウェア売上高シェア(2024年)
    図表 48 車載用ソフトウェア売上高シェア(2024年) ※上位15社
  2.3.「制御系」車載用ソフトウェア売上高ランキング推移(2022年~2024年)
    図表 49 「制御系」車載用ソフトウェア売上高ランキング推移
    (2022年~2024年) ※上位30社
    図表 50 「制御系」車載用ソフトウェア売上高ランキング推移
    (2022年~2024年) ※上位30社 折れ線グラフ
  2.4.「制御系」車載用ソフトウェア売上高シェア(2024年)
    図表 51 「制御系」車載用ソフトウェア売上高シェア(2024年) ※上位15社
  2.5.「車載IT系」車載用ソフトウェア売上高ランキング推移(2022年~2024年)
    図表 52 「車載IT系」車載用ソフトウェア売上高ランキング推移
    (2022年~2024年) ※上位30社
    図表 53 「車載IT系」車載ソフトウェア売上高ランキング推移
    (2021年~2023年見込)※上位30社 折れ線グラフ
  2.6.「車載IT系」車載用ソフトウェア売上高シェア(2024年)
    図表 54 「車載IT系」車載用ソフトウェア売上高シェア(2024年) ※上位15社
  2.7.「SDV」車載用ソフトウェア売上高ランキング推移(2022年~2024年)
    図表 55 「SDV」車載用ソフトウェア売上高ランキング推移(2022年~2024年)
     ※上位27社
    図表 56 「車載IT系」車載ソフトウェア売上高ランキング推移
    (2021年~2023年見込) ※上位27社 折れ線グラフ
  2.8.「SDV」車載用ソフトウェア売上高シェア(2024年)
    図表 57 「SDV」車載用ソフトウェア売上高シェア(2024年) ※上位10社
 
Ⅲ.企業個票
 
1.Astemo
2.NXPジャパン
3.エレクトロビット日本
4.AutoCore.ai(奥特酷智能科技)
5.クアルコムジャパン
6.サンダーソフト(中科創達)
7.チェンジビジョン
8.NEUSOFT Japan
9.ネクスティ エレクトロニクス
10.Bytedance(北京字節跳動科技)
11.富士ソフト
12.BlackBerry(QNX)
13.ベクター・ジャパン
14.Linaro(SOAFEE)
15.ルネサス エレクトロニクス
16.レッドハット
17.Lenovo(聯想集団)
 
Ⅳ.簡易個票
 
1.インテグレーションテクノロジー
2.dSPACE japan
3.デンソーテクノ
4.デンソークリエイト
5.デンソーテン
6.ティアフォー
7.アイシン・ソフトウェア
8.SCSK
9.パナソニックITS
10.パナソニックアドバンストテクノロジー
11.三菱電機ソフトウエア
12.東芝情報システム
13.eSOL
14.エクスモーション
15.べリザーブ
16.日立ソリューションズ東日本
17.日立ソリューションズ西日本
18.ETAS
19.コンチネンタル・オートモーティブ・ジャパン
20.アックス
21.ソルクシーズ
22.未来技術研究所
23.東海ソフト
24.スマートホールディングス
25.NTTデータMSE
26.NTTデータ オートモビリジェンス研究所
27.NTTデータ・ニューソン
28.ProVision
29.エントラストジャパン
30.セック
31.AZAPA
32.フォルシアクラリオン・エレクトロニクス
33.ユビキタスAI
34.総合システムリサーチ
35.OTSL
36.ROBO-HI(旧ZMP)
37.Sky
38.日本プロセス
39.システナ
40.NEC通信システム
41.ソーバル
42.NSW
43.キヤノンITソリューションズ
44.コア
45.アイ・エス・ビー
46.ゼンリンデータコム
47.DTSインサイト
48.CIC
49.水戸ソフトエンジニアリング
50.ティー・エス・ジー
51.金沢エンジニアリングシステムズ
52.協同電子エンジニアリング
53.神戸アドテック
54.小林工業
55.エスディーテック
56.システム創造開発
57.システムニコル
58.ユー・エス・イー
59.テクノマセマティカル
60.光和マイクロプロジェクト
61.エクス
62.クリップソフト
63.シリコンデザインテクノロジー
64.フィーチャ
65.ネットワークトゥエンティワン
66.ピーアンドエーテクノロジーズ
67.トリガ
68.プリズム
69.ヒットテクニカ
70.プラスシンク
71.コアフューテック
72.エンテック
73.テクトム
74.図研モデリンクス
75.NSKステアリング&コントロール
76.萩原北都テクノ
77.アイテック
78.アクセントキーテクノロジー
79.インテル
80.インフィニオン
81.STマイクロエレクトロニクス

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