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2025年版 化粧品マーケティング総鑑
当調査は、化粧品関連企業における化粧品の取扱い実態と、各社の市場戦略を調査、分析することにより、化粧品市場の現状把握と今後を展望することを目的として実施した。
発刊日 | 2025年09月05日 | 体裁 | 869頁 |
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資料コード | C67107100 | PDFサイズ | 11.9MB |
カテゴリ | ファッション、スポーツ、美容、生活雑貨、消費財 | ||
調査資料価格 | 165,000円(税込)~ 価格表を開く |
書 籍 | 定価 165,000円 ( 本体 150,000円 消費税 15,000円 ) |
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リサーチ内容
第Ⅰ章 化粧品市場の総論
1.2024年度日本の化粧品総市場
〔2024年度もプラス成長で着地、メイクアップとフレグランスの伸びが顕著〕
(1)化粧品の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の化粧品市場は前年度比104.1%の2兆5,800億円〕
(2)化粧品の地域別市場構成比(2023~2024年度)
〔関東地方が39.9%を占有、中国地方が二桁成長〕
(3) 都道府県別市場規模構成比(2024年度)
〔東京都が13.1%(前年比+0.1pt)でトップ、神奈川県と大阪府が続く〕
(4)化粧品市場のメーカーシェア(2024年度)
〔トップシェアは資生堂、上位10社で市場の42.9%を占有〕
(5)化粧品総市場のメーカーシェア一覧(2022~2024年度、上位30社)
〔2024年度は30社中26社が前年実績クリア、資生堂、コスメカンパニーなどのシェアが上昇〕
2.化粧品市場の今後の方向性と見通し
(1)化粧品市場の市場見通し
〔“スキニフィケーション”“コスメシューティカル”“クリーンビューティー”がキーワード〕
(2)化粧品の市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は2024年度比106.6%の2兆7,500億円〕
3.2030年の化粧品市場展望
(1)デジタルとリアルが融合、顧客基点のOMOマーケティングが定着
(2)海外市場を意識したZ世代向けブランドが増加
(3)韓国以外のアジア新興国からの輸入金額が拡大、国内市場の競争がより一層激化
(4)化粧品産業全体AIの活用が本格化、AIを活用した新興ブランドが台頭
4.化粧品市場の注目動向
(1)2024年の化粧品輸出総額は前年比85.5%の5,201億円、3年連続で減少
(2)輸出金額伸長率上位は中国・ベトナム・フィリピン・シンガポール・インドネシア
(3)2024年化粧品輸入額1位は韓国の約1,342億円、2位のフランスも1,000億円突破
(4)日本市場における韓国コスメの歴史と現状、大手小売業や総合商社が普及を後押し
(5)韓国コスメの輸出拡大に向けて様々な支援策を打ち出す韓国政府の戦略
(6)台頭する韓国コスメブランドメーカー・代理店の動向(31社)
(7)NEXT韓国コスメとして注目集めるアジアコスメ(中国・タイ・台湾)の動向
(8)サステナブルなどSDGsに関する取組みを推進する化粧品業界の最新動向
(9)ビジネス全体のDX化を加速させる化粧品業界の最新動向
(10)チャイナプラスワン戦略で海外市場開拓を強化する化粧品業界の動向
(11)AI技術の活用に取り組む化粧品業界
5.化粧品メーカーの研究開発戦略
〔「AI活用」「オープンイノベーション」「サステナビリティ」がトレンド〕
6.化粧品メーカーの生産戦略
〔「サステナブル」「トレーサビリティ強化」「AI活用」が活発化〕
7.化粧品受託製造市場の動向
〔2024年度市場規模は前年度比102.6%3,547億円、韓国コスメ輸入増の影響を受ける〕
8.化粧品原料市場の動向
〔植物由来原料、サステナブル原料、アップサイクル原料の需要が拡大〕
9.化粧品容器市場の動向
〔容器価格は高値基調で推移、単価の安い韓国製・中国製など海外容器の取扱いが増加〕
10.化粧品卸の動向
〔「DX化」「共同配送」「アジアコスメ強化」〕
11.大手ドラッグストアチェーンの化粧品戦略
〔「付加価値PB品強化」「DX化推進」「フェムケア・アジアコスメ強化」がトレンドに〕
12.大手小売業のPB品・専売品戦略
〔「高付加価値化」「クリーンビューティー」「韓国」がキーワード〕
(1)イオングループ~ 伊勢半グループと共同開発したメイクブランドを発売 ~
(2)セブン&アイ・ホールディングス~ 韓国コスメ「twinkle pop by. CLIO」を販売 ~
(3)ファミリーマート ~ 共同開発した韓国コスメ「ハナバイヒンス」を発売 ~
(4)ローソン~ 共同開発した韓国コスメ「&nd by rom&nd」の販売を強化 ~
(5)スギ薬局 ~ コーセー・中野製薬・カラーズとの共同開発で高付加価値化を推進 ~
(6)ウエルシア薬局 ~ AIで顧客の声を整理分析した知見をPBブランドに活用 ~
(7)マツキヨココカラ&カンパニー ~ フェムケアに特化したPBブランドを発売 ~
(8)トモズ ~ フェムケアを訴求する新ライン「APS fond of me」を発売 ~
(9)プラザスタイル カンパニー ~ 初のPB品「デュナミス」を発売 ~
(10)ハンズ ~ “成分、使い心地、コスパ”に拘った「muqna(ムクナ)」を展開 ~
(11)SHEIN(シーイン) ~ 2023年にPBコスメブランド「SHEGLAM」を日本に導入 ~
(12)マッシュビューティーラボ ~ フレグランスの「セルフリフレクション」を発売 ~
13.コスメモール型ECサイトの現状と展望
〔化粧品購入チャネルとして台頭するコスメモール型ECサイト〕
(1)アイスタイル ~ リアル店舗「@cosme TOKYO」がリアルとECの業績を牽引 ~
(2)アマゾンジャパン ~ 2025年5月に米本社がアイスタイルの筆頭株主に ~
(3)アスクル ~ オリジナルブランド「Bihaco(ビハコ)」を発売 ~
(4)楽天グループ ~ ラグジュアリーブランドとの戦略的提携を強化 ~
(5)ZOZO ~ 2024年度流通額147億円(前期比30%増)、新規ブランドの誘致に注力 ~
第Ⅱ章 製品カテゴリー別の市場動向分析
1.化粧品の製品カテゴリー別市場
(1)製品カテゴリー別市場構成比(2024年度)
〔スキンケア市場が全体の46.3%(前年度比-0.3pt)を占める〕
(2)製品カテゴリー別市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度は引き続きメイクアップとフレグランスが好調〕
(3)製品カテゴリー別市場規模予測(2025~2029年度)
〔全カテゴリー堅調に推移、特にフレグランスとメイクアップの伸びを予測〕
2.スキンケア市場
(1)スキンケアの市場概況
〔成分訴求のフェイスパックや美容液が好調、韓国コスメの存在感が高まる〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(21社)
(3)スキンケアの市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度市場規模は前年度比103.5%の1兆1,950億円〕
(4)スキンケアのメーカーシェア(2024年度)
〔トップシェアは資生堂、上位10社で47.5%を占有〕
(5)スキンケアのメーカーシェア一覧(2022~2024年度、上位15社)
〔資生堂、ロート製薬などのシェアが上昇〕
(6)スキンケアの製品別市場規模(2023~2024年度)
〔2024年度は「パック」「美容液」「クレンジング」「乳液」「化粧水」が市場を牽引〕
(7)スキンケアの市場見通し
〔“コスメシューティカル”“パーソナライズ”“クリーンビューティー”がキーワード〕
(8)スキンケアの市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は1兆2,370億円〕
(9)スキンケアの主要ブランド一覧(31社・72ブランド)
3.メイクアップ市場
(1)メイクアップの市場概況
〔外出機会増加で需要急回復、韓国コスメや中国コスメの台頭で競争激化〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(15社)
(3)メイクアップの市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の市場規模は前年度比109.0%の5,070億円〕
(4)メイクアップのメーカーシェア(2024年度)
〔トップシェアは資生堂、カネボウ化粧品とコーセーが続く〕
(5)メイクアップのメーカーシェア一覧(2022~2024年度、上位15社)
〔アルビン、資生堂どのシェアが上昇〕
(6)メイクアップの製品別市場規模(2023~2024年度)
〔2024年度は「リップクリーム」「おしろい」「ほほ紅」「口紅」が市場を牽引〕
(7)メイクアップの市場見通し
〔アジアコスメの台頭で競争激化、ベースメイクは“スキニフィケーション”がキーワード〕
(8)メイクアップの市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は5,870億円〕
(9)メイクアップの主要ブランド一覧(16社・52ブランド)
4.ヘアケア市場
(1)ヘアケアの市場概況
〔業務用は店販用が好調、家庭用では既存大手ブランドメーカーが反転攻勢を強める〕
■主な新規参入企業・ブランド年表(2006年以降)
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(21社)
(3)ヘアケアの市場規模推移(20120~2024年度)
〔2024年度の市場規模は前年度比102.0%の5,030億円、家庭用/業務用ともに好調〕
(4)ヘアケアのメーカーシェア(2024年度)
〔トップシェアは花王、ホーユーが続く〕
(5)ヘアケアのメーカーシェア一覧(2022~2024年度、上位15社)
〔「I-ne」「ヴィークレア」「花王」のシェアが上昇〕
(6)ヘアケアの製品別市場規模(2023~2024年度)
〔2024年度は「トリートメント」「セットローション」が市場を牽引〕
(7)ヘアケアの市場見通し
〔業務用はホームケア用店販品が増加、一般用は新規参入増加で競争が激化〕
(8)ヘアケアの市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は5,270億円〕
(9)ヘアケアの主要ブランド一覧(24社・67ブランド)
5.フレグランス市場
(1)フレグランスの市場概況
〔ファッション分野のラグジュアリーブランドが続々参入、インバウンド需要も好調〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(17社)
(3)フレグランスの市場規模(2020~2024年度)
〔2024年度は前年度比116.6%の380億円〕
(4)フレグランスのメーカーシェア(2024年度)
〔トップシェアはブルーベル・ジャパン、フィッツコーポレーションが続く〕
(5)フレグランスのメーカーシェア一覧(2022~2024年度、上位8社)
〔ELCジャパンのシェアが上昇〕
(6)フレグランスの市場見通し
〔“機能性”“アルコールフリー”“スキンケア発想”がキーワード〕
(7)フレグランスの市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は460億円〕
(8)フレグランスの主要ブランド一覧(15社・39ブランド)
6.男性用化粧品市場
(1)男性用化粧品の市場概況
〔中高年向けスキンケアの需要が拡大、メイクアップではBBクリームが好調〕
■主な新規参入企業・ブランド年表(2006年以降)
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(29社)
(3)男性用化粧品の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の市場規模は前年度比100.0%の1,330億円〕
(4)男性化粧品のメーカーシェア(2024年度)
〔シェア1位はマンダム、上位5社で56.8%を占有〕
(5)男性用化粧品のメーカーシェア一覧(2022~2024年度、上位15社)
〔サントリーウエルネス、資生堂、マンダム、リップスなどのシェアが上昇〕
(6)男性用化粧品の製品別市場規模(2023~2024年度)
〔2024年度は「男性用スキンケア」が市場を牽引、「男性用ヘアケア」は低迷〕
(7)男性用化粧品の市場見通し
〔通販品流通を中心に新規参入が増加、中高年向けスキンケアは好調を継続〕
(8)男性用化粧品の市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は1,430億円〕
(9)男性用化粧品の主要ブランド一覧(29社・37ブランド)
第Ⅲ章 流通ルート別の市場動向分析
1.化粧品の流通ルート別市場
(1)流通ルート別市場構成比(2024年度)
〔全体の42.0%(前年度比+1.0pt)を一般品流通が占める〕
(2)流通ルート別市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度は「直販品流通」「一般品流通」の伸びが顕著〕
(3)流通ルート別市場規模予測(2025~2029年度)
〔「通販品流通」の成長を予測〕
2.制度品流通
(1)制度品流通の市場概況
〔2023年6月にポーラが新規参入、専門店活性化策として新業態店開発が進む〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(6社)
(3)制度品流通の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の市場規模は前年度比104.2%の3,510億円〕
(4)制度品流通のメーカーシェア(2024年度)
〔大手6社で市場の90.0%を占有〕
(5)制度品流通のメーカーシェアランキング一覧(2022~2024年度、上位6社)
〔資生堂、P&Gプレステージのシェアが上昇〕
(6)制度品流通の市場見通し
〔有力専門店が百貨店ブランドの受け皿に、ポーラに続く新規参入メーカーも〕
(7)制度品流通の市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は3,650億円〕
(8)制度品流通の主要ブランド一覧(7社・16ブランド)
3.一般品流通
(1)一般品流通の市場概況
〔アジアコスメの勢いは継続、通販ブランドメーカーの参入が進展〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(19社)
(3)一般品流通の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の一般品流通の市場規模は前年度比106.5%の1兆830億円〕
(4)一般品流通におけるチャネル別動向
①一般品流通におけるチャネル別市場構成比(2024年度)
〔ドラッグストアが構成比66.2%(前年度比-0.1pt)を占める主要チャネル〕
②ドラッグストア向け化粧品の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度市場規模は前年度比106.4%の7,170億円〕
■参考:株式公開ドラッグチェーン10社の化粧品売上高(2023~2024年度)
〔マツキヨココカラ&カンパニーがトップ、スギホールディングスが前期比113.3%と好調〕
③量販店向け化粧品の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度市場規模は前年度比104.5%2,300億円、イオンは仏「イヴ・ロシェ」強化〕
④CVS向け化粧品の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度市場規模は前年度比107.0%の904億円、限定の韓国コスメが好調〕
(5)一般品流通のメーカーシェア(2024年度)
〔トップシェアは花王、資生堂とコーセーが続く〕
(6)一般品流通のメーカーシェアランキング一覧(2022~2024年度、上位11社)
〔資生堂、クラシエなどのシェアが上昇〕
(7)一般品流通の市場見通し
〔DgSはアジアコスメの導入、量販店やCVSで限定コスメの導入が進む〕
(8)一般品流通の市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は1兆1,490億円〕
(9)一般品流通の主要ブランド一覧(25社・77ブランド)
4.訪販品流通
(1)訪販品流通の市場概況
〔OMO戦略が進展、メンズコスメやフェムケアなどの新規領域開拓が進む〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(16社)
(3)訪販品流通の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の市場規模は前年度比97.6%の2,390億円〕
(4)訪販品流通のメーカーシェア(2024年度)
〔トップシェアはポーラ、ノエビアと日本アムウェイが続く〕
(5)訪販品流通のメーカーシェアランキング一覧(2022~2024年度、上位10社)
〔ノエビア、CPコスメティクス、ナリス化粧品、アシュランのシェアが上昇〕
(6)訪販品流通の市場見通し
〔OMO戦略が定着、市場拡大には販売員・顧客の若返りが必要に〕
(7)訪販品流通の市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は2,420億円〕
(8)訪販品流通の主要ブランド一覧(20社・40ブランド)
5.通販品流通
(1)通販品流通の市場概況
〔男性用ブランドと韓国コスメが好調に推移、Aiロボティクスが急成長〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(19社)
(3)通販品流通の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の市場規模は前年度比101.4%の4,440億円〕
(4)通販品流通のメーカーシェア(2023年度)
〔トップシェアはオルビス、ファンケル(グループ)が僅差の2位〕
(5)通販品流通のメーカーシェアランキング一覧(2022~2024年度、上位20社)
〔オルビス、Aiロボティクスなどのシェアが上昇〕
(6)通販品流通の市場見通し
〔AIによる事業革新が進展、「TikTok Shop」「TEMU」など新チャネルの活用がポイント〕
(7)通販品流通の市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は5,240億円〕
(8)通販品流通の主要ブランド一覧(28社・36ブランド)
6.直販品流通
(1)直販品流通の市場概況
〔ファッション分野のラグジュアリービューティーブランドの参入が活発化〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(11社)
(3)直販品流通の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の市場規模は前年度比107.7%の2,390億円〕
(4)直販品流通のメーカーシェア(2024年度)
〔トップシェアは日本ロレアル、シャネルが続く〕
(5)直販品流通のメーカーシェアランキング一覧(2022~2024年度、上位6社)
〔LVMH、シャネルのシェアが上昇〕
(6)直販品流通製品の市場見通し
〔マルチチャネル化が進展、外資系で自社農園展開や日本発の研究開発が進展〕
(7)直販品流通の市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は2,640億円〕
(8)直販品流通の主要ブランド一覧(10社・24ブランド)
7.理美容(業務用)流通
(1)理美容(業務用)流通の市場概況
〔値上げ効果もあり市場はプラス成長、ブランドメーカー各社は店販化粧品を強化〕
(2)有力ブランドメーカーの取り組み動向(11社)
(3)理美容(業務用)流通の市場規模推移(2020~2024年度)
〔2024年度の市場規模は前年度比102.7%の1,610億円〕
(4)理美容(業務用)流通のメーカーシェア(2023年度)
〔トップシェアはミルボン、タカラベルモントとアリミノが続く〕
(5)理美容(業務用)流通のメーカーシェアランキング一覧(2022~2024年度、上位10社)
〔ミルボン、アリミノなどのシェアが上昇〕
(6)理美容(業務用)流通の市場見通し
〔“Z世代”“スキンケア・メイク”がキーワード、店販品市場への新規参入も活発化〕
(7)理美容(業務用)流通の市場規模予測(2025~2029年度)
〔2029年度の市場規模は1,567億円〕
(8)理美容(業務用)流通の主要ブランド一覧(24社・47ブランド)
第Ⅳ章 有力参入企業のマーケティング戦略〔64社〕
【化粧品ブランドメーカー〔45社〕】
<日本(日系)ブランドメーカー〔34社〕>
□ 株式会社 I-ne
~ 2024年10月、スキンケアブランド「TOUT VERT」を展開するトゥヴェールを買収 ~
□ 株式会社 アイビー化粧品
~ 「レッドパワー セラム」「ホワイトパワー セラム」をトップブランドに育成 ~
□ 株式会社 アルビオン
~ DX戦略とEC戦略により、積極的に顧客の来店促進策を推進していく ~
□ アンファー 株式会社
~ 男性用スキンケア「ディズム」が好調、次代の主要顧客の獲得・育成の取組を推進 ~
□ 株式会社 伊勢半
~ グローバルを意識した商品の開発、展開を進めていく ~
□ Aiロボティクス 株式会社
~ AIとマーケティングを融合させた化粧品のD2Cビジネスで急成長 ~
□ 株式会社 オージオ
~ 「バブバブ ビタレチセラム」発売で、トータルスキンケアのラインナップが完成 ~
□ オッペン化粧品 株式会社
~ 自社一貫生産の安心・安全の商品づくりでトータルビューティを提案 ~
□ オルビス 株式会社
~ 低価格帯シリーズ「オルビス ショットプラス」が好評を受け販路を拡大 ~
□ 花王 株式会社
~ 新ブランド「melt」「THE ANSWER」発売などヘアケア事業変革を推進 ~
□ 株式会社 カネボウ化粧品
~ 「KANEBO」「KATE」は好調を継続、「COFFRET D'OR」「SALA」を終売に ~
□ 川辺 株式会社
~ 「ヴァン クリーフ&アーペル」の常設コーナーを新宿髙島屋にオープン ~
□ クラシエ 株式会社
~ 高機能スキンケア・ヘアケアが好調に推移、需要創出の取組みを強化 ~
□ 株式会社 コーセー
~ 大型新製品「コスメデコルテ ユース パワー エッセンス ローション」で顧客の獲得を狙う ~
□ コスメカンパニー 株式会社
~ 傘下企業から「&Cream」「&PAIR」「WITH BEAUTY」など新ブランドを相次いで投入 ~
□ 株式会社 シーボン
~ 同社初のジェンダーレスサロン『シーボン コンセプトショップ』をオープン ~
□ 株式会社 資生堂
~ 8ブランドの強化に300億円投資することで高収益構造の確立を目指す ~
□ 新日本製薬 株式会社
~ 「PERFECT ONE FOR MEN」「TONOU」両ブランドで男性用化粧品市場に新規参入 ~
□ 株式会社 スタイリングライフ・ホールディングス(BCLカンパニー・(株)CPコスメティクス)
~ BCLカンパニーはブランド育成の取組みが奏功、海外はEU市場の拡販に注力 ~
□ 第一三共ヘルスケア 株式会社
~ 2024年8月、「ミノン アミノモイスト」から薬用シワ改善UVクリームを発売 ~
□ ちふれホールディングス 株式会社
~ 2025年7月、サステナビリティの観点から販売機会を失った化粧品のECを開始 ~
□ 常盤薬品工業 株式会社
~ 主要ブランド「なめらか本舗」「エクセル」「ノブ」を継続的に育成・強化 ~
□ 株式会社 ナリス化粧品
~ 訪販はブランドリニューアル・再構築を推進、OEM・リテールも堅調 ~
□ 株式会社 ノエビア
~ スキンケア商品が売上に貢献、販売力の強化によるお客さま接点の拡大へ ~
□ 株式会社 ハーバー研究所
~ 主力美容液「スクワラン」に経営資源を集中、化粧品の3ステップを提案 ~
□ 株式会社 ハウス オブ ローゼ
~ 「素肌みがき」にフォーカスし、スキンケア販売を更に強化する ~
□ 株式会社 ファンケル
~ 「ブランドマーケティングカンパニー」への変革、顧客に選ばれるブランドに ~
□ フォーデイズ 株式会社
~ 2025年2月、ベーシックスキンケア用「ムーサ イオ final」シリーズを発売 ~
□ プレミアアンチエイジング 株式会社
~ 基礎研究と製品開発一体化の社内ラボを設置、外部機関との共同研究を強化 ~
□ 株式会社 ポーラ
~ 2024年11月、EC購入商品の店舗受け取りサービスを開始 ~
□ 株式会社 マンダム
~ 過去最高の売上・営業利益を目標に、将来の新たな成長ドライバーを探索 ~
□ 株式会社 ヤマサキ
~ コミュニティサイト「La La La Sana」を開設しファンの育成・拡大に注力 ~
□ 株式会社 リップス
~ サロンクオリティのメンズブランド「LIPPS」で急成長 ~
□ ロート製薬 株式会社
~ 国内は増収で堅調を維持、海外は前年に続き大幅な増収増益を達成 ~
<欧米(欧米系)ブランドメーカー〔7社〕>
□ 日本ロレアル 株式会社
~ 「プラダ ビューティ」「3CE」「スキンシューティカルズ」を日本に導入 ~
□ ニュースキン ジャパン 株式会社
~ プレミアムエイジングフェイスケア「ageLoc トゥルー フェイス」シリーズを投入 ~
□ P&Gジャパン 合同会社
~ 2024年4月、「パンテーン」のベーシックラインをフルリニューアル ~
□ P&Gプレステージ 合同会社
~ 百貨店外商顧客向けに肌のお手入れ会を実施して富裕層にアプローチ ~
□ ブルーベル・ジャパン 株式会社
~ コティブランドの契約終了に伴い、新規ブランドの取扱いを順次開始 ~
□ ユニリーバ・ジャパン 株式会社
~ 業績向上を企図して商品パッケージや店頭POP作成にAIを活用 ~
□ ロクシタンジャポン 株式会社
~ データ活用による顧客体験最適化とオムニチャネル戦略を推進 ~
<韓国ブランド(韓国系)メーカー〔4社〕>
□ アモーレパシフィックジャパン 株式会社
~ 日本を注力市場と位置付け、主要流通とのパートナーシップを強化 ~
□ 株式会社 ビタブリッドジャパン
~ 韓国コスメ「ビタブリッドC」を販売、累計販売個数2,000万個を突破 ~
□ 株式会社 フードコスメ
~ 「スキンフード」など韓国コスメの日本代理店として急成長 ~
□ 株式会社 ミシャジャパン
~ 韓国の技術で製品化した日本限定品の開発戦略で日本市場に定着 ~
【理美容(業務用)化粧品メーカー〔3社〕】
□ コタ 株式会社
~ ヘアケアは堅調に推移、スタイリング剤はオイル系の独自処方により好調に推移 ~
□ 日華化学 株式会社
~ 毛髪や頭皮ケアを訴求する新ブランドが好調、デジタル戦略は最適化と運用を推進 ~
□ 株式会社 ミルボン
~ ビューティプラットフォーム構想実現に向け「スマートサロン」「milbon:iD」を推進 ~
【化粧品原材料メーカー・商社〔3社〕】
□ 岩瀬コスファ 株式会社
~ スペシャリティ原料を中心に国内外での供給拡大、3期連続の増収を達成 ~
□ 日本精化 株式会社
~ サステナブル対応の機能性油剤の海外売上比率が急増し業績を大きく牽引 ~
□ 株式会社 マツモト交商
~ サステナビリティや天然由来の原料をはじめ幅広い提案で業績は堅調 ~
【化粧品受託メーカー〔3社〕】
□ 東洋ビューティ 株式会社
~ “ODM 事業の強化”と“OEM 事業の高度化”を推進 ~
□ TOA 株式会社(旧:日本コルマー 株式会社)
~ 生産能力増強へ国内8工場体制を開始、海外は成長戦略を再構築へ ~
□ 株式会社 トキワ
~ 国内は既存取引先に加え新規顧客を開拓、海外は本格的な受託拡大に期待 ~
【化粧品容器メーカー・ディーラー〔3社〕】
□ 共同印刷 株式会社
~ 海外現地法人の生産体制強化 ~
□ 株式会社 グラセル
~ 購買強化や環境対策により大口の容器受注が増加 ~
□ 竹本容器 株式会社
~ 資源循環型を軸に積極的な海外進出、国内はスタンダードボトルのトップを維持 ~
【化粧品卸企業〔3社〕】
□ 株式会社 あらた
~ 専売・優先流通品の拡大により独自性を強化、インストアシェアを拡大 ~
□ 株式会社 大木
~ 戦略商品(専売品)の「Straine」が客単価向上に貢献 ~
□ 株式会社 PALTAC
~ 2025年7月、(株)あらたと西関東エリアで共同配送を開始 ~
【化粧品小売企業〔4社〕】
□ 株式会社 アインホールディングス
~ 公式アプリの新機能として自社決済サービス「AINPay」を導入 ~
□ 株式会社 クリエイトSDホールディングス
~ 2024年12月にはジ アウトレット湘南平塚店を出店し「Cremo」の出店を再開 ~
□ 株式会社 スタイリングライフ・ホールディングス(プラザスタイルカンパニー)
~ 多種多様な店舗とオリジナルな商品開発・OMO戦略による体験価値向上に取組む ~
□ 株式会社 マツキヨココカラ&カンパニー
~ 2025年4月に成分濃度特化のPB「コンクレッド」発売、第一弾はヘアケア ~